井関農機の年収【2024年最新版】(2ページ目)

直近の業績は?面接ではどんな質問が中心にされる?就活前に知っておくべきポイントを一気に解説!


井関農機の社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことです。

またその他の役員の報酬については、社内取締役11名に対して総額1億7200万円で1人あたり1563万円、社内監査役1名に対して1500万円がそれぞれ支給されていました。

このことから、代表取締役社長執行役員の冨安司郎氏の報酬は1563万円以上1億円未満であると推測できます。

最近では2030年までの長期ビジョンとして「『食と農と大地』のソリューションカンパニー」になることを掲げ、近年の農業構造の変化に対応することのできる商品の開発を視野に入れています。

今後も時代の流れに沿いながら事業を展開し成長していくことで収益力も強化されると予想できるため、役員の報酬も今後の業績次第でどんどん増加する可能性があると言えます。

競合他社と井関農機の年収比較

井関農機の競合会社として、クボタ丸山製作所等が挙げられます。

それぞれの年収を比較すると井関農機は581万円、クボタは801万円、丸山製作所は569万円と、現時点ではクボタの年収には及びませんでした。

現在はICTやロボット技術を活用し、超省力化農業や省エネ・低コスト農業の実現のための製品の展開等にも尽力。

国内はもちろん海外における国や地域ごとのニーズにも対応できる製品の開発を目指しているので、今後更なる需要の高まりが見込めます。

旋回作業のハンドル操作を自動アシストする田植え機等も既に販売されており、積極的に事業を運営していることが分かります。

今後も様々な製品を開発していくことにより、少しずつ競合との差を縮めていくでしょう。

井関農機の平均年収が高い理由

井関農機の直近3年間の売り上げ・経常利益の推移を確認すると、売り上げは2017年で929.1億円、2018年で931.2億円、2019年で900.2億円でした。

また経常利益は2017年で21.3億円、2018年で23.6億円、2019年で22.4億円となっています。

売り上げ・経常利益共に2019年に若干下降していますが、経常利益に関しては2017年から2019年にかけて約1.1億円上昇していました。

2020年には展示会の中止や営業活動の自粛等に伴い業績もやや落ち込んでしまったようですが、補修用部品や修理整備等の需要が高まったことや中国・韓国・台湾等に向けた製品の出荷数が伸びたこと等により一定の収益を確保できたと考えられます。

現在は北アメリカ・ヨーロッパ・アジア各国における販売力の強化に尽力。

新型コロナウイルスの収束後を見据え活躍の場を広げようとしているため、その分安定した業績を維持することができ社員にも還元できていると言えます。

井関農機が属する井関グループとは?

井関グループはISEKI アグリや井関松山ファクトリー、ISEKI トータルライフサービス、井関物流等の企業が所属するグループです。

グループ企業では、農業用機械器具・部品・付属品・工具等の卸売り販売、保険代理店業務、厨房機器販売、生活関連商品販売等、様々な事業を展開しています。

井関農機の採用情報

井関農機では現在、新卒採用・キャリア採用がそれぞれ行われています。

各募集要項を詳しく見てみましょう。

新卒採用

新卒採用では現在、技術系・事務系それぞれで募集を行っており、入社後は以下の職種に配属される予定です。

  • 事務系:国内営業、海外営業、その他管理系職種(経理・財務・総務・人事・知財等)
  • 技術系:研究開発(農業機械・エンジン・メカトロニクス等)、デザイン、農業用施設設計、生産技術、生産管理、品質管理、サービスエンジニア、情報システム等

応募する上で学部・学科の制限は特にないようですが、技術系の職種に文系の方も応募できるか定かではありません。

興味がある方は予め採用担当者まで問い合わせてみても良いかもしれません。

各職種の業務内容については、リクナビの募集職種欄にて簡単な説明が記載されています。

「先輩社員」の項目でも各職種で活躍する先輩社員の現在の業務内容や井関農機への入社を決めた理由等について知ることができるので、必ず目を通し、就職活動を行う上での参考にしましょう。

選考は、エントリー→会社説明会→エントリーシートの提出・適性検査の受験→グループワーク ・一次面談→最終面談の順で行われます。

過去に選考を受けた方の口コミを見ると、適性検査では国語・数学・英語等の問題が出題されたとのこと。

数学ではどのような問題が出題されたかの情報は得られませんでしたが、国語では敬語表現の問題が、英語では和訳問題が出たようです。

技術系を受験する方に関しては専門試験も実施されるようなので、きちんと計画を立て勉強を進めるようにしましょう。

キャリア採用

キャリア採用では現在、以下の職種の募集が行われています。

  • 一般管理:経理・財務職、情報システム・社内SE職
  • 開発・製造:開発・設計職、制御設計・ICTアプリケーション開発職
  • 海外営業:トラクタ・作業機担当

どの職種においても応募する上で実務経験が必須となります。

即戦力が求められていると考えられるため、選考の際にはこれまでに自身が培ってきたスキルや経験をきちんとアピールするようにしましょう。

またほとんどの職種で英語に対して抵抗のない方を求めているとされており、将来的には全国・海外転勤が発生する可能性もあるとのこと。

業務上で英語を使うことや海外での勤務に対して抵抗がないかを考えた上で応募し、その旨も選考の際にきちんと伝えておくと良いかもしれません。

これまでに海外で勤務した経験がある方や語学に長けている方は、それらの経験やスキルを活かして井関農機でどう活躍したいか話すようにしましょう。

応募は各募集要項最下部のエントリー欄から応募することができます。

エントリーフォームでは自身の基本情報やこれまでの勤務先について入力する必要もあるため、過去から現在までの職務経験等も簡単に見直しておきましょう。

井関農機で求められる人材像

井関農機が求める人材像として、リクナビには以下のように記載されていました。

  • 積極性があり、何事にも前向きにチャレンジする人材
  • 問題意識が旺盛で行動力のある人材
  • 現状に甘んじることなく、より高みへ成長し続ける人材
  • 専門性を持ちながらも、幅広い視野を持っている人材

上記のことから井関農機では選考を通して、挑戦心・向上心・自主性・プロ意識等があり広い視野を持って物事に取り組むことのできる人材かどうかを見極めていると考えられます。

選考の際には「入社後の目標について、またどのように井関農機に貢献したいか」「現在在籍している大学や専攻を選択した理由について、またどのような専門性が身についたか」「現在興味を持って取り組んでいることについて」等の話に基づき、自身の強みや熱意をアピールするようにしましょう。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

SNSシェア用テキスト

表示準備中