日本ガイシの年収【2020年最新版】

世界から注目される理由とは?気になる職種別の年収を紹介!転職難易度は低い?高い?


日本ガイシの平均年収は2013年頃から伸び続けており、2020年の有価証券報告書では788.8万円と報告されました。日本ガイシはセラミックスや絶縁製品などを製造しているBtoB企業です。従業員数は4,119人で、平均年齢は38.7歳と若め。セラミックス事業においては、ニッチな分野でありながらシェア率No.1。技術も高く、他社の追随を許さないという強みを持っています。ボーナスは自動車の景気に左右される傾向があります。役職に就けば年収1000万円も可能です。

日本ガイシの平均年収概要

平均年収: 788.8万円 上昇傾向
平均年齢
38.7歳
平均勤続年数
13.5年
従業員数
4,119人

日本ガイシの平均年収推移

平均年収推移(日本ガイシと上場企業平均)

日本ガイシの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると3.6万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は774.3万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

日本ガイシの平均年収推移(2015年〜2019年)

日本ガイシの平均年収 年収
2019年 789万円
2018年 785万円
2017年 786万円
2016年 775万円
2015年 737万円
日本ガイシの年収例をチェック

業界内やエリア内での日本ガイシのランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
438位
3737社
全国の上場企業の平均年収より176.3万円高い

全国の平均年収より356.6万円高い
日本ガイシの平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
788.8万 612.5万 432.2万

日本ガイシの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると176.3万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると356.6万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中438位と高い順位となります。

ガラス・土石製品業界内での比較

業界内順位
6位
58社
ガラス・土石製品業界の平均年収より181.9万円高い
日本ガイシの平均年収 ガラス・土石製品業界の平均年収
788.8万 606.9万

日本ガイシが属するガラス・土石製品業界の上場企業の平均年収は606.9万円です。 そのため、日本ガイシの年収は業界平均と比べて181.9万円高く、業界内順位を見ると58社中6位と高い順位となります。

愛知県内での比較

エリア内順位
11位
222社
愛知県の平均年収より208.2万円高い
日本ガイシの平均年収 愛知県の平均年収
788.8万 580.6万

日本ガイシの所在地がある愛知県の上場企業の平均年収は580.6万円です。 そのため、日本ガイシの年収はエリア平均と比べて208.2万円高く、エリア内順位を見ると222社中11位と高い順位となります。

日本ガイシではボーナスはどれくらい貰える?

日本ガイシでは6月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。

平均支給額は約95万円〜280万円、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

1年間のボーナス支給月数は平均で約6.5ヶ月と高く、平均年収を引き上げる要因の一つになっているようです。

また、近年は年功序列制度を廃止しようという動きも活発化しているため、今後は評価制度などの導入が予想されます。

日本ガイシの職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約580万円〜805万円、技術職は約500万円〜790万円、総合職は約690万円〜1125万円となっています。

一般職と技術職も充分に高い年収ではありますが、1000万円を超える高年収を得られるのは総合職だけのようです。

資格手当は存在しませんが、資格保有者には責任者の立場を任されることもあるため、年収アップを期待するのであれば資格取得は必須と言えるでしょう。

ちなみに学歴別の初任給は、2019年度の実績によると学部卒222,400円、修士卒241,400円となっており、他の企業と比較しても平均的な金額設定と言えます。

日本ガイシでは出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約830万円〜1035万円、課長は約1100万円〜1390万円、部長は約1200万円〜1600万円となっています。

現在の日本ガイシでは管理職に就くと、どの職位でも1000万円以上の高年収が期待できます。

しかし、年功序列制度を廃止させようという動きもあるため、今後の年収にどう影響するのか注目が集まります。

日本ガイシの社長や役員の年収

代表取締役社長の大島 卓氏の年収は約1億1000万円、その他の取締役の平均年収は約5200万円、監査役は約3100万円となっています。

世界でも高い評価を得ている日本ガイシですが、1億円を超える報酬は社長のみとなっており、他の大手企業と比べても役員報酬が低い印象を受けます。

しかし、排ガス規制などの環境問題に世界中が動き出したことにより、日本ガイシは順調に売上高を増加させています。

これらの動きは、今後の役員報酬にも大きく影響することが予想されます。

競合他社と日本ガイシの年収比較

日本ガイシの競合他社というと、TOTO日本特殊陶業などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によれば、TOTOの平均年収は約678.3万円、日本特殊陶業の平均年収は約691.2万円となっています。

