エーザイの年収【2020年最新版】

気になる職種別年収は?エーザイが求める人材像は?ボーナスの平均支給額も公開!


エーザイの平均年収は、2020年で前期に比べて上昇傾向の1099.2万円となりました。医薬品業界内5位、全体での順位で65位と高水準です。エーザイは「ヒューマン・ヘルスケア」をスローガンとした医薬品メーカーです。スローガンの通り、患者を第一としたビジネス展開を行っています。フレックス制で、テレワークも導入しているため、ワークライフバランスが調整しやすくなっています。平均勤続年数は20.6年と定着率が高くなっています。

エーザイの平均年収概要

平均年収: 1099.2万円 上昇傾向
平均年齢
45.2歳
平均勤続年数
20.6年
従業員数
3,140人

エーザイの平均年収推移

平均年収推移(エーザイと上場企業平均)

エーザイの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると54.5万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は1063.4万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

エーザイの平均年収推移(2015年〜2019年)

エーザイの平均年収 年収
2019年 1099万円
2018年 1045万円
2017年 1039万円
2016年 1094万円
2015年 1040万円
エーザイの年収例をチェック

業界内やエリア内でのエーザイのランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
65位
3737社
全国の上場企業の平均年収より486.7万円高い

全国の平均年収より667.0万円高い
エーザイの平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
1099.2万 612.5万 432.2万

エーザイの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると486.7万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると667.0万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中65位と高い順位となります。

医薬品業界内での比較

業界内順位
5位
67社
医薬品業界の平均年収より328.5万円高い
エーザイの平均年収 医薬品業界の平均年収
1099.2万 770.7万

エーザイが属する医薬品業界の上場企業の平均年収は770.7万円です。 そのため、エーザイの年収は業界平均と比べて328.5万円高く、業界内順位を見ると67社中5位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
53位
1979社
東京都の平均年収より452.0万円高い
エーザイの平均年収 東京都の平均年収
1099.2万 647.2万

エーザイの所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、エーザイの年収はエリア平均と比べて452.0万円高く、エリア内順位を見ると1979社中53位と高い順位となります。

エーザイではボーナスはどれくらい貰える?

エーザイでは7月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。

平均支給額は約150万円〜360万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

ボーナスは業績変動型となっており、これまで人によっては50万円ほど生じていた差がなくなったとの声もあります。

エーザイの職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約600万円〜1050万円、技術職は約650万円〜1025万円、総合職は約1000万円〜1480万円となっています。

実力主義が徐々に浸透してきており、評価制度が取り入れられはじめたことで年収に満足する従業員の声も多いようです。

学歴別の初任給は2019年度の実績によると、創薬研究職・臨床開発職は大卒293,000円、修士308,000円、博士339,600円、データサイエンス職・生産管理・技術職・MR職/MSL職・PV職/PMS職・コーポレートスタッフは大卒293,000円、修士308,000円、博士339,600円となっており、他の企業と比較しても高い初任給だと言えます。

エーザイでは出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約1100万円〜1210万円、課長は約1450万円〜1625万円、部長は約1650万円〜2030万円となっています。

実力主義が浸透してきたとは言え、まだまだ年功序列も抜けきれておらず、昇級の難易度は高いのが現状。

しかし、企業体制を変えようという動きが活発化してきているのも確かで、今後の動向に注目が集まります。

エーザイの社長や役員の年収

取締役兼代表執行役CEOの内藤 晴夫氏の年収は約1億5200万円、常務執行役のガリー・ヘンドラー氏の年収は約1億4200万円、執行役のリン・クレイマー氏の年収は約1億9400万円、その他の取締役の平均年収は約3800万円、監査役は約5100万円となっています。

一部の役員の年収は1億円を超える高額報酬となっていますが、その他の取締役や監査役の報酬は同企業と比較しても低い印象です。

競合他社とエーザイの年収比較

エーザイの競合他社というと、中外製薬第一三共などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によれば、中外製薬の平均年収は約1017.3万円、第一三共の平均年収は約1097.9万円となっています。

エーザイの平均年収は約1099.2万円ですので、わずかな差ではありますが、医薬品業界の中でも年収が高いことが分かりました。

エーザイの平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、業績の好調さが大きく影響しています。

2015年〜2017年の売上高は5300億円〜5400億円を推移していましたが、2019年3月期には6428億円と前期比7.1%の約1000億円増収となりました。

また、営業利益は11.6%増の861億円・当期利益は22.2%増の664億円と、どちらも100億円以上の増収に成功。

これは過去5年間の中で最も高い数字となっています。

この背景には、日本医薬品事業での抗てんかん剤「フィコンパ」(前年比72.1%増)・抗がん剤「レンビマ」(前年比233%増)、アジア・ラテンアメリカ医薬品事業での「レンビマ」(前年比167.8%増)の大幅な需要拡大が影響しています。

