川崎汽船の年収【2020年最新版】

創業100年以上!自動車輸送の先駆者って本当?求められる人材についても徹底的に解説!


川崎汽船の平均年収

川崎汽船の平均年収は、2020年で前期に比べて上昇傾向の831.7万円です。海運業界内では6 位の平均年収でした。川崎汽船は創業100年となる大手海運業者です。少数精鋭で社員同士の仲が良く、穏やかな社風を持っています。世界経済を担う仕事であり、若手の内から裁量の大きな仕事を任せられるため、やりがいを持って仕事に臨めます。ワークライフバランスは部門にもよりますが、土日は休めるためプライベートの調整はしやすいです。

川崎汽船の平均年収概要

平均年収: 831.7万円 上昇傾向
平均年齢
38.2歳
平均勤続年数
13.6年
従業員数
756人

川崎汽船の平均年収推移

平均年収推移(川崎汽船と上場企業平均)

川崎汽船の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると59.6万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は851.8万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

川崎汽船の平均年収推移(2015年〜2019年)

川崎汽船の平均年収 年収
2019年 832万円
2018年 772万円
2017年 857万円
2016年 920万円
2015年 878万円

業界内やエリア内での川崎汽船のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
300位
3737社
全国の上場企業の平均年収より219.2万円高い

全国の平均年収より399.5万円高い
川崎汽船の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
831.7万 612.5万 432.2万

川崎汽船の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると219.2万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると399.5万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中300位と高い順位となります。

海運業界内での比較

業界内順位
6位
13社
海運業界の平均年収より21.8万円高い
川崎汽船の平均年収 海運業界の平均年収
831.7万 809.9万

川崎汽船が属する海運業界の上場企業の平均年収は809.9万円です。 そのため、川崎汽船の年収は業界平均と比べて21.8万円高く、業界内順位を見ると13社中6位と平均的な順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
229位
1979社
東京都の平均年収より184.5万円高い
川崎汽船の平均年収 東京都の平均年収
831.7万 647.2万

川崎汽船の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、川崎汽船の年収はエリア平均と比べて184.5万円高く、エリア内順位を見ると1979社中229位と高い順位となります。

川崎汽船ではボーナスはどれくらい貰える?

川崎汽船では職種によってボーナスの支給回数及び支給月が異なり、それぞれ以下の通りとなります。

陸上総合職:年2回(7月、12月)

海上職 (船員教育機関学生、自社養成コース):年4回(6月、7月、11月、12月)

平均支給額は約110万円~260万円となっています。

業績によって多少変動するので、業績が良かった場合には支給額も高くなります。

川崎汽船の職種別の年収

川崎汽船の年収を職種別に見てみましょう。

一般職:約450万円~880万円

技術職:約500万円~860万円

総合職:約750万円~1225万円

川崎汽船の平均年収は832万円なので、どの職種も平均以上の年収を得ることが可能です。

総合職では年収1000万円を超えることも可能なので、しっかり稼ぎたい方にはぴったりです。

川崎汽船では出世するとどれくらいの年収が貰える?

川崎汽船で役職に就いた場合の年収は以下の通りです。

係長クラス:約905万円~1020万円

課長クラス:約1160万円~1345万円

部長クラス:約1305万円~1720万円

女性管理職を増やすため環境を整えている点から、性別に関係なく出世できると言えます。

川崎汽船の社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書では、代表取締役社長の明珍幸一氏の報酬については言及されていませんでした。

その他の役員の報酬については、社内取締役8名に対して総額2億8000万円で1人あたり約3500万円、社内監査役3名に対して総額5900万円で1人あたり約1966万円支給されています。

