鹿島の平均年収は、2024年では1138.8万円で前期に比べて上昇傾向でした。建設業界内では2位、全体では58位、東京都内では49位と上位にランクインしています。鹿島は創業約180年の老舗建設会社です。これまでに歴史的建造物の復元や再生にも携わってきました。社員一人一人の裁量に任せられるので、業務も多岐にわたって経験を積むことが可能。現在従業員数は7,783人と、比較的規模は大きめ。社員の平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は18.5年です。
平均年収推移(鹿島と上場企業平均)
鹿島の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると36.0万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は994.7万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
鹿島の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 1139万円 |
2018年 | 1103万円 |
2017年 | 947万円 |
2016年 | 893万円 |
2015年 | 892万円 |
鹿島の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
1138.8万 | 612.5万 | 432.2万 |
鹿島の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると526.3万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると706.6万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中58位と高い順位となります。
鹿島の平均年収 | 建設業界の平均年収 |
---|---|
1138.8万 | 706.6万 |
鹿島が属する建設業界の上場企業の平均年収は706.6万円です。 そのため、鹿島の年収は業界平均と比べて432.2万円高く、業界内順位を見ると167社中2位と高い順位となります。
鹿島の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
1138.8万 | 647.2万 |
鹿島の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、鹿島の年収はエリア平均と比べて491.6万円高く、エリア内順位を見ると1979社中49位と高い順位となります。
従業員数推移(鹿島と上場企業平均)
鹿島 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 7,783人 | 1,035人 |
2018年 | 7,686人 | 1,071人 |
2017年 | 7,611人 | 1,042人 |
2016年 | 7,527人 | 1,055人 |
2015年 | 7,546人 | 1,055人 |
鹿島の従業員数は2019年で7,783人と、1年前と比べて97人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に鹿島と同じ建設業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,464人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(鹿島と上場企業平均)
鹿島 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 44.2歳 | 41歳 |
2018年 | 44.1歳 | 41歳 |
2017年 | 43.9歳 | 40歳 |
2016年 | 43.7歳 | 40歳 |
2015年 | 43.7歳 | 40歳 |
鹿島の平均年齢は2019年で44.2歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。
平均年齢を同じ建設業界内で比較してみました。業界平均が43歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。
平均勤続年数推移(鹿島と上場企業平均)
鹿島 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 18.5年 | 12年 |
2018年 | 18.4年 | 13年 |
2017年 | 18.3年 | 13年 |
2016年 | 18.3年 | 13年 |
2015年 | 18.5年 | 13年 |
鹿島の平均勤続年数は2019年で18.5年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ建設業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が14.5年のため、業界内で見ても長い水準となります。
鹿島が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1兆2803.7億円 | 1325.0億円 |
2018年3月期 | 1兆1651.8億円 | 1462.8億円 |
2017年3月期 | 1兆2038.5億円 | 1285.2億円 |
2016年3月期 | 1兆1661.5億円 | 816.8億円 |
2015年3月期 | 1兆1410.1億円 | 16.7億円 |
まず、鹿島と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、鹿島が1兆2803.7億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。鹿島の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、鹿島が9.9%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
鹿島 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1.6億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 1.5億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 1.6億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 1.5億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 1.5億円 | 9870万 |
次に、鹿島と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、鹿島は1.6億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため鹿島は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
鹿島 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1702万円 | 788万 |
2018年3月期 | 1903万円 | 731万 |
2017年3月期 | 1689万円 | 741万 |
2016年3月期 | 1085万円 | 672万 |
2015年3月期 | 22万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、鹿島は1702万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため鹿島は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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