日本ガイシの平均年収は約788.8万円ですので、ガラス・土石製品業界の中では非常に高い年収であることが分かります。

日本ガイシの平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、営業利益率の高さが影響しています。

2019年3月期の営業利益は612億2400万円と、前年度よりも106億7000万円の増加しており、非常に好調であることが分かります。

この背景には、地球環境問題の一つに挙げられている排ガス規制強化による、車載用高精度NOxセンサーやDPFなどの自動車関連製品の売上が伸びていることや、IoT化の影響よる半導体製造装置部品の売上増加が影響しています。

また、販売実績においても全事業で前年同期比90%〜100%以上の高い数字を誇っており、これらの業績の好調さが平均年収の引き上げに繋がっているようです。

日本ガイシの事業内容

日本ガイシは、ガラス・土石製品業界に属する日本の大手企業です。

主な事業

日本ガイシでは、最先端のセラミック技術を活かし、様々な分野にて地球環境に貢献するセラミック製品を製造しています。

エネルギーインフラ事業

電力の安定供給に必要不可欠な送電線と鉄塔を繋ぐセラミック製の絶縁体「ガイシ」、大容量・長寿命によって長期間の安定電力供給が可能にした蓄電池「NAS電池」、雷や地震などの災害による停電を減少させる避雷装置などの製造を行っており、国内だけでなく海外でも高い信頼を得ています。

セラミックス事業

自動車の排ガスに含まれる有害成分の浄化する蜂の巣構造のセラミック「ハニセラム」、環境に悪いとされるディーゼルエンジンの排ガスを浄化する市松模様構造の「DPF」、排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)の濃度を測定するセンサー「車載用高精度NOxセンサー」などの製造を行っています。

エレクトロニクス事業

電極に独自の結晶配向セラミックス板を用いたリチウムイオン二次電池、独自の研磨・接合技術などを駆使した高機能・高性能電子回路向けウエハー・世界最小の積層圧電アクチュエーターの開発などを行っています。

プロセステクノロジー事業

半導体の製造に欠かせないAlNヒーターや静電チャックの製造をはじめ、セラミック製品を製造するための焼成炉と乾燥炉、放射性物質を排出せずに廃棄物処理ができる放射性廃棄物処理設備、瓦・食器・セラミック反応容器などの耐火物製品の製造などを行っています。

その他の事業

これまでに2014年のSAWフィルター用複合ウエハー、2018年の紫外LED用マイクロレンズ、2019年のチップ型セラミックス二次電池などを事業化してきたように、日々新製品の開発研究に邁進。

現在は、亜鉛二次電池「ZNB」や固体酸化物形燃料電池モジュールの早期市場投入に向けて研究に励んでいます。

日本ガイシの歴史

日本ガイシの歴史についてご紹介します。

  • 1919年:日本陶器(現、ノリタケカンパニーリミテド)のがいし部門を分離し、「日本碍子」を設立
  • 1929年:100万ボルト級の高電圧電気試験設備が完成
  • 1936年:スパークプラグ部門を分離し、「日本特殊陶業」を設立
  • 1958年:ベリリウム銅の製造販売を開始
  • 1967年:兵庫県尼崎市に上水汚泥脱水装置、大阪府堺市に下水汚泥脱水装置を納入
  • 1976年:自動車排ガス浄化用触媒担体「ハニセラム」の製造販売を開始
  • 1986年:社名表記を「日本ガイシ」に変更
  • 1993年:オーストラリアに合弁会社「NGK STANGER PTY, LTD.」を設立し、配電自動化機器の現地生産を開始
  • 1999年:ハニセラムの生産累計 4億個達成
  • 2002年:家庭用浄水器「C1」発売
  • 2007年:世界最大のナノセラミック膜を開発
  • 2013年:高強度・高導電性のジルコニウム銅ワイヤーを開発
  • 2018年:窒化ガリウム(GaN)ウエハー「FGAN 」と紫外LED用マイクロレンズを事業化

日本ガイシが属する森村グループとは?

森村グループとは、ノリタケカンパニーリミテドが中心核となるグループ企業のことです。

所属企業には、衛生陶器・温水洗浄便座等の製造・販売を行うTOTO、セラミックス原料の製造・販売を行う共立マテリアル、高級陶磁器の生産を行う大倉陶園などがあります。

日本ガイシの採用情報

日本ガイシでは、新卒採用、キャリア採用、障がい者採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、セラミック製品の研究開発・設計・生産設備の設計・制御技術開発システム開発などの技術職、営業・経理・財務・人事・法務などの営業管理職にて募集を行っています。

