自動車業界でトップクラス!平均年収とボーナスが高い理由とは?就職は難関?募集状況や採用されるためのポイントを伝授
日産自動車の平均年収は、2024年で前期に比べて下降傾向の815.5万円となりました。輸送用機器業界内6位の平均年収です。日産自動車は、日本で自動車のシェア率2位となる自動車メーカーです。多様性を重視し、年齢や学歴、性別などに関係なく成果を評価します。一人一人にしっかりと業務が任せられるため、やりがいを持って仕事に臨めるでしょう。上限を4万円とする家賃補助や、車購入の際の割引など、福利厚生も充実しています。平均勤続年数18.4は年と定着率も高いです。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(日産自動車と上場企業平均)
日産自動車の平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると3.0万円減少しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は804.4万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
日産自動車の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 815万円 |
2018年 | 818万円 |
2017年 | 816万円 |
2016年 | 795万円 |
2015年 | 777万円 |
日産自動車の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
815.5万 | 612.5万 | 432.2万 |
日産自動車の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると203.0万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると383.3万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中353位と高い順位となります。
日産自動車の平均年収 | 車・輸送用機器業界の平均年収 |
---|---|
815.5万 | 630.9万 |
日産自動車が属する車・輸送用機器業界の上場企業の平均年収は630.9万円です。 そのため、日産自動車の年収は業界平均と比べて184.6万円高く、業界内順位を見ると94社中5位と高い順位となります。
日産自動車の平均年収 | 神奈川県の平均年収 |
---|---|
815.5万 | 609.2万 |
日産自動車の所在地がある神奈川県の上場企業の平均年収は609.2万円です。 そのため、日産自動車の年収はエリア平均と比べて206.3万円高く、エリア内順位を見ると173社中10位と高い順位となります。
日産自動車では7月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。
ボーナスの平均支給額は約105万円〜280万円で、ピークは50代前半で迎えるようです。
製造業の平均ボーナス額が103万円なので、これと比較すると日産自動車の方がだいぶ高いことが分かります。
口コミによると、ボーナスの支給額は平均して5ヶ月~6ヶ月分程度貰えるそうです。
自動車の売り上げ台数が世界第2位の大手企業であるからこそ、ここまで高いボーナスを支給できるのでしょう。
職種別の年収を比較すると、一般職の年収は約500万円〜835万円、技術職は約550万円〜820万円、総合職は約600万円〜1170万円となっています。
どの職種を見ても、メーカーの中では高水準です。
特に総合職では1000万円を超えることもあり、相当高い年収であると言えるでしょう。
ちなみに日産自動車の学歴別の初任給は、大学院卒が248,000円、大学卒が223,000円、高専卒が189,850円です。
学歴によって差はあるものの、一般企業と同程度であります。
出世後の年収を比較したところ、係長クラスが630万円〜920万円、課長クラスが約840万円〜1215万円、部長クラスが約1150万円〜1500万円という結果でした。
口コミによると、30代前半で課長、30代後半で部長に昇格できることもあるそうです。
若くして、年収1000万円も夢ではないでしょう。
役職ランクは、担当⇒主任⇒課長代理⇒課長⇒主管⇒部長⇒理事⇒執行役員の順番に上がるそうで、課長代理以上になるための昇級試験は難関と言われています。
エリートが多く集まる企業であるため、一定以上の出世は相当難しいと考えた方が良いです。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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