日本製紙の年収【2020年最新版】

洋紙の国内シェアNo.1!国内外で活躍するリーディングカンパニー!就活前に知っておきたい求める人材像とは?


日本製紙の平均年収は、2020年で前期に比べて下降傾向の664.9万円でした。パルプ・紙業界内では5位の平均年収です。日本製紙は三井グループと芙蓉グループに属する製紙企業です。歴史のある企業で、堅実で温厚な社風を持ちます。部門によって異なりますが、休みがとりやすく、ライフワークバランスは整っています。工場は清潔感があり、機材も充実しているため、働きやすい環境です。

日本製紙の平均年収概要

平均年収: 664.9万円 下降傾向
平均年齢
42.6歳
平均勤続年数
20.8年
従業員数
5,671人

日本製紙の平均年収推移

平均年収推移(日本製紙と上場企業平均)

日本製紙の平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると3.2万円減少しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は677.2万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

日本製紙の平均年収推移(2015年〜2019年)

日本製紙の平均年収 年収
2019年 665万円
2018年 668万円
2017年 684万円
2016年 688万円
2015年 681万円

業界内やエリア内での日本製紙のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
1158位
3737社
全国の上場企業の平均年収より52.4万円高い

全国の平均年収より232.7万円高い
日本製紙の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
664.9万 612.5万 432.2万

日本製紙の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると52.4万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると232.7万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1158位と高い順位となります。

パルプ・紙業界内での比較

業界内順位
5位
26社
パルプ・紙業界の平均年収より95.8万円高い
日本製紙の平均年収 パルプ・紙業界の平均年収
664.9万 569.1万

日本製紙が属するパルプ・紙業界の上場企業の平均年収は569.1万円です。 そのため、日本製紙の年収は業界平均と比べて95.8万円高く、業界内順位を見ると26社中5位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
748位
1979社
東京都の平均年収より17.7万円高い
日本製紙の平均年収 東京都の平均年収
664.9万 647.2万

日本製紙の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、日本製紙の年収はエリア平均と比べて17.7万円高く、エリア内順位を見ると1979社中748位と高い順位となります。

日本製紙ではボーナスはどれくらい貰える?

日本製紙では、6月と12月の年2回、年間約2.5ヶ月~6ヶ月分のボーナスが支給され、平均支給額は約100万円~217万円です。

同業他社と比較してもボーナスの支給額が高いと感じている社員が多く、満足度も高いです。

日本製紙の職種別の年収

日本製紙の年収を職種別に見ていきましょう。

一般職:約400万円~700万円

技術職:約450万円~690万円

総合職:約630万円~980万円

また、学歴別の給与例は以下の通りです。

修士了:238,000円

学部卒:220,000円

高専卒:204,000円

上記は総合職の本社勤務者の給与例となります。

年に一度約1万円程昇給するため、長く勤めるほど年収も高くなっていきます。

日本製紙では出世するとどれくらいの年収が貰える?

日本製紙で出世した場合の年収は以下の通りとなっています。

係長クラス:約730万円~790万円

課長クラス:約900万円~980万円

部長クラス:約1120万円~1230万円

部長クラスに昇進することで一気に年収アップが狙えます。

年功序列制のため、長く勤めることで課長クラスまでスムーズに昇進できるとのことです。

地道に業務に取り組むことで出世できるでしょう。

日本製紙の社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書によると、報酬が1億円を超える役員は存在しませんでした。

その他の役員の報酬については、社内取締役8名に対して総額3億5000万円で1人あたり4375万円、社内監査役3名に対して総額4200万円で1人あたり1400万円が支給されていました。

