トーエネックの年収【2024年最新版】(2ページ目)

創立70年以上の総合設備企業!女性管理職率は年々増加傾向?競合会社とも徹底的に比較!


トーエネックの社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

その他の役員の報酬は、社内取締役9名に対して総額2億6800万円で1人あたり2977万円、社内監査役1名に対して2200万円が支給されていました。

このことから、代表取締役社長の大野智彦氏の報酬は2977万円以上1億円未満であると考えて良いでしょう。

業績も右肩上がりであるため、役員の報酬もそれに伴い今後上昇していくでしょう。

競合他社とトーエネックの年収比較

トーエネックの競合会社として、きんでんコムシスホールディングスが挙げられます。

それぞれの年収を比較してみると、トーエネックは683万円、きんでんは856万円、コムシスホールディングスは826万円でした。

現時点では競合には及びませんでしたが、事業によっては収益が増加傾向のものもあるため、今後競合の年収を超す可能性もあるでしょう。

トーエネックの平均年収が高い理由

トーエネックの直近3年間の売り上げ及び経常利益の推移を見てみると、売り上げは2017年で1804.6億円、2018年で1887.8億円、2019年で1968.7億円でした。

また経常利益は2017年で66.1億円、2018年で68.8億円、2019年で85.6億円となっています。

2017年から2019年にかけて売り上げは約164.1億円、経常利益は19.5億円それぞれ上昇。

業績が好調であるため、社員の年収も高くなっているのでしょう。

トーエネックの事業内容

主な事業

トーエネックでは主に設備工事業を行っており、配電線工事・一般工事等を手掛けています。

主に展開している工事は以下の通りです。

  • 電力供給設備工事
  • 電気設備工事
  • 情報通信設備工事
  • 空調衛生設備工事

これまでに台湾電力地中線工事、阪神高速道路 道路照明設備補修工事、中部国際空港セントレア等の施工に携わってきた実績を持ちます。

顧客のニーズも多様化しつつあるため、今後も国内外のインフラを支えていくでしょう。

その他の事業

トーエネックでは、上記の他にもエネルギー関連事業として以下のサービスを展開しています。

  • 太陽光発電事業
  • マンションエネルギーマネジメントシステム
  • 学校空調サービス
  • 地下水利用サービス
  • ファシリティーサービス 等

太陽光発電事業では電力会社への売電等を行っており、2019年度には売電収入が増加。

今後も様々なサービスで我々の生活をサポートしていくと考えられます。

トーエネックの歴史

ここで、トーエネックのこれまでの歴史を簡単に振り返っていきましょう。

1944 東海電気工事を設立する

1947 東京支店が東光電気工事として独立する

1962 名古屋証券取引所第二部に上場する

1971 東京証券取引所・大阪証券取引所の第二部にそれぞれ上場する

1972 東京証券取引所・名古屋証券取引所・大阪証券取引所の第一部にそれぞれ上場する

1981 東工産業を設立する

1989 社名をトーエネックに変更する

2001 電気通信事業等の営業を始める、フィルテックを設立する

2014 創立70周年を迎える

トーエネックが属する中部電力グループとは?

中部電力グループは、トーエネックをはじめとして合同会社ネコリコ、中電不動産、中部精機、中電シーティーアイ等が所属するグループです。

グループ企業ではコミュニティサポートインフラ関連事業・再生可能エネルギー事業・不動産業・建設業・製造業・情報通信業等をそれぞれ展開しています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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