住友化学の年収【2019年最新版】平均年収が右肩上がりを続けられる理由は?住友化学の要となる事業を検証!求められるのはどんな人材?


住友化学の平均年収は年々上昇しており、2020年で前期に比べて上昇傾向の871.5万円でした。この数値は化学業界業界内4位となっています。住友化学は石油化学やエネルギーなどの事業を展開しており、世界各国に拠点を持つグローバル企業です。従業員は人で、真面目で穏やかな人が多いです。学会や講習の参加が容易なため、やる気があれば成長できる環境が整っています。ワークライフバランスは配属部署によって異なりますが、休みの取得はスムーズに行えます。

住友化学の平均年収概要

平均年収: 871.5万円 上昇傾向
平均年齢
40.3歳
平均勤続年数
14.4年
従業員数
6,005人

住友化学の平均年収推移

平均年収推移(住友化学と上場企業平均)

住友化学の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると17.3万円増加しています。

上述のように、過去4年間の平均年収は842.8万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

住友化学の平均年収推移(2015年〜2018年)

住友化学の平均年収 年収
2018年 872万円
2017年 854万円
2016年 844万円
2015年 801万円

業界内やエリア内での住友化学のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
203位
3679社
全国の上場企業の平均年収より259.0万円高い

全国の平均年収より439.3万円高い
住友化学の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
871.5万 612.5万 432.2万

住友化学の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると259.0万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると439.3万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3679社中203位と高い順位となります。

化学業界内での比較

業界内順位
4位
214社
化学業界の平均年収より227.4万円高い
住友化学の平均年収 化学業界の平均年収
871.5万 644.1万

住友化学が属する化学業界の上場企業の平均年収は644.1万円です。そのため、住友化学の年収は業界平均と比べて227.4万円高く、業界内順位を見ると214社中4位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
161位
1933社
東京都の平均年収より230.5万円高い
住友化学の平均年収 東京都の平均年収
871.5万 641.0万

住友化学の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は641.0万円です。そのため、住友化学の年収はエリア平均と比べて230.5万円高く、エリア内順位を見ると1933社中161位と高い順位となります。

住友化学の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(住友化学と上場企業平均)

住友化学 上場企業平均
2018年 6,005人 1,071人
2017年 5,867人 1,042人
2016年 5,895人 1,055人
2015年 6,129人 1,055人

住友化学の従業員数は2018年で6,005人と、1年前と比べて138人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,071人なので、それと比べて多い水準となります。

次に住友化学と同じ化学業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が886人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(住友化学と上場企業平均)

住友化学 上場企業平均
2018年 40.3歳 41歳
2017年 40.0歳 40歳
2016年 40.0歳 40歳
2015年 39.5歳 40歳

住友化学の平均年齢は2018年で40.3歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ化学業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(住友化学と上場企業平均)

住友化学 上場企業平均
2018年 14.4年 13年
2017年 14.1年 13年
2016年 14.2年 13年
2015年 13.8年 13年

住友化学の平均勤続年数は2018年で14.4年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ化学業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.4年のため、業界内で見ても短い水準となります。

住友化学の業績推移

住友化学が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2018年3月期 7083.6億円 758.7億円
2017年3月期 6508.6億円 579.6億円
2016年3月期 7352.6億円 885.2億円
2015年3月期 9007.2億円 967.6億円

まず、住友化学と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2018年3月期の売上は、住友化学が7083.6億円、上場企業平均が970.8億円となっています。住友化学の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、住友化学が8.8%の増加、上場企業平均が3.3%の増加となっているため、上場企業の中では伸びている会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

住友化学 上場企業平均
2018年3月期 1.2億円 9064万
2017年3月期 1.1億円 9022万
2016年3月期 1.2億円 9416万
2015年3月期 1.5億円 9870万

次に、住友化学と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2018年3月期で見ると、住友化学は1.2億円、上場企業平均が9064万円となっています。 そのため住友化学は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

住友化学 上場企業平均
2018年3月期 1263万円 731万
2017年3月期 988万円 741万
2016年3月期 1502万円 672万
2015年3月期 1579万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2018年3月期では、住友化学は1263万円、上場企業平均が731万円となっています。 そのため住友化学は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

住友化学ではボーナスはどれくらい貰える?

