栗田工業の年収【2020年最新版】

年収が高い理由とは?業績が好調な秘密とは?求められる人材像を徹底紹介!


栗田工業の平均年収は、2020年で前期に比べて上昇傾向の883.6万円でした。機械業界内では4位の平均年収です。栗田工業は水処理装置や水処理薬品などの開発を行っている企業です。業績が安定しており、過去にリストラがありません。人材育成の制度が整っており、役職に就いてからも研修があります。年功序列の給与制度となっており、40代で年収900万円~1000万円に届く人が多いようです。平均勤続年数は16.9年となっています。

栗田工業の平均年収概要

平均年収: 883.6万円 上昇傾向
平均年齢
42.4歳
平均勤続年数
16.9年
従業員数
1,549人

栗田工業の平均年収推移

平均年収推移(栗田工業と上場企業平均)

栗田工業の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると19.6万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は872.1万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

栗田工業の平均年収推移(2015年〜2019年)

栗田工業の平均年収 年収
2019年 884万円
2018年 864万円
2017年 886万円
2016年 874万円
2015年 853万円
栗田工業の年収例をチェック

業界内やエリア内での栗田工業のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
200位
3737社
全国の上場企業の平均年収より271.1万円高い

全国の平均年収より451.4万円高い
栗田工業の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
883.6万 612.5万 432.2万

栗田工業の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると271.1万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると451.4万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中200位と高い順位となります。

機械業界内での比較

業界内順位
4位
231社
機械業界の平均年収より251.6万円高い
栗田工業の平均年収 機械業界の平均年収
883.6万 632.0万

栗田工業が属する機械業界の上場企業の平均年収は632.0万円です。 そのため、栗田工業の年収は業界平均と比べて251.6万円高く、業界内順位を見ると231社中4位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
153位
1979社
東京都の平均年収より236.4万円高い
栗田工業の平均年収 東京都の平均年収
883.6万 647.2万

栗田工業の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、栗田工業の年収はエリア平均と比べて236.4万円高く、エリア内順位を見ると1979社中153位と高い順位となります。

栗田工業ではボーナスはどれくらい貰える?

栗田工業では7月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。

平均支給額は約125万円〜285万円、男女間の差は最大で約75万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

基本的には年功序列型の企業なため、入社当初は年収が低いと感じますが、30歳代を過ぎると徐々に年収は上がっていきます。

栗田工業の職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約500万円〜900万円、技術職は約470万円〜885万円、総合職は約750万円〜1265万円となっています。

残業が多いとの声も聞かれますが、その分残業代はしっかりと支給されるため、住宅手当や家族手当などを含めると家族を養うには充分な年収を得ることができます。

学歴別の初任給は2019年度の実績によると、博士了263,800円、修士了235,000円、学部卒214,000円、高専卒190,000円となっており、他の企業と比較しても平均よりやや高い設定です。

栗田工業では出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約930万円〜995万円、課長は約1195万円〜1310万円、部長は約1340万円〜1630万円となっています。

課長以上の管理職に就くことで年収1000万円超えが実現します。

年功序列型のため、長く勤務することが前提条件としても、昇級試験などには積極的に挑戦すべきと言えるでしょう。

栗田工業の社長や役員の年収

代表取締役社長の門田 道也氏の年収は約1億1200万円、その他の取締役の平均年収は約5400万円、監査役は約3400万円となっています。

同企業と比較しても役員の年収は決して高過ぎず、平均的な金額と言えるでしょう。

競合他社と栗田工業の年収比較

栗田工業の競合他社というと、オルガノ野村マイクロ・サイエンスなどが挙げられます。

最新の有価証券報告書によれば、オルガノの平均年収は約735.6万円、野村マイクロ・サイエンスの平均年収は約616万円となっています。

栗田工業の平均年収は約883.6万円ですので、同じ業界の中でも高い年収であることが分かります。

栗田工業の平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、業態の進化が影響しています。

「超純水」の製造システムを販売していた水処理装置事業を「超純水」自体を販売するサービスへと転身することで、設備投資や人件費の削減に繋がり、また顧客との長期契約を結ぶ新たな収益モデルを作り上げました。

