出世をすると年収はいくらになる?高額の理由とは?気になる秘密を徹底紹介!
取締役会長の豊田 幹司郎氏の年収は約1億400万円、その他の取締役の平均年収は約4000万円、監査役は約2400万円となっています。
年収が1億円を超えているのは会長の豊田氏のみでしたが、社長や副社長の年収も1億近いと予想されます。
業績も好調で、従業員の平均年収も高額なアイシン精機ですが、役員等の年収は意外にも少ない印象を受けます。
従業員の給与やボーナスに、しっかり還元されているのも納得です。
アイシン精機の競合他社と言えば、デンソーやユタカ技研などがあります。
有価証券報告書によると、デンソーの平均年収は約816.8万円、ユタカ技研の平均年収は約691.9万円となっています。
アイシン精機の平均年収は約749.5万円なので、同業の中でも年収は高い方であると言えます。
車・輸送用機器業界95社ある中でも10位と高い順位ですので、全体的に見てもアイシン精機の年収は高いことが分かります。
平均年収の高さの理由には、まず業績の好調さがあります。
その要因には、オートマチックトランスミッション(自動変速機)や車体部品の売り上げが関係しており、2018年の売上高も前年比よりも10%増、純利益は6%増となっています。
アイシン精機のボーナスは業績連動システムなので、業績の好調さがボーナスの支給額にも反映されているのです。
2018年には5ヶ月分プラス36万円という、非常に高額なボーナスが支払われています。
アイシン精機は車・輸送用機器業界で活躍する企業です。
主に自動車部品の製造、住生活関連、エネルギー関連の事業で活躍しています。
自動車は部品だけに留まらず、駐車支援システムやドライバーモニターシステム、カーナビゲーションシステムなど、より安全・便利に自動車を運転するためのシステムも作っています。
住生活関連では、創業時から製造していた家庭用ミシンをはじめ、音響設備やシャワートイレ、ベッドなどの寝具なども製造しています。
これらのノウハウや技術を生かし、住宅リフォームの世界でも活躍しているのです。
その他には、新事業としてイムラ・レーザー、パーソナルモビリティの開発を行っています。
イムラ・レーザーはフェムト秒領域のパルスを出すレーザーで、通信、微細加工、計測、理化学、医療などの幅広い分野で利用が期待されています。
パーソナルモビリティでは、人が乗って走行する2輪の「ILY-Ai」というものを開発しており、4つの変形、距離画像センサーによる環境認識技術などで、新しい走行機として身近な乗り物となるかもしれません。
アイシン精機の歴史を簡潔にご紹介します。
トヨタグループとはトヨタ自動車を中核とした企業グループのことです。
中には、デンソーや東和不動産、ダイハツ工業なども属していおり、アイシン精機は御三家とも言われています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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