日本製鉄の年収【2020年最新版】

世界が認める鉄鋼メーカーの年収はいくら?気になる役員と出世後の報酬を公開!大切なのは志望動機?


日本製鉄の平均年収は2020年で613.1万円。鉄鋼業界内順位は25位、全体での順位は1654位です。2019年4月に商号を変更し、「日本製鉄」として新たにスタート。従業員数26,570人ながら、平均年齢37.2歳と若手が活躍している背景には、従業員の意識の高さが伺えます。自分で設定した課題を管理したり、部下の育成を積極的に取り組むなど、人間関係は非常に友好的。6S活動を積極的に行うと特別給与が貰えるなど、働きやすい環境づくりを従業員が率先して行える仕組みが整っています。

日本製鉄の平均年収概要

平均年収: 613.1万円 上昇傾向
平均年齢
37.2歳
平均勤続年数
15.1年
従業員数
26,570人

日本製鉄の平均年収推移

平均年収推移(日本製鉄と上場企業平均)

日本製鉄の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると15.8万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は610.4万円なので、上場企業と比べると低い水準になります。

日本製鉄の平均年収推移(2015年〜2019年)

日本製鉄の平均年収 年収
2019年 613万円
2018年 597万円
2017年 596万円
2016年 625万円
2015年 621万円

業界内やエリア内での日本製鉄のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
1654位
3737社
全国の上場企業の平均年収と同程度

全国の平均年収より180.9万円高い
日本製鉄の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
613.1万 612.5万 432.2万

日本製鉄の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると同程度で、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると180.9万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1654位と平均的な順位となります。

鉄鋼業界内での比較

業界内順位
25位
45社
鉄鋼業界の平均年収より13.8万円低い
日本製鉄の平均年収 鉄鋼業界の平均年収
613.1万 626.9万

日本製鉄が属する鉄鋼業界の上場企業の平均年収は626.9万円です。 そのため、日本製鉄の年収は業界平均と比べて13.8万円低く、業界内順位を見ると45社中25位と平均的な順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
1013位
1979社
東京都の平均年収より34.1万円低い
日本製鉄の平均年収 東京都の平均年収
613.1万 647.2万

日本製鉄の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、日本製鉄の年収はエリア平均と比べて34.1万円低く、エリア内順位を見ると1979社中1013位と平均的な順位となります。

日本製鉄の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(日本製鉄と上場企業平均)

日本製鉄 上場企業平均
2019年 26,570人 1,035人
2018年 25,101人 1,071人
2017年 24,822人 1,042人
2016年 24,903人 1,055人
2015年 23,775人 1,055人

日本製鉄の従業員数は2019年で26,570人と、1年前と比べて1469人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に日本製鉄と同じ鉄鋼業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,558人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(日本製鉄と上場企業平均)

日本製鉄 上場企業平均
2019年 37.2歳 41歳
2018年 37.4歳 41歳
2017年 37.9歳 40歳
2016年 38.7歳 40歳
2015年 39.3歳 40歳

日本製鉄の平均年齢は2019年で37.2歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ鉄鋼業界内で比較してみました。業界平均が40歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(日本製鉄と上場企業平均)

日本製鉄 上場企業平均
2019年 15.1年 12年
2018年 15.4年 13年
2017年 16.0年 13年
2016年 16.9年 13年
2015年 17.8年 13年

日本製鉄の平均勤続年数は2019年で15.1年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ鉄鋼業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.5年のため、業界内で見ても短い水準となります。

日本製鉄の業績推移

日本製鉄が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 3兆5622.3億円 1123.2億円
2018年3月期 3兆2666.9億円 1072.1億円
2017年3月期 2兆9742.2億円 481.3億円
2016年3月期 3兆1607.9億円 879.6億円
2015年3月期 3兆7333.3億円 2768.1億円

まず、日本製鉄と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、日本製鉄が3兆5622.3億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。日本製鉄の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、日本製鉄が9.0%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

日本製鉄 上場企業平均
2019年3月期 1.3億円 1.1億
2018年3月期 1.3億円 9064万
2017年3月期 1.2億円 9022万
2016年3月期 1.3億円 9416万
2015年3月期 1.6億円 9870万

次に、日本製鉄と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、日本製鉄は1.3億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため日本製鉄は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

日本製鉄 上場企業平均
2019年3月期 423万円 788万
2018年3月期 427万円 731万
2017年3月期 194万円 741万
2016年3月期 353万円 672万
2015年3月期 1164万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、日本製鉄は423万円、上場企業平均が788万円となっています。

日本製鉄ではボーナスはどれくらい貰える?

