東京製鐵の2024年の平均年収は717.7万円で前期に比べて上昇傾向にあります。鉄鋼業界でのランキングでは10位、全体では777位で、平均年収は上位30%の高水準に入る会社です。建築物や車、家電に使用されていたあらゆる鉄くずを電気炉で溶解し、新たに社会を支える鉄鋼製品に生まれ変わらせる仕事をしています。本社は東京都にあり、その他全国に支店や工場が10ヶ所程あります。国内で高炉を持つ一貫製鉄会社は4社ですが、20年にその中の1社と合併し、高炉メーカーとしては現在最大手です。近年は工場から排出されるCo2の削減など環境問題にも力を入れています。
平均年収推移(東京製鐵と上場企業平均)
東京製鐵の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると48.5万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は670.8万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
東京製鐵の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 718万円 |
2018年 | 669万円 |
2017年 | 699万円 |
2016年 | 665万円 |
2015年 | 603万円 |
東京製鐵の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
717.7万 | 612.5万 | 432.2万 |
東京製鐵の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると105.2万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると285.5万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中777位と高い順位となります。
東京製鐵の平均年収 | 鉄鋼業界の平均年収 |
---|---|
717.7万 | 626.9万 |
東京製鐵が属する鉄鋼業界の上場企業の平均年収は626.9万円です。 そのため、東京製鐵の年収は業界平均と比べて90.8万円高く、業界内順位を見ると45社中10位と高い順位となります。
東京製鐵の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
717.7万 | 647.2万 |
東京製鐵の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、東京製鐵の年収はエリア平均と比べて70.5万円高く、エリア内順位を見ると1979社中528位と高い順位となります。
従業員数推移(東京製鐵と上場企業平均)
東京製鐵 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 948人 | 1,035人 |
2018年 | 940人 | 1,071人 |
2017年 | 934人 | 1,042人 |
2016年 | 936人 | 1,055人 |
2015年 | 940人 | 1,055人 |
東京製鐵の従業員数は2019年で948人と、1年前と比べて8人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。
次に東京製鐵と同じ鉄鋼業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,558人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(東京製鐵と上場企業平均)
東京製鐵 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 38.1歳 | 41歳 |
2018年 | 37.9歳 | 41歳 |
2017年 | 37.5歳 | 40歳 |
2016年 | 36.8歳 | 40歳 |
2015年 | 36.5歳 | 40歳 |
東京製鐵の平均年齢は2019年で38.1歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ鉄鋼業界内で比較してみました。業界平均が40歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(東京製鐵と上場企業平均)
東京製鐵 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 15.4年 | 12年 |
2018年 | 15.8年 | 13年 |
2017年 | 15.4年 | 13年 |
2016年 | 14.7年 | 13年 |
2015年 | 14.4年 | 13年 |
東京製鐵の平均勤続年数は2019年で15.4年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ鉄鋼業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.5年のため、業界内で見ても短い水準となります。
東京製鐵が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 2071.1億円 | 173.1億円 |
2018年3月期 | 1641.4億円 | 118.0億円 |
2017年3月期 | 1217.5億円 | 111.6億円 |
2016年3月期 | 1341.6億円 | 180.4億円 |
2015年3月期 | 1656.6億円 | 138.5億円 |
まず、東京製鐵と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、東京製鐵が2071.1億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。東京製鐵の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、東京製鐵が26.2%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では伸びている会社と言えます。
東京製鐵 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 2.2億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 1.7億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 1.3億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 1.4億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 1.8億円 | 9870万 |
次に、東京製鐵と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、東京製鐵は2.2億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため東京製鐵は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
東京製鐵 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1826万円 | 788万 |
2018年3月期 | 1256万円 | 731万 |
2017年3月期 | 1195万円 | 741万 |
2016年3月期 | 1927万円 | 672万 |
2015年3月期 | 1474万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、東京製鐵は1826万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため東京製鐵は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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