トランスコスモスの年収【2024年最新版】(2ページ目)

気になるボーナスは?職種別の年収は?採用情報は?トランスコスモスについて徹底分析!


トランスコスモスの社長や役員の年収

役職別の年収について分かったところで、社長や役員の年収についても見てみましょう。

有価証券報告書によると、トランスコスモスの監査等委員・社外取締役を除く取締役の年収は約2669万円、社外取締役の年収は1650万円であることが分かります。

一方、代表取締役の奥田耕己氏の年収について、詳しいことは公表されてません。

ただ、取締役の平均年収よりは高いと考えられます。

また、有価証券報告書を確認によると、トランスコスモスに年収が1億円以上の者はいないということでした。

以上をふまえると、トランスコスモスの代表取締役の年収は約3000万円〜1億円未満程度であると予想されます。

競合他社とトランスコスモスの年収比較

競合他社としては、同じアウトソーシングサービス業であるパソナグループアウトソーシングなどが挙げられます。

それぞれの有価証券報告書を調べてみると、パソナグループの平均年収は596万円、アウトソーシング(内勤)の平均年収は469万円となっていました。

トランスコスモスの平均年収は462万円なので、どちらの会社にも及びませんが、アウトソーシングの内勤とはほぼ同じ程度であることが分かります。

なお、これからアウトソーシング業界はますます需要が高まる時勢と言えるため、業界全体として、今後の更なる年収アップも見込めるでしょう。

トランスコスモスの事業内容

主な事業

アウトソーシングサービスの業界で有名なトランスコスモスですが、主な事業としてはデジタルマーケティング・EC・コンタクトセンターを統合した形の統合マーケティング、各種デジタルマーケティング、EC、コールセンター、ビジネスプロセスアウトソーシング、ビッグデータアナリティクスなどが挙げられます。

現在は、アウトソーシングサービス事業だけでなく、「統合マーケティング」分野についても、トランスコスモスの事業の中核と言えるでしょう。

その他の事業

その他、社会貢献事業として各国のグループ会社が社会福祉イベントを開催したり、障がい者団体にパソコンを寄贈したり、出張授業を行ったりしています。

このような事業や取り組みは、他社にとっても良い手本となりそうですね。

トランスコスモスの歴史

続いて、トランスコスモスの沿革について簡単にご紹介しましょう。

  • 1966年 丸栄計算センター(トランスコスモスの前身)が設立
  • 1976年 東京本社開設
  • 1989年 米国サンフランシスコに事務所開設
  • 1992年 東京証券取引所市場第二部上場
  • 1997年 東京証券取引所市場第一部上場
  • 2006年 上海に関連会社設立
  • 2007年 eMnet Inc.と資本提携
  • 2009年 CIC Korea Inc.とInwoo Tech Inc.合併
  • 2013年 PFSweb, Inc.と資本提携/インドネシアやフィリピンに関連会社設立
  • 2014年 Ookbee Company Limitedと資本・業務提携/ベトナム・マレーシア・イギリスに関連会社設立
  • 2015年 SAHA GROUPと資本提携/SOCIAL GEAR PTE LTD、VAIMO AB、Anchanto Pte Ltdと資本・業務提携
  • 2016年 スタイラー、Infracommerce と資本・業務提携/Digital Operative.inc.を子会社化
  • 2017年 Reply, Inc.、ワークシフト・ソリューションズ、Soft Space Sdn Bhdと資本・業務提携
  • 2018年 Heroleads(Thailand)Co.,Ltd.、ラブロックと資本・業務提携
  • 2019年 インタレストデザイン(株)を子会社化
  • 2020年 第二本社をサンシャイン60に設立

このようにトランスコスモスのこれまでの沿革を見てみると、多くの会社と資本・業務提携をして大企業グループへと成長してきたこと、そして海外への積極的な事業展開をしてきたことが分かります。

トランスコスモスが属するトランスコスモスグループとは?

では、大企業グループとなったトランスコスモスグループとは、どのようなグループなのでしょうか?

トランスコスモスグループはトランスコスモスが中心となっていますが、国内だけでも約20社の企業が属し、海外では中国などをはじめとするアジア諸国やインドネシアやタイなどの東南アジア諸国、アメリカ、イギリス、フィンランドの企業など、多くの企業が属しています。

トランスコスモスの採用情報

トランスコスモスでは新卒採用・中途採用・障がい者採用などが行われています。下記で詳しくご説明しましょう。

新卒採用

新卒採用については出身学部やスキルというよりも人物面を重視し採用しているようです。

また、学部学科などによる職種の応募制限はなく、内定者の希望や適性に基づいて配属先が決められます。

採用ウェブサイトの過去3年間の実績によると、文系と理系の採用比率は約7:3となっており、文系の採用者の割合が多いということでした。

全国に赴任する可能性のある「全国型」と、ある程度限られた地域に赴任する「地域型」では初任給が異なり、一般的には「全国型」の方が初任給が高く設定されています。

中途採用

中途採用は、時期にもよって様々な職種が募集されています。

給与は経験・スキル・年齢によって定められることが多いようで一概には言えませんが、求人の内容によってはモデル年収が記載されていたり給与幅が記載されていますので、参考にしてみましょう。

勤務地は求人情報が公開される時点である程度決まっているようですので、自分の希望勤務地と合致する求人に応募できます。

社内には様々なキャリアアップ講習が整備されているため、中途採用での入社後も、自分のスキルアップができる環境と言えそうです。

障がい者採用

障がい者採用では、PC・精密機器レンタルに関わる業務、事務、Webエンジニア、清掃業務などの職種が募集されています。

トランスコスモスの社内には車いす用エレベーター・トイレなどが整備されているだけでなく、社員の通院スケジュール・時差出勤などについても応相談の体制が整えられており、障がい者の方にとって働きやすい環境づくりに取り組んでいるようです。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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