日本製鉄では6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。

平均支給額は約95万円〜240万円、男女間の差は最大で約45万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

業績連動型のため、売上高の落ち込んだ2016年と2017年のボーナスは減少が見られました。

しかし、2018年度の有価証券報告書では売上高の回復が見られたため、今後のボーナスアップに期待が持てそうです。

日本製鉄の職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約350万円〜625万円、技術職は約400万円〜615万円、総合職は約600万円〜950万円となっています。

総合職の年収の高さが目立ちますが、一般職や技術職に関しては高卒採用が多くなるため、差が生まれてしまうようです。

学歴別の初任給は、2019年度の実績によると高専卒190,000円、学部卒213,000円、修士了238,000円となっており、一般企業と同等の金額設定です。

新日鐵住金では出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約580万円〜690万円、課長は約770万円〜910万円、部長は約980万円〜1135万円となっています。

平均年収は特別に高いとは言えないものの、管理職に就けば1000万円ほどの高年収も望めます。

しかし、技術職は特に昇格の機会がなかなか訪れないとの声もあるため、チャンスが巡ってきた際には逃さないようにしましょう。

日本製鉄の社長や役員の年収

前代表取締役会長の宗岡 正二氏と代表取締役会長の進藤 孝生氏の年収は約1億4700万円、その他の取締役の平均年収は約4900万円、監査役は約3000万円となっています。

会長の報酬は高額ですが、取締役の平均年収は他の企業と比較しても、やや低めという印象を受けます。

このまま回復した業績を崩さずに維持、もしくは上昇すれば、役員報酬にも変化が訪れるでしょう。

競合他社と日本製鉄の年収比較

日本製鉄の競合他社というと、日立金属神戸製鋼所などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によると、日立金属の平均年収は約721.9万円、神戸製鋼所の平均年収は約569.9万円となっています。

日本製鉄の平均年収は約613万円なので、日立金属よりも少ないものの、鉄鋼業界においては高めの年収だと言えるでしょう。

売上高も回復したことから、今後の平均年収の増加に期待が寄せられます。

日本製鉄の平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、売上高の好調さが影響していると考えられます。

2015年の売上高は5兆6100億円、2016年と2017年には4兆円台に減少したものの、2018年には2015年を上回る5兆6686億円にまで回復。

販売実績は全ての事業において上昇しました。

中でもアジアへの輸出は全体の約60%を占めており、日本製鉄の売上を支えています。

また、平均年齢は37.2歳と若いものの、勤続年数は15.1年と長いため、平均年収を引き上げる結果となっているようです。

日本製鉄の事業内容

日本製鉄は鉄鋼業界において日本が世界に誇る、総合力世界No.1の大手企業です。

主な事業

日本製鉄は主に、厚板や薄板、鋼管、建材、線材、ステンレス鋼などを製造する製鉄事業、エンジニアリング事業をメインに活動。

建築業界・自動車業界などの様々な分野に対し、世界トップクラスの技術を提供しています。

長年にわたり国内外の自動車メーカーと協業してきたため、車と鉄を深く知ることで、未来の車に必要となる最適な素材をプロデュース。

車体の軽量化や安全性、環境対策など、 車の可能性を「鉄」によって広げていくことを目標としています。

また、エネルギー分野では、天然ガスの採掘に用いられる高合金油井管やS-TEN、低温靱性H形鋼など様々な製品を提供。

軽量化・LCC削減・工期短縮・製造コスト削減などの面でも貢献し、世界中から高い信頼を得ています。

その他の事業

2018年、新日鉄住金化学と新日鉄住金マテリアルズの事業を一体化し、日鉄ケミカル&マテリアルを誕生させました。

ケミカル・マテリアル事業では、世界で唯一のメタル担体製造メーカーとして事業化、世界初の溶射法による真球状セラミックス微粒子の製造に成功するなど、長年にわたって培った技術とノウハウを活かし、日本製鉄の新たな柱となり得る総合素材対応力強化を目指します。

