昭和電工の年収【2020年最新版】

業績アップの秘密とは?昇級システムは?面接で深掘りされるテーマを紹介!


昭和電工の平均年収は、2020年で前期に比べて上昇傾向の815.1万円でした。化学業界内15位の平均年収となっています。昭和電工は石油化学や化学品などを扱う、化学メーカーです。いくつかの事業部がありますが、異動は少なく、同じ事業部内でキャリアを形成していくようになります。社風は全体的に穏やか。ワークライフバランスがとりやすく、男性の育児休暇の取得も推奨されている企業です。平均年齢は40.1歳と若手が多いですが、平均勤続年数は16.3年とまずまずの定着率となっています。

昭和電工の平均年収概要

平均年収: 815.1万円 上昇傾向
平均年齢
40.1歳
平均勤続年数
16.3年
従業員数
3,437人

昭和電工の平均年収推移

平均年収推移(昭和電工と上場企業平均)

昭和電工の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると54.6万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は738.6万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

昭和電工の平均年収推移(2015年〜2019年)

昭和電工の平均年収 年収
2019年 815万円
2018年 760万円
2017年 719万円
2016年 703万円
2015年 695万円

業界内やエリア内での昭和電工のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
354位
3737社
全国の上場企業の平均年収より202.6万円高い

全国の平均年収より382.9万円高い
昭和電工の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
815.1万 612.5万 432.2万

昭和電工の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると202.6万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると382.9万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中354位と高い順位となります。

化学業界内での比較

業界内順位
15位
213社
化学業界の平均年収より159.6万円高い
昭和電工の平均年収 化学業界の平均年収
815.1万 655.5万

昭和電工が属する化学業界の上場企業の平均年収は655.5万円です。 そのため、昭和電工の年収は業界平均と比べて159.6万円高く、業界内順位を見ると213社中15位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
254位
1979社
東京都の平均年収より167.9万円高い
昭和電工の平均年収 東京都の平均年収
815.1万 647.2万

昭和電工の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、昭和電工の年収はエリア平均と比べて167.9万円高く、エリア内順位を見ると1979社中254位と高い順位となります。

昭和電工ではボーナスはどれくらい貰える?

昭和電工では6月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。

平均支給額は約125万円〜260万円、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

平均支給月数は約4.5ヶ月分と、平均的な数字です。

基本的には年功序列型とされていましたが、近年の年収の上昇を考えると成果主義に変わろうとしている動きも垣間見えます。

昭和電工の職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約450万円〜730万円、技術職は約500万円〜715万円、総合職は約700万円〜1015万円となっています。

技術職は残業も多く、残業した分はしっかりと支給されるため、若手のうちは残業代で年収を上げている人も多いそうです。

学歴別の初任給は2019年度の実績によると、博士了308,000円、修士了250,000円、大学卒230,000円となっており、他の企業と比較しても高めの金額に設定されています。

昭和電工では出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約770万円〜900万円、課長は約980万円〜1200万円、部長は約1160万円〜1500万円となっています。

昭和電工は基本的には年功序列型ですが、勤続3年程度でも職位を上げて給与がアップする人や飛び級で昇格する優秀な人もいます。

ただし職位を上げるまでは、管理職等と同等の仕事をこなしても給与増額は見込めないため、なるべく早い段階で昇級するべく、チャンスを逃さないようにしましょう。

昭和電工の社長や役員の年収

代表取締役社長の森川 宏平氏の年収は約1億300万円、その他の取締役の平均年収は約3300万円、監査役は約1000万円となっています。

役員報酬が1億円を超えているのは社長の森川氏のみとなっており、その他の取締役などの報酬は、他の企業と比較してもやや低い印象を受けます。

競合他社と昭和電工の年収比較

昭和電工の競合他社というと、三井化学東ソーなどが挙げられます。

最新の有価証券報告書によれば、三井化学の平均年収は約850.1万円、東ソーの平均年収は約793.8万円となっています。

昭和電工の平均年収は約815万円ですので、三井化学よりは少ないものの、化学業界では平均的な年収であると言えます。

昭和電工の平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、売上高の高さが大きく影響しています。

2015年3月期の7757億円から右肩上がりに上昇し、2019年年3月期には9064億円と約1300億円もの増収に成功し、過去5年間で最も高い売上高を誇っています。