住友化学では6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。

ボーナスの平均支給額は約95万円〜328万円と高い数字を推移しており、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50歳代前半に迎えます。

ボーナスは入社年×10万円とされており、業績の影響はもちろんですが、やはり勤続年数が大きく関わっているようです。

住友化学の職種別の年収

職種別の年収を比較してみると、一般職の平均年収は約500万円〜883万円、技術職は約500万円〜866万円、総合職は約700万円〜1236万円となっています。

一般職や技術職でも一般の平均年収を大きく上回る年収が期待できます。

また、学歴による初任給は、総合職では大学卒234,800円、修士了257,100円、博士了296,000円、プロフェッショナルスタッフ職では大学院了・大学卒・高等専門学校専攻科了202,400円となっています。

総合職の初任給は一般企業と比較しても高い水準となっており、平均年収の高さに繋がっていると考えられます。

住友化学では出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、主任の平均年収は約750万円〜860万円、係長は約840万円〜1000万円、課長は約1100万円〜1340万円、部長は約1410万円〜1670万円となっています。

係長になると年収1000万円超えが期待できることもあり、住友化学では実に高額な年収が従業員に還元されているかが分かります。

中途採用の高卒でも年収800万円〜1000万円は実現可能な範囲であると言われているため、どんな経歴の方でも成果や頑張りをしっかりと評価され、平等にチャンスが与えられている印象を受けます。

住友化学の社長や役員の年収

2018年に退任した代表取締役会長の石飛 修氏、現在の代表取締役会長の十倉 雅和氏の年収は約1億2800万円、その他の取締役の平均年収は約7300万円、監査役は約3900万円となっています。

他社と比較しても、取締役の平均年収は非常に高いものとなっており、ここからも業績の好調さが伺えます。

競合他社と住友化学の年収比較

住友化学の競合他社と言えば、旭化成三井化学が挙げられます。

最新の有価証券報告書によると、旭化成の平均年収は約600.2万円、三井化学の平均年収は約850.1万円となっています。

住友化学の平均年収が約903.5万円ですので、化学業界の中でも非常に高い年収であることが分かります。

また、平均年齢40.7歳、勤続年数14.9年という定着率の良さも、平均年収の高さに影響していると考えられます。

住友化学の平均年収が高い理由

住友化学の平均年収は、近年順調に右肩上がりの推移を見せています。

石油化学事業が衰退している中、住友化学は農薬・飼料添加物のメチオニンや液晶・半導体向けの電子材料などの強化にいち早く切り替え、現在では売上高の7割、利益の8割を占めることに成功しました。

また有機ELディスプレイの市場では、強みの一つである円偏光フィルムに塗布する液晶材料に注目が集まっており、テレビやスマートフォンの分野で拡大が見込まれます。

いち早く時代の流れを汲み取り、体制を移行していくことで業績を落とさず、平均年収の上昇に成功しているのです。

住友化学の事業内容

住友化学は住友グループに属する、化学業界の中でも大手企業です。

主な事業

石油化学

ポリエチレン、ポリプロピレン、メタクリル樹脂などの合成樹脂、合繊原料、各種工業薬品など、様々な産業の礎となる化学製品をを製造・提供しています。

身近な物でいうと、自動車のシートやナイロン製の袋、梱包材などのポリエチレンです。

エネルギー・機能材料

アルミニウム、高分子添加剤、ゴム用薬品、スーパーエンジニアリングプラスチック、リチウムイオン二次電池用部材など、環境負荷の低減や省資源・省エネルギーに貢献するような機能化学品を多く提供しています。

自動車用すす除去フィルターや低燃費タイヤ用合成ゴムなどが代表的です。

情報電子化学

液晶ディスプレイに使用される光学機能性フィルム、カラーレジストをはじめ、半導体製造過程で使用されるフォトレジスト、高純度薬品などを製造・提供しています。

最も身近な物では、携帯電話やスマートフォンのアンテナスイッチなどに用いられる化合物半導体などもその一つです。

健康・農業関連事業

人々が安心・安全な食生活を送れるよう、農薬、肥料、飼料添加物、家庭用・防疫用殺虫剤などを提供。

安定した供給を続けるため、食物の感染症の蔓延防止にも役立っています。

その他の事業

その他には医薬品事業として、医療用医薬品を主とする大日本住友製薬株式会社、診断用医薬品を主とする日本メジフィジックス株式会社のグループ企業を主軸に展開。

主に食品素材・化成品事業、動物用医薬品事業や核医学検査に用いられる放射性医薬品などを提供しています。

また、住友化学では触媒設計、精密加工、有機・高分子材料機能設計、無機材料機能設計、デバイス設計、生体メカニズム解析の6つのコア技術に関し、今後も新たなる価値を提供できるよう、日々研究や開発に取り組んでいます。