人間の永遠のテーマである認知症やガンの薬は世界各国でも高い需要があるため、売上の増加に繋がったと考えられます。

エーザイの事業内容

エーザイは、医薬品業界に属する日本の大手企業です。

主な事業

エーザイと言えば「チョコラBB」でおなじみですが、現在メインとして取り組みに力を入れているのは、「神経」と「がん」の2つの領域における新薬創出活動です。

神経領域においては、現在、抗てんかん剤の「フィコンパ」の製造に成功しており、部分てんかんの併用療法、強直間代発作の併用療法として日本をはじめとした世界55ヵ国以上で承認を取得。

アメリカでは4歳以上のてんかん患者に部分発作に対する承認も得ています。

今後は1997年から世界100ヵ国で発売されている、アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」を早期診断・治療に役立てられるよう、更なる普及を目指しています。

がん領域においては、抗がん剤「ハラヴェン」が乳がん・悪性軟部腫瘍への適応で世界50ヵ国以上で承認、「レンビマ」は甲状腺への適応で日本の他に世界50ヵ国以上にて承認、更に「レンビマ」はエベロリムスとの併用で腎細胞がんに適応する承認を世界45ヵ国以上、2018年には肝細胞がんへの適応を日本・米国・欧州・韓国・中国で承認されました。

エーザイではこれらの新薬を数多く開発してきましたが、「病気になりたくない」「早く治りたい」「家でゆっくり過ごしたい」などの患者さんの本当のニーズに応えきれていないと考えており、今後の新薬創出・更なる進化・発展にフロントランナーとして取り組んで行こうとしています。

その他の事業

世界中の医薬品を必要としている人に届けるため、生産から流通まで一貫して品質の確保に務めています。

生産部門では世界9箇所に生産工場や製品領域別ユニットなどを設け、患者さんにより早く製品を届けられる環境を整えています。

マーケティング部門では、日本だけでなく全世界を対象に、どの薬が必要とされているのかを把握し、ニーズに応えた生産拡大や新薬開発などを行っています。

エーザイの歴史

エーザイの歴史についてご紹介します。

  • 1911年:創業者の内藤豊次がタムソン商会に就職し、輸入薬品を取り扱う
  • 1915年:上京して田辺元三郎商店(現、田辺三菱製薬)に就職
  • 1921年:芳香ひまし油「カスタロール」、マッサージ薬「サロメチール」の開発に携わ
  • 1924年:日本で初めての血圧降下剤「アニマザ」を取り扱う
  • 1936年:「合資会社桜ヶ岡研究所」を設立
  • 1938年:ビタミンE剤「ユベラ」を発売
  • 1941年:埼玉県本庄町に「日本衛材株式会社」を設立
  • 1952年:高単位B2B1剤「チョコラBB錠」を日本で発売
  • 1955年:社名を「エーザイ株式会社」に改称
  • 1964年:日本宣伝賞を受賞
  • 1970年:インドネシアに医薬品の製造・販売会社を設立
  • 1983年:原薬製造の「エーザイ化学株式会社」を設立
  • 1991年:香港に医薬品販売会社を設立
  • 2006年:米国「ライガンド社」から抗がん剤4品を製品買収
  • 2010年:抗がん剤「ハラヴェン」を米国で発売
  • 2015年:抗がん剤「レンビマ」米国、日本、欧州で発売
  • 2019年:パーキンソン病治療剤「エクフィナ」を日本で発売

エーザイが属するエーザイグループとは?

エーザイグループとは、エーザイが中心核となるグループ企業のことです。

所属企業には、医療・健康・環境分野に関わるサービスを提供するサンプラネット、医薬品の研究開発を行うカン研究所など国内の企業をはじめ、米国・ブラジル・オセアニアなどの海外にも拠点があります。

エーザイの採用情報

エーザイでは、新卒採用、中途採用、障がい者採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、創薬研究職、臨床開発職、創薬研究開発の推進を行うデータサイエンス職、生産管理・技術職、医薬品の情報提供・収集・伝達を行うMR職/MSL職、医薬品の安全監視活動を実施するPV職/PMS職、コーポレートスタッフにて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京都文京区および各地の事業所・研究所のいずれかになります。

選考方法は、職種によって異なります。

  • 創薬研究職・データサイエンス職・臨床開発職:書類提出→一次選考→最終選考→内々定
  • 生産管理・技術職:書類提出→個人面接・論述試験→最終選考→内々定
  • MR職/MSL職:書類提出→集団面接→個人面接→最終面接→内々定
  • PV職/PMS職:書類提出→一次面接・グループディスカッション→最終選考→内々定
  • コーポレートスタッフ:書類提出→一次面接→最終選考→内々定