それに伴い、経常利益も2015年の320億円から約800億円増の1192億円、純利益も2015年の9億円から約720億円増の730億円を記録。

これは2018年3月期の営業利益が前年度よりも700億円以上増加したことによる影響が大きいと考えられます。

2018年に続き今後も業績を維持できれば、平均年収に更なる増加も充分に予想されます。

昭和電工の事業内容

昭和電工は、化学業界に属する日本の大手企業です。

主な事業

石油化学セグメント

オレフィン部では、ポリエチレン・スチレンモノマーなどの基礎原料となるエチレンや、ポリプロピレン・アクリロニトリル・フェノールなどの基礎原料となるプロピレンなどの石油化学基礎製品を製造。

有機化学品部せはアセチル系・アリルアルコール系誘導品などの有機化学製品の製造・提供を行っています。

化学品セグメント

酸素・窒素・圧縮水素・炭酸・ドライアイスなどの産業用ガスを提供する産業ガス事業部、液晶パネル・LED・太陽電池などの製造工程で使用される高純度ガスや薬品を半導体メーカーに供給する情報電子化学品事業部、クロロプレンゴムや塩素化ポリエチレンなどを提供する基礎化学品事業部があります。

また、機能性化学品事業部では遮熱塗料用樹脂やシックハウス対策の接着剤など、人にも環境にも配慮した製品を開発。

中には安定化ビタミンCを含む化粧品原料や医薬品添加物など、私たちの身近な製品も数多く製造されています。

無機セグメント

液晶パネル用ガラス基板や光学ガラスに用いられるガラス研磨材「ショウロックス」、原子炉やロケット部品に用いられる「ショウセラム」、鉄鋼のリサイクルには欠かせない黒鉛電極は世界からも高い評価を得ています。

アルミニウムセグメント

酒瓶の冠頭・炭酸飲料用PPキャップ・ボトル缶などに使用されるアルミニウムキャップ材や、自動車や家電製品の耐熱性高強度部材や耐圧部材に用いられるアルミニウム合金鍛造品、エアコンや冷蔵ショーケースに使用されるアルミニウムベアフィン用コイルなど、様々な分野で使用されるアルミ製品を製造しています。

その他の事業

植物工場を保有しており、世界トップクラスの技術を用いて製造された化合物半導体材料をディスプレイ表示やセンサーなどに使用しています。

また、紫外線と赤外線を作り出せる高出力LEDを利用し、植物の光合成を最適化することに成功。

最適な品質と収穫サイズに早く成長させることができるため、低コストでの栽培を実現しました。

昭和電工の歴史

昭和電工の歴史についてご紹介します。

  • 1908年:当社の創業者森矗昶氏、沃度の製造販売を目的として総房水産(株)を設立
  • 1926年:日本沃度(株)設立
  • 1928年:昭和肥料(株)設立
  • 1931年:国産初のアンモニアの開発に成功。硫安(肥料)の製造を開始
  • 1934年:日本で初めてアルミニウムの精錬に成功。日本沃度(株)を日本電気工業(株)と改称
  • 1949年:東京証券取引所等に上場
  • 1969年:昭和アルミニウム缶(株)が日本で初めてアルミ缶を生産
  • 1988年:ハードディスク事業へ進出
  • 2003年:使用済みプラスチックのアンモニア原料化事業を開始
  • 2011年:「パワー半導体用冷却器の開発」で第43回市村産業賞貢献賞を受賞
  • 2013年:植物育成用LED照明が「2012年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞
  • 2016年:「プラチナくるみん」取得

昭和電工が属する昭和電工グループとは?

