武田薬品工業の年収【2021年最新版】(2ページ目)

役員の報酬10億円超え!?海外でも活躍する研究開発型バイオ医薬品のリーディングカンパニー!現在注力している分野とは?


武田薬品工業の社長や役員の年収

2020年の有価証券報告書を確認すると、報酬が1億円を超える役員は主に以下の3名でした。

  • 代表取締役社長 CEO クリストフ・ウェバー氏:20億7300万円
  • 取締役 岩﨑真人氏:2億9700万円
  • 取締役 アンドリュー・プランプ氏:10億4600万円

またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額29億8700万円で1人あたり7億4675万円、社内監査役1名に対して5000万円がそれぞれ支給されていました。

2019年にはShire社を買収したため、消化器系疾患・ニューロサイエンス等の領域が強化されたこと等が、事業に大きく影響したと考えられます。

今後も研究活動を進め新たな領域を強化すると共に製品等も展開していくことを視野に入れているため、業績が伸び役員の報酬も更に上昇すると言えます。

競合他社と武田薬品工業の年収比較

武田薬品工業の競合会社として、アステラス製薬大塚ホールディングス等が挙げられます。

それぞれの年収を見てみると、武田薬品工業は1094万円、アステラス製薬は1072万円、大塚ホールディングスは1032万円と、現時点では競合会社よりも年収が高いことが分かりました。

医薬品業界の平均年収770.7万円と比較しても約323.3万円高く、業界内でも高水準であると言えます。

現在は、バイオ医薬品・血漿分画製剤・ワクチンの三つの分野で研究活動を進めています。

将来的にそれぞれの分野であらゆる製品等を開発すると考えられるので、今後競合会社を更に引き離していくかもしれません。

武田薬品工業の平均年収が高い理由

武田薬品工業の2017年から2019年にかけての売り上げの推移を見ると、2017年で7378.0億円、2018年で6594.6億円、2019年で6513.5億円と、現時点ではやや下降傾向にあります。

とは言え2020年の有価証券報告書を見ると、潰瘍性大腸炎やクローン病治療剤等の売り上げが伸びただけでなく、アメリカやヨーロッパ等でこれらの新規投与患者シェア・市場シェアがそれぞれ拡大し、増収となっていました。

既存製品のシェアの拡大に努めながらも新領域にも挑戦していることが業績を支え、社員にも還元できていると言えます。

今後、新たな事業分野が確立される可能性もあると考えられるため、そうなれば業績も徐々に回復し平均年収も更に上昇すると期待できます。

武田薬品工業が属する武田薬品工業グループとは?

武田薬品工業グループは、日本製薬、武田テバファーマ、天藤製薬、エルアイ武田等の子会社328社・関連会社22社から成り立つグループです。

グループ企業では、医薬品の研究開発・製造販売、コンタクトレンズ用剤の製造販売、総務・研究業務等のサポート等の事業やサービスをそれぞれ展開しています。

武田薬品工業の採用情報

ここでは、武田薬品工業の新卒採用情報・キャリア採用情報をご紹介します。

例年どのような職種・条件で募集が行われているか等、詳しく見ていきましょう。

新卒採用

2022年度新卒採用では、以下の職種の募集が行われていました。

  • 研究技術職(DPDまたはBPD)
  • 総合職
  • 生産技術職
  • 開発職
  • 研究職(ADまたはPCD)
  • 研究職(リサーチ)
  • 開発職(博士)

総合職のみ全学部・学科を募集対象としており、その他の職種ではほとんど理系の学部・学科に所属する方を対象としています。

研究技術職・研究職ではTOEIC700点以上のビジネスレベルの英語力が、開発職では英語・日本語でディスカッション・プレゼンテーション・メールの作成等ができる能力等、各職種で求められる能力がやや異なります。

職種によっては学会・学術論文等の発表実績等も応募条件として提示されているものもあるので、自身の興味のある職種の募集要項には必ず丁寧に目を通しておきましょう。

また過去に選考を受けた方の体験談によると、選考過程で行われる適性検査ではTG-WEBが実施されたとのことです。

武田薬品工業独自の英語の長文読解問題も出題されたようですが、難易度が非常に高く、難しかったとの声も見られました。

職種ごとに出題される内容が若干異なる可能性もありますが、準備期間をしっかり設け念入りに対策するようにしましょう。

キャリア採用

キャリア採用ページでは現在、Business Administration(経営管理)・Business Development(事業開発)・Clinical Development(臨床開発)・Communications and Public Affairs(広報活動)等のカテゴリーにて、以下の職種の募集が行われています。

  • ワクチン品質保証担当者
  • 原薬の製造担当者
  • 固形製剤製造オペレーター
  • データサイエンティスト
  • 微生物試験担当
  • 治験薬製造担当
  • 営業戦略 等

転職サイトでも以下の求人情報が掲載されていました。

  • リード・キャリブレーション・エンジニア
  • 消化器系疾患領域の臨床企画
  • 新型コロナウイルス感染症ワクチンの製造(検査・包装業務)
  • オンコロジー領域のマーケティングマネージャー
  • クリニカルプログラムマネージャー 等

上記の職種の募集要項を見ると、どの職種も共通してビジネスレベルの英語力が求められることが分かりました。

公式ホームページにて募集されている職種でも同じように英語力が必要となると考えられるので、自身の英語力を客観的に示すことのできる資格等を取得しておくと、選考の際にアピールしやすいかもしれません。

また、ワクチン品質保証担当職ではGMP業務経験、原薬製造担当職では医薬品原薬に関する製造経験等、ほとんどの職種で実務経験が必須となります。

職種によって求められる学歴等も異なるので、気になる職種がある方はきちんと募集要項を確認し、早めに応募するようにしましょう。

武田薬品工業で求められる人材像

武田薬品工業が求める人材像を紐解くため、武田薬品工業の価値観「タケダイズム」を確認しておきましょう。

  • 誠実
  • 公正
  • 正直
  • 不屈

また、これらを基とした行動指針として以下の四つが掲げられています。

  • 患者さんに寄り添い(Patient)
  • 人々と信頼関係を築き(Trust)
  • 社会的評価を向上させ(Reputation)
  • 事業を発展させる(Business)

これらのことから武田薬品工業では、素直さ・粘り強さ・コミュニケーション能力・傾聴力等を持ち、周囲の人を大切にすることで確固たる信頼関係を築くことのできる人材を求めていると推測できます。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2021年6月19日

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