このサービス事業が全体の約80%を占めることで、今までシステムを販売していた頃の初期投資が必要なくなり、有利子負債をゼロにすることに成功。

ハードを販売する形態からサービスを売る形態に変化させることで、売上高や全体の収益アップに繋がり、平均年収を引き上げていると考えられます。

栗田工業の事業内容

栗田工業は、機械業界に属する日本の大手企業です。

主な事業

水処理装置事業

半導体やテレビの液晶パネルなどを製造する際に欠かせない「超純水」や注射液・目薬・飲料などに使用される「製造用水」の製造から、工場から排出される産業排水の処理、更に処理した水の再利用まで、幅広い分野で水資源の有効活用に努めています。

水処理薬品事業

工場やオフィスビル・商業施設などで様々な設備の動力源に使用される冷却水のトラブルを未然に防ぐための「ボイラ水処理薬品」「冷却水処理薬品」、工場などから排出される産業排水が環境に影響を与えないようにする「排水処理薬品」、石油・鉄銅・紙パルプなどの製造プロセスにおいて生産効率・製品品質の向上のために使用される「製造プロセス用処理薬品」を製造しています。

土壌・地下水浄化事業

土壌や地下水の汚染が問題となっている工場跡地などで、長年培った水処理技術を活かし、汚染された土壌や地下水の調査・洗浄までを一貫して請け負っています。

約20年の歴史の中で、4000件以上の実績を持ちます。

その他の事業

食品工場の排水には酸素を好む微生物(好気処理)と好まない微生物(嫌気処理)が存在しており、栗田工業ではメリットの少ない嫌気処理に注目し、嫌気性生物処理装置「バイオセーバーTK」を開発。

今後の様々な排水処理への適用化を進めています。

また、国際宇宙ステーションで飲用できるレベルまで水を浄化する「水再生システム」を開発。

水が存在しない宇宙空間で飲み水を安定供給するため、実用化を目指しています。

栗田工業の歴史

栗田工業の歴史についてご紹介します。

  • 1949年:水処理薬品事業(ボイラ薬品)により創業
  • 1959年:化学洗浄部門を分離し、(株)鈴木商会を設立
  • 1975年:水処理施設・装置の運転管理会社として栗田水処理管理(株)(現:クリタス)を設立
  • 1989年:欧州における水処理薬品の製造・販売拠点としてクリタ・ヨーロッパGmbHをドイツに設立
  • 1997年:栗田テクニカルサービス(株)を合併
  • 2003年:グループ各社の分析部門を統合し、クリタ分析センター(株)を設立
  • 2009年:水処理薬品の製造新会社としてクリタ・ケミカル製造(株)を設立
  • 2017年:米国の水処理薬品の製造・販売会社であるフレモント・インダストリーズ, LLCを買収
  • 2018年:米国ベンチャー企業 フラクタ, Inc.の株式を取得し、子会社化
  • 2019年:米国の水処理薬品・装置の製造・販売会社である U.S. ウォーターサービス, Inc.を買収

栗田工業が属するクリタグループとは?

クリタグループとは、栗田工業が中心核となるグループ企業のことです。

所属企業には、化学洗浄・プラント設備洗浄を行う三善工業、液晶・半導体等の生産設備治具の精密洗浄業務を行う日本ファイン、水処理薬品を販売するクリタ・ビーエムエスなどがあります。

栗田工業の採用情報

栗田工業では、新卒採用、キャリア採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、プラント技術営業・薬品技術営業・土壌浄化技術営業・メンテナンス営業・プラント技術開発・薬品技術開発・土壌浄化技術開発・機械・電気制御の計画設計・生産設計・施工管理・研究開発にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京の中野および全国各地の支社・支店・営業所・開発センター・エンジニアセンターのいずれかになります。

選考方法は、エントリー→エントリーシート提出・適性検査受検→面接(3回)→内々定です。

キャリア採用

キャリア採用では、プラント技術営業・薬品技術営業・土壌浄化技術営業・メンテナンス営業・プラント技術開発・薬品技術開発・土壌浄化技術開発・機械・電気制御の計画設計・生産設計・施工管理・研究開発にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京の中野および全国各地の支社・支店・営業所・開発センター・エンジニアセンターのいずれかになります。

