コマツの年収【2020年最新版】

平均年収やボーナスが上昇している理由とは?高額な役員報酬もご紹介!今後の業績予想や採用の秘訣も伝授


コマツの平均年収は、2020年で前期に比べて上昇傾向の760.8万円でした。機械業界内では25位の平均年収です。コマツはショベルやフォークリフトなどの建設機械を作る企業です。堅実な社風ですが、新しいことにチャレンジする環境ができており、モチベーションが高い従業員が多いです。労働組合の力が強く、ワークライフバランスが整っています。禁煙プログラムや安く利用できる食堂など、福利厚生においても良い環境ができています。

コマツの平均年収概要

平均年収: 760.8万円 上昇傾向
平均年齢
39.6歳
平均勤続年数
14.3年
従業員数
11,537人

コマツの平均年収推移

平均年収推移(コマツと上場企業平均)

コマツの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると22.0万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は729.2万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

コマツの平均年収推移(2015年〜2019年)

コマツの平均年収 年収
2019年 761万円
2018年 739万円
2017年 716万円
2016年 711万円
2015年 719万円

業界内やエリア内でのコマツのランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
545位
3737社
全国の上場企業の平均年収より148.3万円高い

全国の平均年収より328.6万円高い
コマツの平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
760.8万 612.5万 432.2万

コマツの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると148.3万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると328.6万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中545位と高い順位となります。

機械業界内での比較

業界内順位
25位
231社
機械業界の平均年収より128.8万円高い
コマツの平均年収 機械業界の平均年収
760.8万 632.0万

コマツが属する機械業界の上場企業の平均年収は632.0万円です。 そのため、コマツの年収は業界平均と比べて128.8万円高く、業界内順位を見ると231社中25位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
379位
1979社
東京都の平均年収より113.6万円高い
コマツの平均年収 東京都の平均年収
760.8万 647.2万

コマツの所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、コマツの年収はエリア平均と比べて113.6万円高く、エリア内順位を見ると1979社中379位と高い順位となります。

コマツではボーナスはどれくらい貰える?

コマツでは6月と12月の年に2回、ボーナス(賞与)を支給しています。

ボーナスの平均支給額は90万円~260万円と高めであり、金額のピークは50代前半で迎えるようです。

近年は業績が好調なため、ボーナスの支給額も安定しています。

コマツの職種別の年収

コマツの職種別年収を比較してみたところ、総合職の平均年収は630万円~1050万円、技術職は550万円~800万円、一般職は430万円~750万円でした。

初任給は職種・学歴別のほか、採用分野によっても異なってくるようです。

大学院卒・大学卒・高専専攻科卒の初任給は共通で、全社採用の場合は技術系職種が241,200円、事務系職種が220,200円、事務所採用の場合は技術系職種が220,200円、事務系職種が210,200円です。

事務所採用の場合は高専本科卒・短大卒・専門卒・高卒の募集も行っています。

高専本科卒・短大卒・専門卒の初任給は共通で、技術系職種が194,200円、事務系職種が184,200円。

高卒の場合の初任給は、技術系・事務系共通で174,200円です。

多くの企業では大学院卒の初任給が一番高くなるところ、高専専攻科卒以上が同じスタートであるのはとても珍しいと言えます。

コマツでは出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後を比較すると、係長クラスで705万円~900万円、課長クラスで800万円~1150万円、部長クラスで1100万円~1450万円と高い年収であることが分かります。

口コミによると、20代は年功序列が強く、ある程度の年齢までは平均して高い年収まで上がるようです。

30代からは成果も評価に大きく加わるようになり、努力次第で役職まで出世して高い年収を得ることができるようになります。

コマツの社長や役員の年収

2019年のコマツの有価証券報告書の結果から、報酬1億円超えの役員が5人もいることが分かりました。

1億円以上得ている役員の報酬額は、代表取締役会長の大橋 徹二氏で約2億9500万円、前取締役会長の野路 國夫氏で約2億3000万円、代表取締役社長兼CEOの小川 啓之氏で約1億6000万円、取締役の藤塚 主夫氏で約1億5300万円、取締役兼常務執行役員の浦野 邦子氏で約1億900万円となっています。