勤務地は、営業管理系が東京・大阪・名古屋・愛知などの国内11拠点、技術系は名古屋・愛知・石川・東京・大阪のいずれかで、将来的には海外勤務の可能性もあります。

選考方法は、職種によって異なります。

営業管理職:適性検査+エントリーシート→グループディスカッション+面接→部門面接→最終面接→内定。

技術職:適性検査+エントリーシート→人事面接→技術面接→最終面接→内定。

キャリア採用

中途採用では、センサの製品設計と顧客技術支援、生産技術開発、設備設計、商品開発・技術営業、製品設計・開発などの技術職にて募集を行っています。

勤務地は、愛知県の名古屋・知多のどちらかになります。

選考方法は、適性検査+エントリーシート→人事面接→技術面接→最終面接→内定です。

障がい者採用

障がい者採用は現在募集を行っておりませんが、随時更新されますので、こまめにチェックしてください。

日本ガイシで求められる人材像

日本ガイシは求める人材について「聡明・誠実・快活、この3点をバランスよく持ち合わせている方」と語っています。

社会に貢献する製品を数多く造ってきた日本ガイシでは、材料や物理分野に関する専門的な知識が必要となります。

そのためハードルは高くなりますが、材料や物理分野に関する経験やスキルを持ち合わせている人材が求められていると言えるでしょう。

また、新しい事業の立ち上げや、新しい市場に参入するためには、常に「新しい感性」を提言できることが大切です。

今あるものに満足するのではなく、世界や社会に貢献するべく新しい製品を創造できる、豊かな考えを持った人が仲間になってくれることを強く望んでいます。

日本ガイシに就職、転職するためには?

面接では、「日本ガイシを選んだ理由」「過去の苦労した経験」「趣味は何か」「自身の性格について」など、一般的な質問が多く出されます。

中途採用の方は「前職の退職理由」を訊かれることもあるそうなので、しっかりと回答できるようにしておきましょう。

日本ガイシならではの質問では、「セラミックが日常生活に浸透していくと思いますか?」と訊かれた方もいます。

セラミック製品についてしっかり理解した上で、自分の見解をはっきりと答えられるかが問われているようです。

他には「夜勤は可能か」「海外勤務は可能か」などの勤務条件の確認もされます。

5分の1の従業員が海外駐在経験者ということもあるため、海外勤務には前向きだということをアピールした方が良いでしょう。

面接には何名もの面接官が参加するため、多くの質問が出される中で、いかに自分の経験や技術・スキルについてアピールできるかがカギとなりそうです。

日本ガイシの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(日本ガイシと上場企業平均)

日本ガイシ 上場企業平均
2019年 4,119人 1,035人
2018年 4,142人 1,071人
2017年 3,937人 1,042人
2016年 3,700人 1,055人
2015年 3,569人 1,055人

日本ガイシの従業員数は2019年で4,119人と、1年前と比べて23人の減少となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に日本ガイシと同じガラス・土石製品業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が917人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(日本ガイシと上場企業平均)

日本ガイシ 上場企業平均
2019年 38.7歳 41歳
2018年 38.7歳 41歳
2017年 39.0歳 40歳
2016年 38.6歳 40歳
2015年 38.8歳 40歳

日本ガイシの平均年齢は2019年で38.7歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じガラス・土石製品業界内で比較してみました。業界平均が43歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(日本ガイシと上場企業平均)

日本ガイシ 上場企業平均
2019年 13.5年 12年
2018年 13.7年 13年
2017年 14.6年 13年
2016年 15.0年 13年
2015年 15.6年 13年

日本ガイシの平均勤続年数は2019年で13.5年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じガラス・土石製品業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.6年のため、業界内で見ても短い水準となります。

日本ガイシの業績推移

日本ガイシが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 2659.4億円 537.3億円
2018年3月期 2408.9億円 587.1億円
2017年3月期 2143.2億円 472.9億円
2016年3月期 2420.3億円 562.5億円
2015年3月期 2084.9億円 361.7億円

まず、日本ガイシと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、日本ガイシが2659.4億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。日本ガイシの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、日本ガイシが10.4%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

日本ガイシ 上場企業平均
2019年3月期 6456万円 1.1億
2018年3月期 5816万円 9064万
2017年3月期 5444万円 9022万
2016年3月期 6541万円 9416万
2015年3月期 5842万円 9870万

次に、日本ガイシと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、日本ガイシは6456万円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

日本ガイシ 上場企業平均
2019年3月期 1304万円 788万
2018年3月期 1418万円 731万
2017年3月期 1201万円 741万
2016年3月期 1520万円 672万
2015年3月期 1013万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、日本ガイシは1304万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため日本ガイシは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
日本ガイシ株式会社
設立年月日
1919年5月5日
所在地
名古屋市瑞穂区須田町2−56
エリア
愛知 
公式サイト
業界・業種
代表者名
大島 卓
上場市場
東証1部、名証1部
上場年月日
1949年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年6月25日

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