住友化学の歴史

住友化学の歴史についてご紹介します。

  • 1925年:設立(住友肥料製造所)
  • 1934年:商号を「住友化学工業(株)」に変更
  • 1958年:現愛媛工場にて石油化学に進出
  • 1982年:「インドネシア・アサハン・アルミニウム」操業開始
  • 1998年:シンガポールでの「アクリル酸・MMAプロジェクト」操業開始
  • 2004年:サウジ・アラムコ社とサウジアラビアでの世界最大級の石油精製・石油化学統合コンプレックス建設に向けた覚書を締結。商号を「住友化学(株)」に変更
  • 2016年:ペトロ・ラービグの第2期エタンクラッカーが操業開始
  • 2017年:韓国の子会社、SSLMでリチウム二次電池用セパレータ製造設備が操業開始

住友化学が属する住友グループとは?

住友グループとは、戦前の住友財閥の流れを汲む企業グループです。

所属する企業には、ITサービス企業のSCSK株式会社、高機能ガラス製品の製造や販売を行う日本板硝子株式会社、パソコンなどでお馴染みのNECなど、大手企業が名を連ねています。

住友化学の採用情報

住友化学では、新卒採用、経験者採用(中途採用)にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、事業企画、経営企画、経理、法務、人事、広報などの事務系総合職、研究開発、技術管理、生産管理などの技術系総合職、営業、人事、経理、購買などの事務系プロフェッショナルスタッフ職、技術・研究開発、プロセス開発などの技術系プロフェッショナルスタッフ職にて募集を行っています。

勤務地は本社のある東京、大阪もしくは愛知、福岡の支店、茨城、千葉、兵庫、愛媛、大分にある研究所、青森、千葉、大阪、愛媛、大分にある工場のいずれかになります。

選考方法は、事務系総合職と技術系プロフェッショナルスタッフ職はエントリーシート→適性検査→WEBテスト→面接(複数回)→内定。

技術系総合職はエントリーシート→適性検査→動画提出→適性検査等→面接(複数回)→内定、事務系プロフェッショナルスタッフ職ではエントリーシート→適性検査→筆記試験→面接(複数回)→内定となります。

中途採用(経験者採用)

中途採用では、製品開発業務や開発業務、お客様相談員などの技術職、データサイエンティストや生産技術スタッフなどの研究開発職にて募集を行っています。

勤務地は本社のある大阪、東京および愛媛、茨城などの研究所や工場のいずれかになります。

選考方法は、HPよりエントリー登録もしくは郵送→適性検査→動画提出→適性検査等→面接(複数回)→内定となります。

中途採用の募集職種は更新されますので、こまめなチェックが必要です。

住友化学で求められる人材像

住友化学では、「事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献するとともに、自らの持続的な成長を実現する」という当社の理念に共感できる人、様々な人と関わりながら組織・チームで仕事に取り組み皆で良いものを創っていくこと、その中で自らを高め自身の役割と責任を果たすことに喜びと楽しさを感じられる方人を求める人材像として公開しています。

住友化学では、与えられた仕事だけをこなすのではなく、自ら考え、提案し、実行できる起業家精神が必要な環境です。

また、世界中で仕事を行う機会が多いため、グローバルに活躍したいという熱意や勇気、たくましさを持つことが、必要不可欠です。

仕事を通じて社会に貢献するという住友化学の姿勢に共感できる、志の高さを持った人材を求めているようです。

住友化学に就職、転職するためには?

面接では志望動機や海外勤務に対する考えなど、一般的な質問が多いようです。

しかし住友化学のキャリア採用では、今までの経験やスキルが求められる傾向にあります。

そのため、専門的な知識や技術面に関する質問にしっかりと回答できるよう、住友化学の企業研究などしっかり準備しておきましょう。

また、同時に自身のキャリアプランを話せるようにしておくと、より好印象を与えられそうです。

企業データ

会社名
住友化学株式会社
設立年月日
1925年6月1日
所在地
東京都中央区新川2−27−1 東京住友ツインビル東館
エリア
東京 
業界・業種
化学 
代表者名
十倉 雅和
上場市場
東証1部
上場年月日
1949年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年3月18日

SNSシェア用テキスト

表示準備中