こんなにも高い報酬を得ている役員が多いのは、他の企業でもあまり見ません。

いかに近年の業績が良いのかがうかがえます。

その他の役員の平均報酬は、取締役で約1420万円、監査役で約2780万円です。

競合他社とコマツの年収比較

コマツの競合他社には、クボタ豊田自動織機の名前が挙げられます。

それぞれの平均年収は、クボタが約801万円、豊田自動織機が約813万円であり、コマツの約760万円より若干高いことが分かります。

コマツの平均年収は現在約760万円ですが、業績と比例して年々上がっているため、このまま続けば2008年のように平均年収が800万円台まで上がることも期待できるでしょう。

コマツの平均年収が高い理由

コマツはグローバルに活躍している企業で、油圧ショベルの売上は国内1位、世界第2位を誇ります。

近年では海外需要が増えたことを受け、売上も上昇。

それに伴い平均年収も高まっていると考えられます。

近年では潜在ニーズの大きいアフリカ市場への進出も強化しつつあるため、上手くいけば今後も業績と年収は上がるでしょう。

コマツの事業内容

コマツは建設・鉱山機械の製造を行う、国内大手メーカーの一つです。

主な事業

コマツのメイン事業は建設現場や鉱山現場で使われる、建設・鉱山機械、車両の研究開発、生産、販売です。

ロープショベル、コンティニュアス・マイナー、油圧ショベル、ホイールローター、ブルドーザー、モーターグレーダー、ダンプトラック、ミニショベル、ミニ建機、鉱山機械、機械部品、フォークリフト、林業機械、環境リサイクル機械、地下建機など、様々な用途に合わせた機械を主力製品としています。

その他の事業

その他の事業には、産業機械の研究開発、生産、販売のほか、リテールファイナンスも行っています。

産業機械ではプレス・板金機械、工作機械、エキシマレーザー、サーモモジュール・温度制御機器、防衛省向けの装甲車・弾薬等を製造。

リテールファイナンスでは、コマツ製品を担保とした融資を行っています。

コマツの歴史

コマツの歴史について年表形式でご紹介します。

1921年:創業者の竹内明太郎が小松鉄工所より独立・分離し、石川県に(株)小松製作所を設立

1924年:市販プレス第1号「450t成形プレス」の製造を開始

1931年:国産農耕用トラクターの第1号が完成

1934年:東京株式取引所にて株式上場

1935年:高級鋳物・特殊鋼材の製造を開始

1941年:大型油圧成形プレスの生産を開始

1947年:「D50ブルドーザー」の第1号機が完成

1948年:ディーゼルエンジンの生産を開始

1951年:本社を東京に移転

1952年:モーターグレーダーの生産を開始

1953年:フォークリフトの生産を開始(1月)、ダンプトラック・特殊車両の生産を開始(11月)

1955年:アルゼンチン向けに初の建機輸出を行う

1956年:ショベルローダーの生産を開始

1964年:インドにて初の海外駐在員事務所を設立

1965年:ホイールローダーの生産を開始

1967年:初の海外現地法人となる「小松ヨーロッパ(株)」をベルギーに設立。以降様々な国で現地法人の設立を行う。

1968年:油圧ショベルの生産を開始

1972年:小型プレスの分野に進出

1984年:レーザー加工機を発売

1998年:KOMTRAX(機械稼働管理システム)を開発(2001年に標準搭載を開始)

2008年:「日本地雷処理を支援する会」と提携し、海外で対人地雷処理と復興支援活動を開始

2015年:施工ソリューション「スマートコンストラクション」を開始する

コマツが属するコマツグループとは?