このことから、明珍幸一氏の報酬は約3500万円以上1億円未満であると推定することができます。

新たにエネルギー資源開発事業も手掛けつつあるので、役員の報酬も徐々に上昇していくと予想できます。

競合他社と川崎汽船の年収比較

川崎汽船の競合として、商船三井日本郵船が挙げられます。

それぞれの年収を見ていくと、川崎汽船は832万円、商船三井は986万円、日本郵船は958万円でした。

現段階では商船三井よりも約154万円、日本郵船よりも約126万円程低いことが分かりました。

とは言え、川崎汽船ではあらゆる事業を手掛けていることから、今後の年収の伸びしろに充分期待できます。

川崎汽船の平均年収が高い理由

川崎汽船の年収の高さの理由として、状況に合わせて経営プランを立てていることが挙げられます。

航路の変更や運航費の削減、新たな収益源の確保等、臨機応変に立ち回ることで収益を確保していることが分かります。

そのため、社員の年収も高額となっていると言えるでしょう。

川崎汽船の事業内容

主な事業

川崎汽船では、ドライバルク船事業、自動車船事業、油槽船事業等様々な事業を手掛けます。

それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。

ドライバルク船事業

ドライバルク船事業では、鉄鉱石・石炭・穀物をはじめとし、ウッドチップ・原木等の林産資源、原塩・ニッケル鉱・アルミナ等の資源・工業原料を輸送しています。

資源輸送のニーズは年々上昇しており、それに合わせてあらゆる船体を保有。

近年ではバイオマス燃料輸送にも対応する等、扱う貨物の幅を広げています。

自動車船事業

自動車船事業では、完成車の輸送サービスを提供しており、1970年代に日本で初めて完成車輸送サービスを開始してから常に輸送品質の向上に努めてきました。

一般車両はもちろんのこと、バスやトラック、重建機、ボート等の輸送にも対応できるように、船隊には車両の高さに合わせて調整可能なデッキを備えています。

現在では新たな取り組みとして臨港地区や工場等近隣での完成車物流サービスを展開しており、キャリアカー輸送やモータープールでの一時保管も行っています。

油槽船事業

油槽船事業では、原油や石油製品、LPG等石油関連の輸送を行います。

製品の生産地・精製地等を考慮し最も最適な航路で製品を輸送しています。

その他の事業

川崎汽船は、上記の他にもエネルギー資源開発事業を手掛けます。

エネルギー資源開発事業では海上油田やガス田の生産掘削設備へ物資を輸送するための「オフショア支援船」や、原油・ガスの生産、貯蔵、積み出し、陸上への輸送等を担う設備「FPSO」等のサービスを展開し、新たなビジネスとして取り組んでいます。

川崎汽船の歴史

ここで、川崎汽船の歴史を見てみましょう。

1919 川崎汽船が設立される

1921 ケイラインが誕生する

1960 鉄鉱石船 「富久川丸」を建造する

1968 コンテナ船のサービスを始める、自動車専用船隊の整備が始まる

1970 日本初の自動車専用船「第十とよた丸」が完成する

1983 日本初のLNG船「尾州丸」が完成する

2016 次世代環境対応自動車運搬船「Drive Green Highway」が完成し、「Ship of the year 2016」にて大賞を受賞する

2019 創立100周年を迎える

川崎汽船が属するケイライングループとは?

ケイライングループは、ケイラインロジスティックスやダイトーコーポレーション等が属するグループです。

グループ企業でもフォワーディングや通関等を中心に物流サービスを手掛けています。

川崎汽船の採用情報

川崎汽船では現在新卒採用及びキャリア採用を行っています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用では、陸上総合職、海上職の船員教育機関学生または自社養成コースの募集を行っています。

陸上総合職、海上職の船員教育機関学生に関しては募集職種はそれぞれ以下の通りです。

陸上総合職:航路運営、運航管理、集荷営業、港湾管理、企画、法務保険、経理財務、造船計画等

海上職(船員教育機関学生):海上職員(航海士、機関士)

陸上総合職では特に資格等は求められませんが、海上職(船員教育機関学生)では、以下について求められます。

  • 三級海技士取得のための学部・学科、大学院、高専専攻科等の船員教育機関に在学中で、2021年3月または9月に卒業見込みの方
  • 船員法に定める健康検査に適合する方
  • 2021年9月末までに第三級海上無線通信士資格の所持が望ましい

必須ではないとされていますが、第三級海上無線通信士資格を保有していることでアピールすることができるでしょう。

また、給与はそれぞれ以下の通りです。

陸上総合職:214,300円

海上職(船員教育機関学生):235,300円

海上職(自社養成コース):180,000円(養成期間中)

海上職(自社養成コース)は養成期間中は上記の給与額となりますが、養成期間が終了した際には上昇すると推定できます。

選考フローはそれぞれ次の通りです。

陸上総合職:エントリー→会社説明会→エントリーシートの提出→グループディスカッション、面接(複数回)

海上職(船員教育機関学生及び自社養成コース):エントリー→会社説明会→エントリーシートの提出→面接(複数回)

陸上総合職のグループディスカッションではこれまでに「新しいホームセンターを出す場合どの町に建設するか」等が出題されています。

グループディスカッションの対策本を活用し、しっかり備えておきましょう。

キャリア採用

キャリア採用では、現在海上職の海上職員(航海士、機関士)の募集を行っています。

年齢及び学歴については不問ですが、二級海技士以上(航海または機関)の資格が求められるので取得するようにしておきましょう。

応募方法は、公式ホームページのキャリア採用ページに記載されている応募先に履歴書及び職務経歴書を送付することで応募できます。

選考方法は書類選考及び3回~4回の面接で、東京本社にて実施されます。

面接に向けて日程調整がしやすいよう予め備えておきましょう。

また、面接は人物重視となります。

面接ではしっかり話を聞いてもらえるという口コミも多々見られたので、なるべくリラックスして臨むようにしましょう。

川崎汽船で求められる人材像

川崎汽船の人事グループのグループ長は陸上総合職、海上職 (船員教育機関学生、自社養成コース)それぞれで求めている人材として、以下のように言及しています。

陸上総合職

  • 当事者意識が高い人材
  • 常に好奇心をもって物事に接し、それをもとにして深く、広く、バランスよく考えて実行に移せる人材
  • ポジティブに考えることの出来る人材

