医療用眼科薬市場の国内シェアNo.1!創業130年の老舗製薬会社!報酬1億円以上の役員多数!?
2020年度の有価証券報告書を見てみると、代表取締役会長の黒川明氏と代表取締役社長兼CEOの谷内樹生氏の報酬はそれぞれ1億1500万円でした。
また、社内取締役3名に対して総額3億1100万円で1人あたり1億366万円、社内監査役1名に対して2800万円が支給されており、報酬が1億円を超える役員が多いことが分かりました。
業績も好調であるため、今後も役員の報酬は上昇していくでしょう。
それぞれの年収を見ていくと、参天製薬は819万円、ロート製薬は738万円、小林製薬は681万円と、競合会社と比較しても年収が高いことが分かりました。
新薬を開発するために新たな研究も開始しているため、年収の伸びしろはまだまだあるでしょう。
参天製薬の平均年収の高さの理由として、業績が好調であることが挙げられます。
売り上げ及び経常利益を見ていくと、売り上げは2017年で1569.7億円、2018年で1718.7億円、2019年で1762.1億円でした。
また、経常利益は2017年で303.8億円、2018年で316.9億円、2019年で331.9億円となっています。
売り上げ・経常利益ともに年々上昇傾向にあり、そのため社員の年収も高くなっていると推察できます。
参天製薬では、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器をそれぞれ手掛けています。
一般用医薬品ではこれまでに「サンテFXネオ」や「サンテ40」等の製品を数々輩出してきました。
現在はアジアや東欧、ロシア等あらゆる国や地域のニーズに合わせた薬の研究開発を行う等、グローバルに活躍しています。
その他にも、参天製薬はグループ企業にて工場で使用する無菌衣・無塵衣等の作業衣のクリーニング、工場内の製造準備・清掃等を行います。
クリーニングでは工場・服種・サイズ等によって分別し、洗濯・乾燥・滅菌等徹底して行い出荷しています。
これまでの参天製薬の歴史について簡単に振り返ってみましょう。
1890 田口参天堂が開業され、「ヘブリン丸」が発売される
1899 「大学目薬」が発売される
1925 参天堂を設立する
1945 社名を参天堂製薬に変更する
1963 大阪証券取引所市場第二部に上場する
1964 東京証券取引所市場第二部に上場する
1977 東京証券取引所、大阪証券取引所のそれぞれ第1部に上場する
2018 現会長に黒川明氏が、現社長に谷内樹生氏がそれぞれ就任する
参天製薬グループは、クレールやサンテン・インク、サンテン・オイ等が所属します。
グループ企業では、主にクリーニング等の事業をそれぞれ展開しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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