気になる出世後の年収はいくら?求める人材を職種別に公開!面接の対策とは?
大和冷機工業の平均年収は2021年で459.3万円。機械業界内順位は224位、全体での順位は3239位です。業務用機器の修理など専門的な知識が必要になり、自分自身で学ばなければならないため、自ずとスキルが身につきます。ボーナスは成績によって変動するので、やる気のある人には嬉しい金額が提示されます。しかし、成績を残せない人には厳しい環境なため、平均年齢36.0歳、勤続年数9.0年と短い傾向にあるのでしょう。高額な商品を扱っているので、お客様との信頼関係が大切。それに伴い、従業員同士の信頼関係も重要になるため、結束の強い企業と言えます。
目次
閉じる平均年収推移(大和冷機工業と上場企業平均)
大和冷機工業の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると1.8万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は452.3万円なので、上場企業と比べると低い水準になります。
大和冷機工業の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 459万円 |
2018年 | 457万円 |
2017年 | 451万円 |
2016年 | 453万円 |
2015年 | 440万円 |
大和冷機工業の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
459.3万 | 612.5万 | 432.2万 |
大和冷機工業の平均年収は、日本の上場企業の平均年収と比べると153.2万円低く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると27.1万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中3239位と低い順位となります。
大和冷機工業の平均年収 | 機械業界の平均年収 |
---|---|
459.3万 | 632.0万 |
大和冷機工業が属する機械業界の上場企業の平均年収は632.0万円です。 そのため、大和冷機工業の年収は業界平均と比べて172.7万円低く、業界内順位を見ると231社中224位と低い順位となります。
大和冷機工業の平均年収 | 大阪府の平均年収 |
---|---|
459.3万 | 625.8万 |
大和冷機工業の所在地がある大阪府の上場企業の平均年収は625.8万円です。 そのため、大和冷機工業の年収はエリア平均と比べて166.5万円低く、エリア内順位を見ると426社中380位と低い順位となります。
大和冷機工業では7月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。
平均支給額は約85万円〜148万円、男女間の差は最大で約50万円、ピークは50歳代前半で迎えます。
営業職は売上がボーナスに影響しますが、営業職以外は上司の評価によって金額が決定。
どの様な基準で評価されるのか不透明な部分が多いため、評価基準の透明化が求められています。
職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約300万円〜410万円、技術職は約300万円〜480万円、総合職は約320万円〜600万円となっています。
他の企業よりも水準は低く、一番高い年収の総合職は600万円ほどに留まっています。
ちなみに、学歴別の初任給は2019年の実績によると、営業職の四大卒・院了213,300円、短専卒195,400円、設計開発職の四大卒・院了221,100円、修士了223,100円、事務総合職の四大卒・院了203,300円、短専卒178,400円となっています。
出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約380万円〜505万円、課長は約500万円〜670万円、部長は約570万円〜850万円です。
最高年収は部長の850万円と、1000万円を超えることはありません。
あくまでも完全成果主義なので、高い売上水準を保てる営業職でない限り、大和冷機工業で高年収を得るには昇級が必須であると言えます。
代表取締役会長の尾崎 茂氏と代表取締役社長の尾崎 敦史氏の年収は公開されていませんでしたが、取締役の平均年収は約3600万円、監査役は719.2万円となっています。
役員等の報酬は全体的に低く、監査役の年収に関しては1000万円を下回るため、特に低い年収であると言えます。
売上高は5年連続で右肩上がりに上昇していますので、今後の年収増加に期待が寄せられます。
大和冷機工業の競合他社と言えば、ホシザキや福島工業が挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、ホシザキの平均年収は約756.4万円、福島工業の平均年収は約545.2万円となっています。
大和冷機工業の平均年収は約459.2万円ですので、ホシザキや福島工業よりもかなり低い年収であることが分かります。
業務用冷凍庫メーカーの3大ブランドとされる3社ですが、ホシザキと福島工業は海外にも展開していることから、この差が生じていると考えられます。
大和冷機工業は機械業界で活躍する、大手企業の一つです。
大和冷機工業の主な事業は、業務用の冷凍・冷蔵庫、ショーケース、製氷機などの製造・販売・リースです。
飲食店だけでなく、商業施設、学校、医療関係などの幅広い現場に提供・提案しています。
冷蔵庫や製氷機だけでなく、食品・花・薬品用のショーケース、業務用食器洗浄器、スチームコンベクションオーブンや業務用電子レンジ・真空包装機・自動ゆで麺機などの調理機器、店舗用のウォーターディスペンサー・アイスコーヒーマシン・オゾン脱臭機・電解次亜水生成装置など、製品の種類は多岐にわたります。
その他には、建築工事業や発電及び売電に関する事業なども展開しています。
また、全国にサービスセンター19ヶ所、配送センター3ヶ所を有し、大和冷機工業の製品のメンテナンスやトラブルをサポートし、きめ細やかなサービスを提供しています。
大和冷機工業の歴史についてご紹介します。
大和冷機工業では、新卒採用、中途採用にて募集を行っています。
新卒採用では、営業職、設計開発職、事務総合職にて募集を行っています。
営業職・事務総合職は全ての学生、設計・開発職は理系学部専攻者が対象です。
勤務地は本社のある東京、大阪および全国各地の営業所、工場のいずれかになります。
選考方法は、エントリー→会社説明会→筆記試験(般常識)→面接(複数回)→適性検査→面談会→内定です。
中途採用では、営業職、法人営業職、事務職、本社管理部門にて募集を行っています。
求人状況は募集部署・エリアによって異なるため、 求人募集状況については採用担当まで問い合わせてください。
勤務地は本社のある東京、大阪および全国各地の営業所、工場のいずれかになります。
