兼松の年収【2020年最新版】

気になる出世後の年収は?面接で評価されるポイントとは?求める人材像を徹底分析!


兼松の平均年収は2020年で944.0万円で前期に比べて下降傾向。業界内順位は12位、全体での順位は137位です。兼松は総合商社のため外国との仕事も多く、自然に語学を身に付けられるグローバルな企業です。見込み残業代は基本給に含まれず、申請分が付加されるクリーンなシステム。夜の残業は控えるのが基本で、逆に朝8時以前に出勤すると朝食補助が支給されます。若手には約半年間、海外で生活する海外研修制度があるなど、他社ではあまり無い魅力的な制度が従業員765人のやる気に繋がっているようです。

兼松の平均年収概要

平均年収: 944.0万円 下降傾向
平均年齢
39.0歳
平均勤続年数
15.0年
従業員数
765人

兼松の平均年収推移

平均年収推移(兼松と上場企業平均)

兼松の平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると3.1万円減少しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は845.2万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

兼松の平均年収推移(2015年〜2019年)

兼松の平均年収 年収
2019年 944万円
2018年 947万円
2017年 747万円
2016年 796万円
2015年 792万円

業界内やエリア内での兼松のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
137位
3737社
全国の上場企業の平均年収より331.5万円高い

全国の平均年収より511.8万円高い
兼松の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
944.0万 612.5万 432.2万

兼松の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると331.5万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると511.8万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中137位と高い順位となります。

商社・卸売業界内での比較

業界内順位
12位
330社
商社・卸売業界の平均年収より318.0万円高い
兼松の平均年収 商社・卸売業界の平均年収
944.0万 626.0万

兼松が属する商社・卸売業界の上場企業の平均年収は626.0万円です。 そのため、兼松の年収は業界平均と比べて318.0万円高く、業界内順位を見ると330社中12位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
109位
1979社
東京都の平均年収より296.8万円高い
兼松の平均年収 東京都の平均年収
944.0万 647.2万

兼松の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、兼松の年収はエリア平均と比べて296.8万円高く、エリア内順位を見ると1979社中109位と高い順位となります。

兼松ではボーナスはどれくらい貰える?

兼松では6月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。

平均支給額は約125万円〜295万円、男女間の差は最大で約55万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

年に2回支給されるボーナスですが、夏は3ヶ月分、冬は1ヶ月分などと支給月数が異なるため、平等を求める声も多数見受けられます。

兼松の職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約620万円〜725万円、技術職は約610万円〜715万円、総合職は約910万円〜1020万円となっています。

給与は直属の上司の評価によって決まるため、配属された部署によって差が生じます。

また、マネージャーと一般従業員でも給与に大きくさが生じるため、年収を上げるためにはまずマネージャーを目指す必要があります。

ちなみに学歴別の初任給は2019年度の実績によると、広域採用は大卒255,000円、大学院了290,000円、エリア特定採用は大卒210,000円、大学院了249,000円と、他の企業と比較しても平均以上の高い初任給です。

兼松では出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約760万円〜1040万円、課長は約995万円〜1400万円、部長は約1270万円〜1750万円となっています。

従業員の平均年収と比較してみると、係長の年収は総合職の平均年収とさほど変わらないことが分かります。

つまり、大幅な給与アップには課長以上の職位に就く必要があるようです。

兼松の社長や役員の年収

代表取締役会長の下嶋 政幸氏と代表取締役社長の谷川 薫氏の年収は公開されていませんでしたが、その他の取締役の平均年収は約4520万円、監査役は約2700万円となっています。

従業員が平均年収1000万円ちかい金額であることを考えると、役員等の報酬はやや低い印象を受けますが、きちんと従業員へ還元するという会社側の配慮も感じられます。

競合他社と兼松の年収比較

兼松の競合他社というと、岩谷産業岡谷鋼機などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によれば、岩谷産業の平均年収は約906.6万円、岡谷鋼機の平均年収は約844.6万円となっています。