海上職 (船員教育機関学生、自社養成コース)

  • 肉体的にも精神的にも「タフ」な人材
  • 仕事を覚えること、技量的に一つ上のレベルを目指すような向上心のある人材
  • 新しいアイデアを探し求めることに貪欲で、その為の努力を惜しまない人材
  • オンオフの切り替えがうまくでき、海上陸上にあって、周囲のスタッフと良好な関係を構築できる人材
  • 自分の職業に誇りを持ち、負けじ魂を有し、責任を全う出来得る「職人気質」な人材

陸上総合職、海上職 (船員教育機関学生、自社養成コース)それぞれで不屈の精神やコミュニケーション能力が求められることが分かります。

選考では上記の人材像を意識して自身の強みや経験をアピールすると良いでしょう。

川崎汽船に就職、転職するためには?

川崎汽船の採用面接では、募集要項にも記載されているように人物重視で行われます。

質問はエントリーシートに沿った内容がほとんどですが、志望動機を注意深く訊かれるため、矛盾が生じないように気を付けることが大切です。

競合他社との違い等を踏まえた上でなぜ川崎汽船を志望するのか等を伝えることで、より自身の気持ちが伝わるでしょう。

ここで、これまでの面接での質問内容も併せて見ていきましょう。

  • 部活動を通じて身についたこと
  • 学生時代に頑張ったこと
  • これまでどのようなことで苦労や挫折をし、どのように乗り越えたか
  • 自身が通う大学の問題点、改善案について
  • 入社後はどのような仕事をしたいか

どのような環境でどんなことを経験してきたか、それらから何を学んだかを問われることが分かります。

これまでの人生で得たことについて自信を持って話し、自身のパーソナリティを最大限に伝えましょう。

川崎汽船の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(川崎汽船と上場企業平均)

川崎汽船 上場企業平均
2019年 756人 1,035人
2018年 724人 1,071人
2017年 735人 1,042人
2016年 716人 1,055人
2015年 676人 1,055人

川崎汽船の従業員数は2019年で756人と、1年前と比べて32人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。

次に川崎汽船と同じ海運業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が297人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(川崎汽船と上場企業平均)

川崎汽船 上場企業平均
2019年 38.2歳 41歳
2018年 38.0歳 41歳
2017年 37.9歳 40歳
2016年 38.0歳 40歳
2015年 38.0歳 40歳

川崎汽船の平均年齢は2019年で38.2歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ海運業界内で比較してみました。業界平均が40歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(川崎汽船と上場企業平均)

川崎汽船 上場企業平均
2019年 13.6年 12年
2018年 13.6年 13年
2017年 13.5年 13年
2016年 13.5年 13年
2015年 13.5年 13年

川崎汽船の平均勤続年数は2019年で13.6年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ海運業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が13.8年のため、業界内で見ても短い水準となります。

川崎汽船の業績推移

川崎汽船が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 5864.1億円 -146.3億円
2018年3月期 9205.4億円 290.0億円
2017年3月期 7993.8億円 -501.7億円
2016年3月期 9871.1億円 109.4億円
2015年3月期 1兆602.3億円 484.9億円

まず、川崎汽船と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、川崎汽船が5864.1億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。川崎汽船の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、川崎汽船が36.3%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

川崎汽船 上場企業平均
2019年3月期 7.8億円 1.1億
2018年3月期 12.7億円 9064万
2017年3月期 10.9億円 9022万
2016年3月期 13.8億円 9416万
2015年3月期 15.7億円 9870万

次に、川崎汽船と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、川崎汽船は7.8億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため川崎汽船は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

川崎汽船 上場企業平均
2019年3月期 -1936万円 788万
2018年3月期 4005万円 731万
2017年3月期 -6826万円 741万
2016年3月期 1527万円 672万
2015年3月期 7173万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、川崎汽船は-1936万円、上場企業平均が788万円となっています。

企業データ

会社名
川崎汽船株式会社
設立年月日
1919年4月5日
所在地
東京都千代田区内幸町2−1−1 飯野ビルディング
エリア
東京 
業界・業種
海運 
代表者名
明珍 幸一
上場市場
東証1部、名証1部、福岡
上場年月日
1950年1月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年7月15日

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