応募方法は、氏名・住所・電話番号・希望職種・就業可能時期を記載したメールを送信してください。
選考方法については、書類選考通過者のみに通知されます。
大和冷機工業では、求める人材を職種別に公開しています。
「まじめさ」と「熱意」を持って真剣にお客様にぶつかることができる人。
信頼関係を築くためには誠心誠意仕事に向き合えることが大切です。
常に新しいモノを追い求める姿勢を持った人。
現状に満足するのではなく、世の中のニーズをいち早く捉え、製品化に向けて尽力できる人を求めています。
真面目にコツコツ仕事に取り組めることが出来る方。
大和冷機工業の人事部は、分からないことに直面した際、臆せずに質問して解決できる人を求めていると話しています。
上司に臆せず質問できる人は、社長賞を獲得するような優秀な人へと素早く成長できる傾向にあるからです。
また、最初からNo. 1を目指すくらい貪欲な人も、大和冷機工業には必要不可欠な人材だとしています。
面接では、一番大変な職種である営業職についての質問が多いようです。
「厳しい環境に耐えられるか」「どうすれば商品が売れるか」「精神力を必要とするが大丈夫か」「クレームにはどう対応するか」など、本当に「やる気」があるのか否かを見極めている様です。
営業職はお客様と直接対する機会が多いため、信頼関係を構築するためにも、一般教養やコミュニケーション能力の高さも求められます。
企業理念をしっかりと理解し、共感した上で、自分がいかに合致する人材であるかをアピールしましょう。
また、「なぜ大和冷機工業を選んだのか」という質問も必ず訊かれます。
大和冷機工業をしっかりと理解し、入社後に「何をやりたいのか」「どうすれば成し遂げられるか」など、具体的なプランを語れる様にしておくと尚良いでしょう。
ライバル企業である、ホシザキや福島工業との比較を行えるよう、他企業の研究も怠らないようにしてください。
従業員数推移(大和冷機工業と上場企業平均)
大和冷機工業 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 2,372人 | 1,035人 |
2018年 | 2,372人 | 1,071人 |
2017年 | 2,359人 | 1,042人 |
2016年 | 2,309人 | 1,055人 |
2015年 | 2,223人 | 1,055人 |
大和冷機工業の従業員数は2019年で2,372人と、1年前と比べて同じ人数となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に大和冷機工業と同じ機械業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,054人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(大和冷機工業と上場企業平均)
大和冷機工業 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 36.0歳 | 41歳 |
2018年 | 35.6歳 | 41歳 |
2017年 | 35.3歳 | 40歳 |
2016年 | 35.1歳 | 40歳 |
2015年 | 35.1歳 | 40歳 |
大和冷機工業の平均年齢は2019年で36.0歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ機械業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(大和冷機工業と上場企業平均)
大和冷機工業 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 9.0年 | 12年 |
2018年 | 8.7年 | 13年 |
2017年 | 8.3年 | 13年 |
2016年 | 8.2年 | 13年 |
2015年 | 8.3年 | 13年 |
大和冷機工業の平均勤続年数は2019年で9.0年と、上場企業の平均と比べると短い水準となっています。
平均勤続年数も同じ機械業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.1年のため、業界内で見ても短い水準となります。
大和冷機工業が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年12月期 | 401.5億円 | 59.7億円 |
2018年12月期 | 398.8億円 | 58.5億円 |
2017年12月期 | 379.4億円 | 54.7億円 |
2016年12月期 | 374.2億円 | 62.3億円 |
2015年12月期 | 359.6億円 | 64.1億円 |
まず、大和冷機工業と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年12月期の売上は、大和冷機工業が401.5億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。大和冷機工業の売上は平均と比べて低い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、大和冷機工業が0.7%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
大和冷機工業 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年12月期 | 1693万円 | 1.1億 |
2018年12月期 | 1681万円 | 9064万 |
2017年12月期 | 1608万円 | 9022万 |
2016年12月期 | 1621万円 | 9416万 |
2015年12月期 | 1617万円 | 9870万 |
次に、大和冷機工業と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年12月期で見ると、大和冷機工業は1693万円、上場企業平均が1.1億円となっています。
大和冷機工業 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年12月期 | 252万円 | 788万 |
2018年12月期 | 247万円 | 731万 |
2017年12月期 | 232万円 | 741万 |
2016年12月期 | 270万円 | 672万 |
2015年12月期 | 289万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年12月期では、大和冷機工業は252万円、上場企業平均が788万円となっています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2021年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(大阪)の年収ランキング上位企業
表示準備中