天ぷら粉の国内シェア第一位！入社前に準備しておくべきこととは？求められる人材についても詳しく分析！
2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役8名に対して総額4憶5000万円で1人あたり5625万円、社内監査役5名に対して総額8000万円で1人あたり1600万円が支給されていました。
現在新規事業としてアグリビジネスを展開することを視野に入れているため、収益源が増加し、今後の役員の報酬も1億円を超えるかもしれません。
昭和産業の競合会社として、日清製粉グループ本社や日東富士製粉等が挙げられます。
競合会社の年収を確認すると、日清製粉グループ本社は865万円、日東富士製粉は639万円でした。
昭和産業は698万円なので、現時点では日清製粉グループ本社には及びませんでした。
しかし現在、各種製品開発・改良等を中心に研究等にも注力しているため、今後競合との差をどんどん縮めていく可能性があると言えます。
昭和産業の売り上げ及び経常利益の推移を見てみると、売り上げは2017年で1565.4億円、2018年で1566.1億円、2019年で1637.2億円でした。
また経常利益は、2017年で75.7億円、2018年で61.4億円、2019年で77.9億円となっていました。
経常利益は2018年に一度下降していますが、直近3年間で売り上げは約71.8億円、経常利益は約2.2億円それぞれ上昇。
2020年度には新型コロナウイルスの影響もありホットケーキミックス・お好み焼き粉・パスタ等の売り上げが増加したことが、売り上げ・経常利益が大きく伸びた理由として考えられます。
社員の年収もそれに伴い高くなっているのでしょう。
昭和産業グループは、昭産商事、奥本製粉、ボーソー油脂、敷島スターチ、サンエイ糖化等の子会社23社・関連会社13社から構成されるグループです。
グループ企業では、食料品・飼料の卸売り、小麦粉・パスタ・油脂・脱脂粕・でん粉・糖化製品・乳酸菌・ビフィズス菌等の製造販売等、様々な事業を行っています。
昭和産業では現在、新卒採用のみ行われています。
募集要項を詳しく見ていきましょう。
新卒採用では現在、事務系総合職・技術系総合職とで募集を行っており、入社後は以下の職種に配属されることになります。
事務系・技術系の併願及びエントリー後の変更はできないので、エントリー時にどちらに応募するかきちんと考えた上で応募しましょう。
選考は、エントリー→エントリーシートの提出・適性検査→面接（2回～3回）の順で行われます。
入社までに普通自動車運転免許証（AT可）の取得はもちろんのこと、できればパソコンスキルも向上させておくと入社後業務に活かせるとのことです。
時間を見つけて少しずつ勉強を進めると良いかもしれません。
残念ながら、現在昭和産業では中途採用は行われていないようです。
転職サイトでの求人情報も見られなかったので、現時点での昭和産業への転職は難しいと言えます。
しかし新卒採用を参考にすると、事務系・技術系の職種で必要に応じて中途採用が行われると考えられます。
現職でスキルを高めながら、こまめに求人情報を確認するようにしましょう。
採用ページの人事メッセージを見ると、昭和産業では「決められた仕事を遂行するだけでなく、自身は何ができるかを柔軟な思考と広い視野で考え実行出来る人」を求めると記載されており、以下のようにもありました。
また、リクナビには事務系・技術系それぞれで以下のような人材を求めているともあります。
事務系
技術系
このことから、昭和産業では「積極性」「柔軟性」「向上心」はもちろんのこと、自主性・チャレンジ精神・論理的思考力・創造性等も重視されると考えられます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日：2024年1月1日
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