選考方法は、エントリー→エントリーシート提出→面接(3回)→内々定です。

栗田工業で求められる人材像

栗田工業では、求める人材像について以下のように語っています。

  • 専門性を高め、ものづくりにこだわる人
  • 自分に枠を設けず、可能性を広げてゆける人
  • 人にしてもらうのではなく、進む道を自ら切り開く人

水は人が生きていく上で欠かせない物であり、今後も技術的・営業的にグローバル化が加速します。

日本国内はもちろん海外でも安心して販売できるよう、長年培ってきた高い水処理技術を世界に広げていくためには、使命感と責任感を持って仕事に向かう姿勢が大切です。

常に勉強が必要な業界ですが、「挑戦」する姿勢を忘れずに、会社と共に世界を舞台に勝負してくれるたくましい人材を求めています。

栗田工業に就職、転職するためには?

栗田工業の面接は、非常に和やかな雰囲気の中で行われます。

質問内容としては、「志望動機」「企業研究について」「栗田工業に就職したい理由は何か」など、一般的なものが目立ちます。

栗田企業において、他社にない「強み」は何かを把握しておくため、他企業との比較・企業研究について学んでおきましょう。

中でもしっかり予習しておきたいのは、「自分の強みを生かして成功したことは何か」「ストレス発散方法は何か」「社会人になっても大切にして生きたいことは何か」「1年間で成長できたと感じたことは何か」「自分のスキルを栗田工業でどう活かすか」など、自身についての質問です。

自分のスキルや過去の経験を明確にし、入社後にどう活かしていくのか、キャリアプランを伝わりやすいようにまとめておきましょう。

栗田工業の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(栗田工業と上場企業平均)

栗田工業 上場企業平均
2019年 1,549人 1,035人
2018年 1,516人 1,071人
2017年 1,536人 1,042人
2016年 1,528人 1,055人
2015年 1,527人 1,055人

栗田工業の従業員数は2019年で1,549人と、1年前と比べて33人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に栗田工業と同じ機械業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,054人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(栗田工業と上場企業平均)

栗田工業 上場企業平均
2019年 42.4歳 41歳
2018年 42.2歳 41歳
2017年 42.2歳 40歳
2016年 41.7歳 40歳
2015年 41.2歳 40歳

栗田工業の平均年齢は2019年で42.4歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ機械業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(栗田工業と上場企業平均)

栗田工業 上場企業平均
2019年 16.9年 12年
2018年 17.1年 13年
2017年 17.0年 13年
2016年 16.7年 13年
2015年 16.1年 13年

栗田工業の平均勤続年数は2019年で16.9年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ機械業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.1年のため、業界内で見ても長い水準となります。

栗田工業の業績推移

栗田工業が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 1315.6億円 168.3億円
2018年3月期 1287.0億円 162.1億円
2017年3月期 1195.6億円 164.1億円
2016年3月期 1195.1億円 187.7億円
2015年3月期 1195.7億円 171.5億円

まず、栗田工業と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、栗田工業が1315.6億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。栗田工業の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、栗田工業が2.2%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

栗田工業 上場企業平均
2019年3月期 8493万円 1.1億
2018年3月期 8489万円 9064万
2017年3月期 7784万円 9022万
2016年3月期 7821万円 9416万
2015年3月期 7830万円 9870万

次に、栗田工業と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、栗田工業は8493万円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

栗田工業 上場企業平均
2019年3月期 1087万円 788万
2018年3月期 1069万円 731万
2017年3月期 1068万円 741万
2016年3月期 1228万円 672万
2015年3月期 1123万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、栗田工業は1087万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため栗田工業は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
栗田工業株式会社
設立年月日
1949年7月13日
所在地
東京都中野区中野4−10−1
エリア
東京 
公式サイト
業界・業種
機械 
代表者名
門田 道也
上場市場
東証1部
上場年月日
1961年10月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年6月25日

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