また、システムソリューション事業では、金融・流通・公共など幅広い企業へ、先端的ITを活用したシステムを提供。

流通分野の「在庫削減」「売上向上」から公共・公益分野のシステ導入・設計・開発・保守・運用管理など、高品質なサービスを提供することで、企業の経営を支えています。

日本製鉄の歴史

日本製鉄の歴史についてご紹介します。

  • 1908年:田中亜鉛鍍金工場創業 (1939年:日亜製鋼株式会社に社名変更)
  • 1911年:亜鉛鍍株式会社創業 (1953年:日本鐵板株式会社に社名変更)
  • 1932年:日本金属工業株式会社設立
  • 1934年:18-8ステンレス鋼の工業化に成功
  • 1959年:日亜製鋼と日本鐵板が合併し、日新製鋼株式を発足
  • 1965年:めっき付着量を均一にするガスワイピング法を開発
  • 1999年:高耐食溶融めっき鋼板ZAM発売
  • 2012年:日新製鋼と日本金属工業が経営統合、日新製鋼ホールディングス株式会社を発足
  • 2014年:日新製鋼ホールディングス、日新製鋼、日本金属工業の3社合併により日新製鋼株式会社を発足
  • 2017年:新日鐵住金グループ入り
  • 2019年:日鉄日新製鋼株式会社に社名変更

日本製鉄が属する日本製鉄グループとは?

日本製鉄グループとは、日本最大手の鉄鋼メーカーである日本製鉄が中心核となるグループ企業です。

所属企業には新日鐵住金をはじめ、水処理装置や薬品等の製造を行う日鉄環境、平鋼を主力とする鉄鋼メーカーの王子製鉄、コンクリート製品メーカーのジオスターなどがあります。

新日鐵住金の採用情報

日本製鉄では、新卒採用、中途採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、営業(国内・海外)、総務、人事、経理、資金、購買、工程管理などの事務職、操業技術、設備技術、品質管理、研究開発、開発設計、技術営業などの技術職にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京および各地の事業所・支店・製鉄所・研究所のいずれかになります。

将来的には海外現地法人での勤務の可能性もあります。

選考方法は、エントリーシート提出→各種イベント参加→書類選考→適性検査→面接(複数回)→内々定です。

中途採用

中途採用では、営業(国内・海外)、総務、人事、経理、資金、購買、工程管理などの事務職、操業技術、設備技術、品質管理、研究開発、開発設計、技術営業などの技術職、オペレーター、設備メンテナンスにて募集を行っています。

勤務地は、各地の事業所・支店・製鉄所・研究所それぞれから検索できますので、希望の勤務地より応募してください。

また、将来的には海外現地法人での勤務の可能性もあります。

選考方法は、エントリーシート提出→各種イベント参加→書類選考→適性検査→面接(複数回)→内々定です。

日本製鉄で求められる人材像

日本製鉄では、学部・学科は一切不問、モノづくりに興味がある人材を求めています。

全国各地に事業所や製鉄所を展開しているため、地域に密着しながら働きたいという方には最適の企業です。

その他には、「製鉄業界に興味がある」「ずっとモノづくりの現場で働きたい」「世界で必要とされる製品に携わりたい」「福利厚生や待遇が充実した会社で働きたい」という方を、求める人材として挙げています。

世界No.1の鉄鋼メーカーとしていち早く世界のニーズを捉え、新しい価値を創造していくためには、本気で楽しみながらモノづくりに挑める人材が必要とされているのです。

日本製鉄に就職、転職するためには?

日本製鉄の面接では、「志望動機」を重視する傾向にあります。

「なぜ日本製鉄を選んだのか」「入社後はどんな仕事をしたいか」「やりたい仕事は日本製鉄で実現できるのか」など、説得力を持って答えられるように準備しておきましょう。

そのためには、日本製鉄の経営計画をしっかりと把握し、計画遂行のために自分はどんな役に立てるのかを伝えることが大切です。

競合他社であるJFEスチール株式会社や株式会社神戸製鋼所などの企業研究を行うことで、更に日本製鉄への理解を深め、自己PRに繋げられるようにしましょう。

企業データ

会社名
日本製鉄株式会社
設立年月日
1950年4月1日
所在地
東京都千代田区丸の内2−6−1 丸の内パークビルディング
エリア
東京 
業界・業種
鉄鋼 
代表者名
橋本 英二
上場市場
東証1部、名証1部、札幌、福岡
上場年月日
1950年10月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年5月1日

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