リンクアンドモチベーションの年収【2024年最新版】(2ページ目)

ボーナスは年に4回?気になる金額や出世後の年収!競合他社との比較や事業内容・求める人材像も徹底解説!


リンクアンドモチベーションの社長や役員の年収

有価証券報告書によるとリンクアンドモチベーションの役員の年収は、取締役が約2186万円、監査役が約900万円、社外役員が約440万円です。

報酬額が1億円を超える役員の記載がなかったことから、代表取締役会長である小笹 芳央氏や、代表取締役社長である坂下 英樹氏の年収も、1億円以内であることが分かります。

競合他社とリンクアンドモチベーションの年収比較

リンクアンドモチベーションが特化している「モチベーション」に関する事業では、競合他社はいません。

ただし同じコンサルティング業界では、野村総合研究所が競合の一つに挙げられます。

人材紹介分野で見れば、エン・ジャパンが競合だと言えるでしょう。

それぞれの平均年収は、野村総合研究所が約1222万円、エン・ジャパンが約501万円です。

リンクアンドモチベーションの平均年収約590万円は、コンサルティング業界の中では高くないですが、上場企業の中で見れば平均程度となります。

リンクアンドモチベーションの平均年収が高い理由

リンクアンドモチベーションの平均年収は、一般企業と比較するとやや高めです。

ただし2017年まで右肩上がりを見せていた平均年収は、662万円をピークに、2019年には590万円まで下がりました。

その背景にあるのが、採用人数の増加です。

2017年に225人であった従業員数は、2019年度に87人増加し312名まで増えました。

年収の低い新卒社員や入社1年~2年目の社員が増えたことによって、全体の平均年収が下がったと考えられます。

近年は売上も好調ですし、口コミによると30代で年収700万円~800万円程度も目指せるそうなので、真面目に勤務していれば高収入を手にすることが可能です。

リンクアンドモチベーションの事業内容

リンクアンドモチベーションは人材に焦点を当てて、企業や個人向けにコンサルティングを行っている会社です。

独自で考案した「モチベーションエンジニアリング」を、基幹技術として使用しています。

主な事業

リンクアンドモチベーションが手がける主な事業は、コンサルティングです。

「組織開発ディビジョン」「個人開発ディビジョン」「マッチングディビジョン」の3分野に分けて、サービスを提供しています。

組織開発ディビジョン

組織開発ディビジョンでは「モチベーションエンジニアリング」を活用した組織変革支援を実施。

顧客は法人が中心であり、企業と「従業員・応募者・顧客・株主」などの関係構築強化を目指します。

個人開発ディビジョン

個人開発ディビジョンでは「キャリアナビゲーション」を活用して、キャリア構築をトータルサポート。

個人顧客に対して、キャリアスクールや学習塾などのビジネスを展開しています。

主なサービスは、AVIVA、DAIEI、AVIVA PRO、ロゼッターストンラーニングセンター、ロゼッターストンプレミアムクラブ、モチベーションアカデミア、SS-1などです。

マッチングディビジョン

マッチングディビジョンは「ALT配置事業」「人材紹介・派遣事業」の2サービスに分けられます。

ALT配置事業では、外国語指導行使(ALT)の派遣や、英語指導の請負サービスを提供。

人材紹介・派遣事業では、求人募集中の企業に対して、人材の紹介・派遣を行っています。

日本最大級の求職者向け口コミサイト「OpenWork」も、リンクアンドモチベーションが運営しているサービスの一つです。

その他の事業

その他の事業で手がけているのは、レストランの経営です。

経営するレストランは、個人顧客に対して「モチベーションエンジニアリング」経営実践の場として、提供しています。

リンクアンドモチベーションの歴史

リンクアンドモチベーションの歴史について、年表形式でご紹介します。

2000年:(株)リンクアンドモチベーションを設立

2001年:(株)リンクダイニングを設立、同年に「モチベーションカンパニークラブ(MCC)」を発足

2007年:東京証券取引所市場に株式上場

2009年:(株)リンクコーポレイトコミュニケーションズを設立、同年に「Asia’s 200 Best Under A Billion」を受賞

2010年:(株)モチベーションアカデミアを設立

2011年:「ベストモチベーションカンパニーアワード」の初開催

2012年:(株)リンクスタッフィングを設立

2013年:インキュベーション事業を開始

2015年:(株)リンク・リレーション・エンジニアリングを設立

2016年:(株)リンクジャパンキャリアを設立

2017年:本社を「GINZA SIX」に移転

2018年:オープンワーク(株)と資本業務提携を締結

2020年:オープンワーク(株)を子会社化

上記で紹介した以外にも、設立以来、数多くの会社を子会社化しています。

リンクアンドモチベーションが属するリンクアンドモチベーショングループとは?

リンクアンドモチベーショングループはリンクアンドモチベーションを中心に、子会社19社、関連会社2社の計22社から構成される企業グループです。

「モチベーションエンジニアリング」を用いた、企業や個人の成長支援を手がけています。

グループの所属会社には、(株)リンクグローバルソリューションや(株)リンクアカデミーなどがあり、全体の売上高は約381億円です。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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