ニコンの年収【2024年最新版】(3ページ目)

技術力が売りのグローバル企業!製品はカメラから補聴器まで!?競合他社とも徹底的に比較!


ニコンの採用情報

ニコンでは現在新卒採用及びキャリア採用を行っています。

新卒採用

新卒採用では、現在事務系、技術系でそれぞれ以下の職種の募集を行っています。

事務系職種

事務系では現在、営業、企画、経理、人事、総務、法務等の職種にて募集が行われています。

選考方法は、エントリーシートの提出、Web適性検査→グループディスカッション→一次面接→二次面接→最終面接となります。

一次面接は集団面接で、過去に「自身にキャッチコピーをつけるなら何とつけるか」「会社という組織に入るとはどういうことか」等が問われました。

ニコンや自身についてはもちろん、働くということについても自身の意見をしっかり固めておくとベターでしょう。

技術系職種

技術系職種での募集職種は以下の通りとなっています。

①研究開発(光学技術開発、数理解析、材料・要素技術開発)

②製品開発・設計(光学設計、システム・構想設計、機械・機構設計、電気・電子回路設計、ファームウェア・ソフトウェア開発、バイオ技術開発)

③生産管理・品質管理、生産技術

④加工・製造技術開発、品質保証

⑤カスタマーサービス

⑥ITシステム

⑦知的財産・特許

⑧デザイン

選考方法は、エントリーシートの提出、Web適性検査→筆記試験→一次面接(技術面接、人事面接)→二次面接→最終面接です。

一次面接では、30分~40分間の技術面接も並行して実施され、自身の研究内容についてホワイトボードを使用し説明を行います。

分かりやすく面白さを伝えられるよう、周囲の人に実際に練習を見てもらう等すると良いでしょう。

中途採用

キャリア採用では、以下の職種にてそれぞれ募集が行われています。

開発エンジニア

開発エンジニアでは、以下の職種で募集がされています。

  • ロボティクス分野
  • レーザー機器・工作機械の開発

給与は学士卒では240,400円~、修士修了では262,400円~となっており、勤務地は熊谷製作所です。

調達

調達では、以下の職種が募集がされています。

  • 直接材の調達戦略の立案と実行取り纏め
  • 直接材の調達戦略実行担当
  • 全社横串の調達プロジェクト担当
  • 間接材(生産設備)のフロントローディング活動
  • 間接材(生産設備)のコストダウンサプライヤ交渉
  • 全社横断経費削減戦略の立案と実行

給与はこちらも学士卒では240,400円~、修士修了では262,400円~で、勤務地は本社または熊谷製作所となります。

それぞれの職種で求められるスキルや経験も異なるため、希望する職種がある方は公式ホームページキャリア採用欄で確認するようにしましょう。

ニコンで求められる人材像

ニコンの公式ホームページには、採用にあたって求める能力について四つ挙げています。

  • 主体性を持って果敢に行動する力
  • 自律した責任ある個人として真摯な姿勢で取り組む力
  • 既成の枠を超えて多彩な才能、技術を融合する力
  • 飽くなき探求心を持って可能性を切り拓く力

また、「次世代を切り開く人材を必要としている」とも言及されています。

これらのことから、何事にも興味関心、意欲を持ち積極的に取り組める人材を求めていることが分かります。

先に挙げた四つの能力のうち一つでもアピールすることが大切です。

キャリア採用では上記に加え、募集職種に対しての即戦力及び実績や専門性等が求められます。

ニコンへの転職を視野に入れている場合は、現職で出来得る限りスキルを高め、知識を深めておくと良いでしょう。

ニコンに就職、転職するためには?

ニコンの面接は、一人一人比較的長い時間を与えてもらえるので、自身についてアピールがしやすいことが特徴です。

実際の面接で訊かれた内容について、口コミを基に見てみましょう。

  • なぜニコンを志望するのか
  • 自身のキャリアプランについて
  • 自身の研究内容の応用方法について
  • ニコンの将来に対しどのような貢献ができるか 等

グローバル企業であることもあり、語学力は非常に重視されます。

そのため面接でも、質問内容に対して英語で答えなければならない場面もあります。

一般的に質問されるような内容に加え、質問されるであろうと想定できる内容についても英語で説明できるよう、練習を重ねておきましょう。

ニコンの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(ニコンと上場企業平均)

ニコン 上場企業平均
2019年 4,398人 1,035人
2018年 4,444人 1,071人
2017年 5,090人 1,042人
2016年 5,564人 1,055人
2015年 5,672人 1,055人

ニコンの従業員数は2019年で4,398人と、1年前と比べて46人の減少となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次にニコンと同じ精密機器業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が943人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(ニコンと上場企業平均)

ニコン 上場企業平均
2019年 44.2歳 41歳
2018年 43.6歳 41歳
2017年 44.5歳 40歳
2016年 44.2歳 40歳
2015年 43.7歳 40歳

ニコンの平均年齢は2019年で44.2歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ精密機器業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(ニコンと上場企業平均)

ニコン 上場企業平均
2019年 17.9年 12年
2018年 17.8年 13年
2017年 19.9年 13年
2016年 19.0年 13年
2015年 18.6年 13年

ニコンの平均勤続年数は2019年で17.9年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ精密機器業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が13.2年のため、業界内で見ても長い水準となります。

ニコンの業績推移

ニコンが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 5095.3億円 463.4億円
2018年3月期 4821.4億円 445.7億円
2017年3月期 5410.6億円 400.8億円
2016年3月期 5618.3億円 -1.6億円
2015年3月期 6075.6億円 282.2億円

まず、ニコンと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、ニコンが5095.3億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。ニコンの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、ニコンが5.7%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

ニコン 上場企業平均
2019年3月期 1.2億円 1.1億
2018年3月期 1.1億円 9064万
2017年3月期 1.1億円 9022万
2016年3月期 1.0億円 9416万
2015年3月期 1.1億円 9870万

次に、ニコンと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、ニコンは1.2億円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

ニコン 上場企業平均
2019年3月期 1054万円 788万
2018年3月期 1003万円 731万
2017年3月期 788万円 741万
2016年3月期 -3万円 672万
2015年3月期 498万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、ニコンは1054万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためニコンは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
株式会社ニコン
設立年月日
1917年7月25日
所在地
東京都港区港南2−15−3 品川インターシティC棟
エリア
東京  港区 
公式サイト
業界・業種
代表者名
馬立 稔和
上場市場
東証1部
上場年月日
1949年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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