兼松の平均年収は約943.9万円ですので、同企業の中でも高い平均年収であることが分かります。

兼松の平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、売上高の大幅な増加が大きく影響しています。

7000億円台を推移していた売上高が、2016年には6683億円まで落ち込んだものの、2019年3月期には過去5年間で一番の7238億円にまで回復。

業績回復の背景には、売上高において食料分野が前年比の1.5%、鉄鋼・素材・プラント事業が前年比16.7%の増収、営業利益は電子・デバイス事業が全体の約70%を占める176億円を記録したことなどが影響しています。

これらの好調さが、2017年に740万円にまで落ち込んだ平均年収を翌年の2018年には947万円にまで回復するという驚異的な回復に繋がっているのです。

兼松の事業内容

兼松は、商社・卸売業界に属する日本の大手企業です。

主な事業

電子・デバイス部門

電子・デバイス部門には、半導体装置事業、電子機器事業、電子部品・材料事業、半導体・デバイス事業、ICTソリューション事業、モバイル事業、CCTVシステム事業があります。

創業当時から長い歴史の中で培ってきたノウハウを生かし、国内だけでなくアジア・アメリカ・欧州など世界各国の市場の様々なニーズに対応。

身近なものでは、携帯端末の販売や監視カメラ・記録装置等のセキュリティ機器の販売、業務用プリンターと消耗品の取り扱いなどを行っています。

食料部門

食料部門には、食品事業、畜産・水産事業、穀物・食品大豆・油糧種子事業、飼料原料事業、ペット事業があります。

穀物・農産物・畜産物・水産物など食生活の基本となる分野から、デザート原料・飲料・酒類・冷凍食品・加工食品まで、食に関するありとあらゆる製品を提供。

他にも犬・猫だけでなく、鳥・魚・小動物などにも対応したペットフードの販売から、KADOKAWAと共同で「わんにゃんWalker」の発行も行っています。

その他の事業

鉄鋼・素材・プラント部門では、石油製品などのエネルギーソリューションから鉄鋼製品・機能性化学品の取り扱い、プラント事業やインフラ事業など幅広製品やサービスを提供しています。

車両・航空部門では、官公庁向けの航空機やヘリコプターの機体はもちろん、搭載機器や部品を取り扱っています。

更に宇宙分野では衛星機器から打上サービスをはじめ、宇宙事業の拡大と強化に向けて新たな事業への取り組みも開始しています。

兼松の歴史

兼松の歴史についてご紹介します。

  • 1889年:兼松房治郎が、神戸に「豪州貿易兼松房治郎商店」を創業
  • 1891年:北川与平が「江商株式会社」の前身である「北川商店」を創業
  • 1900年:豪州小麦の輸入に着手
  • 1918年:「株式会社兼松商店」に改組
  • 1934年:兼松羊毛研究所設立
  • 1943年:兼松株式会社に商号を変更
  • 1967年:江商と合併し「兼松江商株式会社」発足
  • 1973年:株式を東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1989年:イギリスに現地法人を設立
  • 1990年:「兼松株式会社」に商号変更
  • 2011年:ドイツ現地法人に兼松欧州会社を統合
  • 2019年:創業130周年を迎える

兼松が属する兼松グループとは?

兼松グループとは、兼松が中心核となるグループ企業のことです。

所属企業には、中質繊維板の製造・販売を行うホクシン、カードプリンター関連機器の開発・製造・販売を行うジー・プリンテック、ステンレス、チタン、ニッケル高合金の加工や販売を行う永和金属などがあります。

兼松の採用情報

兼松では、新卒採用、中途採用、障がい者採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、広域採用、エリア特定採用にて募集を行っています。

広域採用は業務ニーズによってその都度決定されるため、特定されることはなく、将来的には基幹業務を担当します。

エリア特定採用は主に基幹業務の補佐を担当し、東京での勤務となり、転勤はありません。

勤務地は、本社のある東京および国内拠点のいずれかで、将来的には海外勤務の可能性もあります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→適性検査→面接(複数回)→内定です。

