気になる競合他社とも比較!出世するとどれくらいの高年収が期待できる?面接で困らないためには?
最新の有価証券報告書によると、代表取締役社長の北澤 通宏氏の年収は約1億1500万円、その他の取締役の平均年収は約7300万円、監査役は約2900万円でした。
1億超えは社長の北澤氏のみでしたが、一般企業と比較してみても取締役と監査役の年収が高い印象を受けます。
最新の有価証券報告書を参考に比較すると、三菱電機の平均年収は約816.9万円、東芝は約915万円となっています。
富士電機の平均年収は約765万円なのでその2社と比較すると高いとは言えませんが、252社ある電気機器業界の中では47位と決して低くはありません。
業績も好調なので、従業員の給与に反映されるようになれば年収アップも期待できるでしょう。
富士電機の年収が高い理由の一つとして挙げられるのが、業績の好調さです。
売上高を比較してみても2015年の810,678(百万円)から2019年の914,915(百万円)まで着実に右肩上がりの業績を残しています。
売上高と純利益共に、少しづつではありますが5期連続でアップしています。
しかし、富士通電気では定期昇給制度は取り入れておらず、昇給には昇格試験を受ける必要があります。
試験を受ける準備などが必要ですが、個人成績だけで判断されないため、どなたにも昇給のチャンスがあると言えます。
富士電機は電気機器業界に属する、国内でも有名な企業です。
主な事業はパワエレシステム、発電プラント、電子デバイスです。
パワエレシステムでは電力インフラにて、エネルギーの安定供給、最適化、安定化に貢献。
工場の自動化や産業分野での生産性の向上、流通や物流を支えています。
発電プラント事業では、火力発電や再生可能エネルギー、原子力関連設備において、設計・製作、試運転からアフターサービスまで一貫して行い、私たちの暮らしに安全で安心なエネルギーを提供しています。
その他には食品流通事業を行っており、 自動販売機やスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのショーケース、自動釣り銭機などを生産。
私たちが日々、新鮮で安心な食品を購入できるのも富士電機のおかげと言っても過言ではありません。
ただし、自動販売機は日本ならではのものなので、世界規模での利益を見込むことは大変難しいでしょう。
富士電機の歴史を簡単にご紹介します。
古河グループとは、戦前の古河財閥の流れを汲む企業グループのことで、富士電機を含む古河機械金属・古河電気工業・富士通の4社が中心核とされています。
他には富士通ゼネラルや朝日生命保険、芙蓉グループでもあるみずほ銀行やみずほ証券も含まれています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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