コマツグループはコマツ、コマツカスタマーサポートやコマツクイックを含む連結子会社215社、持分法適用会社42社の全258社からなる大手グループです。

建設・鉱山機械、ユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械などの事業を国内外で展開しています。

コマツの採用情報

コマツでは新卒採用と経験者(中途)採用を行っています。

新卒採用

新卒採用では、技術系職種と事務系職種の募集を行っています。

技術系職種で募集しているのは研究・開発、生産技術、調達、サービスエンジニア。

事務系職種で募集しているのは営業、生産管理、調達、経理・財務、人事・総務、法務です。

それぞれの職種共に「全社採用」「事業所採用」の採用枠で分かれており、勤務地は全社採用の場合は全国各地や海外転勤、事務所採用の場合は採用事務所(工場)になります。

選考方法はエントリー⇒会社説明会⇒エントリーシートの提出⇒WEBテスト・SPI⇒面接⇒最終面接の流れで行われます。

中途採用

経験者(中途)採用では、顧客サポート職、技術営業職、開発職の募集を行っています。

勤務地は募集職種によって異なるため、応募前にご確認ください。

選考方法は書類選考⇒面接・筆記試験(一般教養・適性検査)⇒面接・SPIの流れで行われます。

面接回数は応募職種によって異なるようです。

コマツで求められる人材像

コマツは経営方針の一つに「創造と挑戦の場を提供する」を掲げており、新卒・中途採用共に創造力とチャレンジ精神の高い人材を募集しています。

主体的に挑戦できる、諦めずにやり抜く、論理的思考能力がある、チームワークを発揮できる、事業や現場に興味・関心があるかを重視しているようです。

コマツに就職、転職するためには?

コマツはグローバルに事業展開しているため、経営は各国の景気や市場状況・社会情勢の影響を受けやすいです。

そのため、どんな困難な状況であっても、高いチャレンジ精神を持ってチームを引っ張っていけるリーダー力のある人を求めます。

経営の基本に掲げている「コマツウェイ」には、マネジメント・リーダーシップ編、ものづくり編、ブランドマネジメント編の3分野で継承すべき企業の価値観をまとめています。

面接対策では、この「コマツウェイ」で記されている内容を理解し、それに絡めた内容で自己PRすると評価も上がるでしょう。

コマツの採用実績を見ると、慶應義塾大学、早稲田大学、神戸大学などの難関大学が名前を並べており、採用が難関であることが伺えます。

筆記試験で高得点を目指すのはもちろんのこと、企業分析を徹底的に行い、建設機械業界で自分が何をしたいのかという想いをしっかりと伝えることが大切です。

コマツの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(コマツと上場企業平均)

コマツ 上場企業平均
2019年 11,537人 1,035人
2018年 10,465人 1,071人
2017年 10,371人 1,042人
2016年 10,449人 1,055人
2015年 10,416人 1,055人

コマツの従業員数は2019年で11,537人と、1年前と比べて1072人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次にコマツと同じ機械業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,054人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(コマツと上場企業平均)

コマツ 上場企業平均
2019年 39.6歳 41歳
2018年 39.3歳 41歳
2017年 38.9歳 40歳
2016年 38.5歳 40歳
2015年 38.3歳 40歳

コマツの平均年齢は2019年で39.6歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ機械業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(コマツと上場企業平均)

コマツ 上場企業平均
2019年 14.3年 12年
2018年 14.1年 13年
2017年 14.6年 13年
2016年 14.3年 13年
2015年 14.1年 13年

コマツの平均勤続年数は2019年で14.3年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ機械業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.1年のため、業界内で見ても短い水準となります。

コマツの業績推移

コマツが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 9289.7億円 1955.3億円
2018年3月期 8684.0億円 1369.2億円
2017年3月期 6859.4億円 767.5億円
2016年3月期 6924.8億円 786.3億円
2015年3月期 7898.7億円 1644.5億円

まず、コマツと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、コマツが9289.7億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。コマツの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、コマツが7.0%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

コマツ 上場企業平均
2019年3月期 8052万円 1.1億
2018年3月期 8298万円 9064万
2017年3月期 6614万円 9022万
2016年3月期 6627万円 9416万
2015年3月期 7583万円 9870万

次に、コマツと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、コマツは8052万円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

コマツ 上場企業平均
2019年3月期 1695万円 788万
2018年3月期 1308万円 731万
2017年3月期 740万円 741万
2016年3月期 753万円 672万
2015年3月期 1579万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、コマツは1695万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためコマツは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
コマツ
設立年月日
1921年5月13日
所在地
東京都港区赤坂2−3−6
エリア
東京  港区 
公式サイト
業界・業種
機械 
代表者名
小川 啓之
上場市場
東証1部
上場年月日
1949年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年6月25日

SNSシェア用テキスト

表示準備中