このことから、取締役会長の馬城文雄氏らの報酬は4375万円以上1億円未満であることが分かります。

新たな製品の開発や既存品の改良にも積極的であることから、今後役員の報酬も1億円を超えてくるでしょう。

競合他社と日本製紙の年収比較

日本製紙の競合として、大王製紙レンゴーが挙げられます。

競合の年収を見てみると、大王製紙は608万円、レンゴーは717万円でした。

日本製紙は665万円なので、レンゴーよりも約52万円程低いですが、大王製紙よりも約57万円程高いことが分かりました。

レンゴーにはやや届きませんでしたが、再生可能エネルギーが注目されておりエネルギー事業の拡大にも乗り出していることから、今後年収が更に伸びていくと予想できます。

日本製紙の平均年収が高い理由

日本製紙の年収の高さの要因の一つとして、製品の需要の高さが挙げられます。

売り上げを見てみると、2017年では6084.8億円、2018年では6117.4億円、2019年では6104.4億円となっています。

2019年度にやや下降してしまいましたが、収納スペースを軽減できる長尺トイレットロールやキッチンタオルの販売数が伸びており、事業は順調。

そのため、社員の年収が上がり平均年収も高くなっていると言えるでしょう。

今後医療用品のニーズがどんどん高まっていくことが予想できるため、平均年収は更に上昇するでしょう。

日本製紙の事業内容

主な事業

日本製紙では、主に紙事業、紙パック事業、ケミカル事業を手掛けています。

それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。

紙事業

紙事業では、新聞用紙や印刷用紙、洋紙、家庭紙、包装用紙、段ボール原紙、機能性特殊紙等を扱います。

製品は新聞紙やティシュー、業務用品、クラフト紙、ライナー、中芯等に加工されています。

洋紙は国内シェアNo.1となっており、紙事業の中でも主力製品であると言えるでしょう。

紙パック事業

紙パック事業では、主にエヌピーパック、エヌピーパックプラスアール等の液体用紙容器を製造しています。

製品は全て良質なパルプから製造されているため、衛生的で軽量、リサイクル可能等様々な特徴を持ちます。

日本製紙では製造から回収、リサイクルまで行い、再資源化したものでトイレットペーパーやキッチンペーパー、板紙等を製造し活用しています。

ケミカル事業

ケミカル事業では、溶解パルプや機能性化成品、機能性コーティング樹脂等を手掛けます。

これらの製品はレーヨン・セロファンの原料や食品、健康食品、化粧品等にも使用されており、あらゆる場面で活躍しています。

今後は自動車塗料やフィルムインキに使われる機能性コーティング剤等のニーズが高まると予想されているため、国内外での量産・拡販を目指します。

その他の事業

その他にも、日本製紙はエネルギー事業やアグリ事業等も手掛けています。

エネルギー事業では、日本製紙で発電した電力を使い生産活動を行い、残余分を電力会社に販売しています。

今後は木質バイオマスを利用した電力供給の拡大、太陽光発電の導入等を推進し、新しいエネルギーの開発にも努める予定です。

また、アグリ事業では苗木の増殖や販売を中心に行います。

これまでに育成が困難とされるユーカリや園芸用植物、果樹等100種類以上もの植物の発根に成功し、今では市場ニーズの高い植物の苗木も販売しています。

日本製紙の歴史

ここで、日本製紙のこれまでの歴史を見てみましょう。

1938 大昭和製紙が設立される

1949 旧王子製紙が3分割され十條製紙が設立される

1993 十條製紙と山陽国策パルプが合併し日本製紙が発足される

2003 日本製紙、大昭和製紙、日本紙共販が合併し日本製紙として事業を始める

2012 日本製紙、日本大昭和板紙、日本紙パック、日本製紙ケミカルの4社がグループ内で合併し、日本製紙となる

日本製紙が属する日本製紙グループとは?

日本製紙グループは、日本製紙や日本製紙パピリア、新東海製紙、日本紙通商等、約160社が所属するグループです。

グループ企業でも紙製品の製造販売を行っている他、貨物運送事業や倉庫業、不動産売買等も手掛けています。

日本製紙の採用情報

日本製紙では、現在新卒採用を行っています。

募集職種や選考フロー等について見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用では現在以下の職種で募集を行っています。

事務林材系:営業、生産計画、原材料調達(資材・古紙・木材調達、海外植林)、経理・財務、総務、人事、情報システム、経営企画等

研究生産系:研究開発、技術開発・品質管理、生産技術等

機械系:プラントエンジニアリング、生産技術、エネルギー管理等

電気電子系:電気・制御設備エンジニアリング、エネルギー管理等

また、それぞれの職種に対する募集学科は以下の通りです。

事務林材系:法律、政治、経済、経営、商学、社会学、国際関係、語学、文学、林学・森林科学等、学部・学科不問

研究生産系:化学、応用化学、地球科学、物理、林学・森林科学、農学、材料、化学工学、生物・生物資源・バイオ、薬学等

機械系:機械、精密機械、制御、金属、化学工学等

電気電子系:電気、電子、制御、計測、情報工学等

選考フローは事務木材系・研究生産系、機械系・電気電子系とでやや異なります。

それぞれの選考フローを見てみましょう。

事務木材系・研究生産系:エントリー→会社説明会→エントリーシート、適性検査、履修履歴による書類選考→面接(複数回)

機械系・電気電子系:エントリー→工場見学会、会社説明会→エントリーシート、適性検査、履修履歴による書類選考→面接(複数回)