中途採用

中途採用では、バイオ医薬品製剤分析研究者、購買担当者、生産技術職、品質保証・管理業務、エンジニア、WEBデザイナー、コーポレートスタッフなどにて募集を行っています。

募集内容・職種は時期によって異なりますので、こまめにチェックしましょう。

勤務地は、本社のある東京都文京区および各地の事業所・研究所のいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→面接(複数回)→内々定です。

エーザイで求められる人材像

エーザイでは「患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を考え、そのベネフィット向上を第一義とし世界のヘルスケアの多様なニーズを充足する」を企業理念として掲げています。

そして求める人材像は「企業理念を理解・共感し、実現に向けてプロフェッショナルとして活躍する人材を求める」としています。

プロフェッショナルとは、単に「高い専門性」を有する人だけを指すのではなく、常に環境の変化や時代のニーズを敏感に捉え、自ら課題・問題に立ち向かって解決できる力を持っている人もことを指しています。

期待された成果を出すことは非常に大変なことですが、諦めずに課題解決に向けて前進できる人材が求められていると言えるでしょう。

エーザイに就職、転職するためには?

面接では「志望動機」「キャリアビジョン」「長所と短所」「挫折の体験談」など一般的な質問の他に、「より早く新薬を開発するためには何が必要か」「医薬品の営業は変化したと感じるか」「ジェネリック推進による医薬品業界の変化をどう感じるか」など、製薬会社ならではの専門的な質問も多く出されます。

企業分析が非常に重要となるため、プレスリリースや企業HP・企業理念などをしっかりと読んでおく必要があります。

入社後のビジョンなどについて、自分の考えを明確に話せるようにしておくと良いでしょう。

そのほかの特徴としては、「協調性」を重視している傾向にあるため、「前職でのチームの話」や「部下をどう育てるか」「チームリーダーになった場合、どんな存在になるか」などを詳しく訊かれます。

問われているのは「協調性」ですので、「チーム」の大切さ・より良いチームにするためにはどうすれば良いか、などについて答えられるようにしておきましょう。

また、時事ネタなども訊かれる場合があるため、最近のニュースは把握しておくことも大切です。

エーザイの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(エーザイと上場企業平均)

エーザイ 上場企業平均
2019年 3,140人 1,035人
2018年 3,172人 1,071人
2017年 3,246人 1,042人
2016年 3,504人 1,055人
2015年 3,514人 1,055人

エーザイの従業員数は2019年で3,140人と、1年前と比べて32人の減少となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次にエーザイと同じ医薬品業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,006人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(エーザイと上場企業平均)

エーザイ 上場企業平均
2019年 45.2歳 41歳
2018年 44.7歳 41歳
2017年 44.3歳 40歳
2016年 43.8歳 40歳
2015年 43.4歳 40歳

エーザイの平均年齢は2019年で45.2歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ医薬品業界内で比較してみました。業界平均が43歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(エーザイと上場企業平均)

エーザイ 上場企業平均
2019年 20.6年 12年
2018年 20.2年 13年
2017年 19.9年 13年
2016年 19.6年 13年
2015年 19.2年 13年

エーザイの平均勤続年数は2019年で20.6年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ医薬品業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が11.1年のため、業界内で見ても長い水準となります。

エーザイの業績推移

エーザイが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 3757.3億円 595.8億円
2018年3月期 3340.5億円 415.2億円
2017年3月期 2836.6億円 263.7億円
2016年3月期 3159.5億円 362.8億円
2015年3月期 3111.6億円 151.4億円

まず、エーザイと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、エーザイが3757.3億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。エーザイの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、エーザイが12.5%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

エーザイ 上場企業平均
2019年3月期 1.2億円 1.1億
2018年3月期 1.1億円 9064万
2017年3月期 8739万円 9022万
2016年3月期 9017万円 9416万
2015年3月期 8855万円 9870万

次に、エーザイと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、エーザイは1.2億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのためエーザイは上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

エーザイ 上場企業平均
2019年3月期 1898万円 788万
2018年3月期 1309万円 731万
2017年3月期 812万円 741万
2016年3月期 1035万円 672万
2015年3月期 431万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、エーザイは1898万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためエーザイは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
エーザイ株式会社
設立年月日
1941年12月6日
所在地
東京都文京区小石川4−6−10
エリア
東京 
業界・業種
代表者名
内藤 晴夫
上場市場
東証1部
上場年月日
1961年9月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年6月25日

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