昭和電工グループとは、昭和電工が中心核となるグループ企業のことです。

所属企業には、ポリプロピレンの製造を行うサンアロマー、合成ゼオライトの製造販売を行うユニオン昭和、飲料用アルミ缶の製造を行う昭和アルミニウム缶などがあります。

昭和電工の採用情報

昭和電工では、新卒採用、キャリア採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、研究・開発、生産技術の技術職、営業・人事・経理・生産管理の事務職にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京港区および支店、全国各地の事業所、研究開発拠点のいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→説明会→面接(複数回)→適性検査→内々定です。

キャリア採用

キャリア採用では、製品開発、評価系の構築・解析業務、合金解析、品質保証技術開発、製造技術開発などの技術職にて募集を行っています。

勤務地は、千葉・兵庫・滋賀・福島・大阪・神奈川にある事業所・研究開発拠点のいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→説明会→面接(複数回)→適性検査→内々定です。

昭和電工で求められる人材像

昭和電工では、求める人材像について以下のように語っています。

  • 積極的に行動を起こせる
  • 問題解決力がある
  • 円滑なコミュニケーションができる

今までの狭い世界にとどまるのではなく、目線を変えて広い視野で物事を徹底的に考えられる人、仲間と議論し合い素早く且つ大胆に行動に移せる人が必要とされています。

昭和電工は個々の活動ではなく、仲間と共に前進することを理想としているため、メンバーから信頼されるような優れたプレイヤーになれる人材を強く求めているのです。

この人材像に加え、技術職を希望する方は専門能力も評価の対象となります 。

昭和電工に就職、転職するためには?

面接では「企業研究で行ったこと」「志望動機」などの一般的な質問が多く出されます。

面接時間が平均50分と長く、一つの質問に時間をかける傾向にあるため、面接というよりも議論しているような感覚に近いとのことです。

また、昭和電工は様々な製品を取り扱っていることから「個性派」と言われているため、企業研究では他の化学メーカーとの違いを見つけることが重要となります。

他社との違いを見つけた上で、「なぜ昭和電工に入社したいのか」「入社後のビジネスプラン」を具合的に話せるようにできると、好評価に繋がるでしょう。

他には学生時代の「学部の選択」「部活の選択」、前職での選択を迫られた時の話など、人生の節々において「何故その選択をしたのか」を問われた人もいます。

直感や何となくなどの曖昧な理由ではなく、他者が聞いても納得できるような説明ができるよう、自己分析にも力を入れておくことをおすすめします。

昭和電工の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(昭和電工と上場企業平均)

昭和電工 上場企業平均
2019年 3,437人 1,035人
2018年 3,347人 1,071人
2017年 3,616人 1,042人
2016年 3,647人 1,055人
2015年 3,690人 1,055人

昭和電工の従業員数は2019年で3,437人と、1年前と比べて90人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に昭和電工と同じ化学業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が913人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(昭和電工と上場企業平均)

昭和電工 上場企業平均
2019年 40.1歳 41歳
2018年 39.9歳 41歳
2017年 40.0歳 40歳
2016年 40.1歳 40歳
2015年 40.2歳 40歳

昭和電工の平均年齢は2019年で40.1歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ化学業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(昭和電工と上場企業平均)

昭和電工 上場企業平均
2019年 16.3年 12年
2018年 16.3年 13年
2017年 16.6年 13年
2016年 16.9年 13年
2015年 17.2年 13年

昭和電工の平均勤続年数は2019年で16.3年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ化学業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.3年のため、業界内で見ても長い水準となります。

昭和電工の業績推移

昭和電工が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年12月期 5308.6億円 689.5億円
2018年12月期 5768.0億円 662.1億円
2017年12月期 5247.1億円 694.2億円
2016年12月期 4514.1億円 281.8億円
2015年12月期 5203.3億円 237.4億円

まず、昭和電工と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年12月期の売上は、昭和電工が5308.6億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。昭和電工の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、昭和電工が8.0%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

昭和電工 上場企業平均
2019年12月期 1.5億円 1.1億
2018年12月期 1.7億円 9064万
2017年12月期 1.5億円 9022万
2016年12月期 1.2億円 9416万
2015年12月期 1.4億円 9870万

次に、昭和電工と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年12月期で見ると、昭和電工は1.5億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため昭和電工は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

昭和電工 上場企業平均
2019年12月期 2006万円 788万
2018年12月期 1978万円 731万
2017年12月期 1920万円 741万
2016年12月期 773万円 672万
2015年12月期 643万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年12月期では、昭和電工は2006万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため昭和電工は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
昭和電工株式会社
設立年月日
1939年6月1日
所在地
東京都港区芝大門1−13−9
エリア
東京  港区 
公式サイト
業界・業種
化学 
代表者名
森川 宏平
上場市場
東証1部
上場年月日
1949年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年5月1日

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