適性検査はWEBにて行われ、内容はSPIテストの対策をしていれば対応できる内容となっているようです。

SPIの対策本等を用いて事前にしっかり対策しておくようにしましょう。

中途採用

現時点では公式ホームページでは中途採用の募集はありませんでしたが、転職サイトや求人サイトでは製造業や設備スタッフ、技術スタッフ、メンテナンススタッフ等の職種の募集が若干数ありました。

職種ごとに実務経験や職種に関する資格等が求められる他、約18歳~30歳まで等年齢制限が設けられているものもあります。

日本製紙への転職を希望する方はスキルを磨きつつ求人情報をまめにチェックし、求人があった場合は年齢等も確認の上なるべく早く応募するようにしましょう。

日本製紙で求められる人材像

日本製紙では、採用コンセプトとして「未来を拓く人」を掲げており、採用する上で求める力は以下の四つであるとしています。

  • 新しいことに挑戦し続ける力
  • 公正に判断し実行できる力
  • 周囲を巻き込むチームワーク力
  • 困難を乗り越えられる強い精神力

「人々の豊かな暮らしと文化の発展に貢献する」ということを日本製紙のグループ理念としていることからも、日本製紙では人々の暮らしのために周囲と共にあらゆることに挑戦し、困難であっても挑み続ける粘り強さのある人材を求めていると考えられます。

日本製紙に就職、転職するためには?

日本製紙の面接では、一人一人に真摯に向き合いしっかり話を聞いてもらえるという口コミが多く見られました。

緊張して上手く説明することが難しかったとしても、落ち着いてゆっくり話すことができるでしょう。

過去の面接での質問内容も併せて見てみましょう。

  • 苦手なタイプの人が上司だった場合どうするか
  • どんな製品を作りたいか、その製品はどのように製造し販売するか
  • 後輩社員をマネジメントする中で心がけてきたことは何か
  • 遺伝子組み換えについてどう思うか
  • 他社の選考状況及び日本製紙の志望度合いについて

受験者のパーソナリティや考え方の他に、入社後どのように活躍できそうか見られることが分かります。

学生時代のことやアルバイト経験から得たこと等はもちろん、自身がどのように日本製紙で働き貢献していきたいかを伝えることが大切と言えるでしょう。

日本製紙の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(日本製紙と上場企業平均)

日本製紙 上場企業平均
2019年 5,671人 1,035人
2018年 4,934人 1,071人
2017年 4,999人 1,042人
2016年 5,036人 1,055人
2015年 4,956人 1,055人

日本製紙の従業員数は2019年で5,671人と、1年前と比べて737人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に日本製紙と同じパルプ・紙業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が933人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(日本製紙と上場企業平均)

日本製紙 上場企業平均
2019年 42.6歳 41歳
2018年 42.4歳 41歳
2017年 42.2歳 40歳
2016年 42.1歳 40歳
2015年 42.2歳 40歳

日本製紙の平均年齢は2019年で42.6歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じパルプ・紙業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(日本製紙と上場企業平均)

日本製紙 上場企業平均
2019年 20.8年 12年
2018年 21.4年 13年
2017年 21.3年 13年
2016年 21.2年 13年
2015年 21.2年 13年

日本製紙の平均勤続年数は2019年で20.8年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じパルプ・紙業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が16.7年のため、業界内で見ても長い水準となります。

日本製紙の業績推移

日本製紙が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 6104.4億円 -17.6億円
2018年3月期 6117.4億円 307.9億円
2017年3月期 6084.8億円 93.2億円
2016年3月期 6384.8億円 529.1億円
2015年3月期 6432.2億円 221.0億円

まず、日本製紙と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、日本製紙が6104.4億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。日本製紙の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、日本製紙が0.2%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

日本製紙 上場企業平均
2019年3月期 1.1億円 1.1億
2018年3月期 1.2億円 9064万
2017年3月期 1.2億円 9022万
2016年3月期 1.3億円 9416万
2015年3月期 1.3億円 9870万

次に、日本製紙と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、日本製紙は1.1億円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

日本製紙 上場企業平均
2019年3月期 -31万円 788万
2018年3月期 624万円 731万
2017年3月期 186万円 741万
2016年3月期 1051万円 672万
2015年3月期 446万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、日本製紙は-31万円、上場企業平均が788万円となっています。

企業データ

会社名
日本製紙株式会社
設立年月日
1949年8月1日
所在地
東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ
エリア
東京 
業界・業種
代表者名
野沢 徹
上場市場
東証1部
上場年月日
2013年4月1日

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年7月3日

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