中途採用

中途採用では新卒採用と同様に、広域採用、エリア特定採用にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京および国内拠点のいずれかで、将来的には海外勤務の可能性もあります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→適性検査→面接(複数回)→内定です。

兼松で求められる人材像

兼松では、求める人材について以下のように語っています。

  • やり遂げる意欲を持つ者:責任を持ち、率先して行動し、周りを引っ張っていける
  • 優れた人格を持つ者:倫理観を持ち、真摯な対応でコミュニケーションをとることができる
  • 旺盛な冒険心を持つ者:未知の事柄に熱意や挑戦心を持って取り組むことができる
  • 革新的な思考を持つ者:既存の概念だけに捉われず、新しい発想を好み、創り出せる

兼松は「商売」を基本としているため、商売に本気で取り組める人材を求めています。

特定の人が裁量権を持ったり、少数精鋭という枠に囚われるのではなく、一人一人が主役となって商売に取り組める環境が整えられています。

そのため、主体性・責任感を持って発言・提案ができ、周囲としっかり連携して最後まで職務を遂行できる、コミュニケーション能力の高い人材が求められていると言えるでしょう。

兼松に就職、転職するためには?

面接では「志望動機」「なぜ兼松に入社したいのか」「長所と短所」「キャリアプラン」などについて訊かれます。

ごくごく一般的な質問ではありますが、面接官は「兼松の社風に合っているか」を見極めようとしているため、予め「どんな社風なのか」「どんな人が働いているのか」を調べておく必要があるでしょう。

また、部署間の移動が定期的に行われることもあり、様々な従業員と円滑に仕事ができる人なのか、コミュニケーション能力も評価のポイントとなります。

質問には面接官一人一人に目を配りながら明るくハキハキと答えると、好印象を与えられるでしょう。

兼松の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(兼松と上場企業平均)

兼松 上場企業平均
2019年 765人 1,035人
2018年 842人 1,071人
2017年 711人 1,042人
2016年 690人 1,055人
2015年 705人 1,055人

兼松の従業員数は2019年で765人と、1年前と比べて77人の減少となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。

次に兼松と同じ商社・卸売業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が486人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(兼松と上場企業平均)

兼松 上場企業平均
2019年 39.0歳 41歳
2018年 40.3歳 41歳
2017年 40.1歳 40歳
2016年 40.5歳 40歳
2015年 40.9歳 40歳

兼松の平均年齢は2019年で39.0歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ商社・卸売業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(兼松と上場企業平均)

兼松 上場企業平均
2019年 15.0年 12年
2018年 15.5年 13年
2017年 15.4年 13年
2016年 13.8年 13年
2015年 15.5年 13年

兼松の平均勤続年数は2019年で15.0年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ商社・卸売業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が13.2年のため、業界内で見ても長い水準となります。

兼松の業績推移

兼松が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 4083.9億円 97.0億円
2018年3月期 4435.1億円 105.6億円
2017年3月期 4114.4億円 79.2億円
2016年3月期 4324.6億円 72.0億円
2015年3月期 4752.5億円 105.0億円

まず、兼松と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、兼松が4083.9億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。兼松の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、兼松が7.9%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

兼松 上場企業平均
2019年3月期 5.3億円 1.1億
2018年3月期 5.3億円 9064万
2017年3月期 5.8億円 9022万
2016年3月期 6.3億円 9416万
2015年3月期 6.7億円 9870万

次に、兼松と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、兼松は5.3億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため兼松は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

兼松 上場企業平均
2019年3月期 1268万円 788万
2018年3月期 1254万円 731万
2017年3月期 1113万円 741万
2016年3月期 1043万円 672万
2015年3月期 1489万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、兼松は1268万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため兼松は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
兼松株式会社
設立年月日
1918年3月18日
所在地
東京都港区芝浦1−2−1 シーバンスN館
エリア
東京  港区 
公式サイト
業界・業種
代表者名
谷川 薫
上場市場
東証1部
上場年月日
1961年10月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年5月1日

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