旭化成はボーナスが高い?社長の収入は?気になる情報を撤退調査!
旭化成の最新の平均年収は787.2万円でした。業界内順位は24位、全企業の順位は441位となります。仕事容量は部署によっても異なりますが、残業手当が1分単位で支給されたり、サービス残業などにも厳しいため、無理のない働き方を推奨していると言えます。また、在宅勤務を取り入れるなど、どの従業員にも働きやすい環境を取り入れています。平均年齢42.3歳、従業員数7,864人と、働き方改革を取り入れることで、確実に従業員の定着率もアップし始めています。
目次
閉じる平均年収推移(旭化成と上場企業平均)
旭化成の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると22.6万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は829.2万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
旭化成の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 787万円 |
2018年 | 765万円 |
2017年 | 770万円 |
2016年 | 922万円 |
2015年 | 902万円 |
旭化成の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
787.2万 | 612.5万 | 432.2万 |
旭化成の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると174.7万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると355.0万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中441位と高い順位となります。
旭化成の平均年収 | 化学業界の平均年収 |
---|---|
787.2万 | 655.5万 |
旭化成が属する化学業界の上場企業の平均年収は655.5万円です。 そのため、旭化成の年収は業界平均と比べて131.7万円高く、業界内順位を見ると213社中24位と高い順位となります。
旭化成の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
787.2万 | 647.2万 |
旭化成の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、旭化成の年収はエリア平均と比べて140.0万円高く、エリア内順位を見ると1979社中312位と高い順位となります。
旭化成では、6月と12月の年2回ボーナスを貰うことができます。
第128期の旭化成の有価証券報告書や元従業員の口コミなどから予測すると、ボーナスは2回合わせて、100万円~400万円ちかくと伺えます。
この金額は、役職や年齢によって幅が出ています。
次に、旭化成の職種別の年収をご紹介します。
第128期の旭化成の有価証券報告書や元従業員の口コミなどから予測すると、総合職が800万円~1200万円程、一般職が700万円~900万円程、技術職が600万円~800万円程となります。
ちなみに、旭化成の2018年4月の初任給の実績は、大卒が月213,140円、修士が月245,780円、博士が月287,780円となります。
年収の参考にしてください。
では、旭化成では出世するとどれくらいの年収が貰えるのでしょうか。
第128期の旭化成の有価証券報告書や元従業員の口コミなどから予測すると、係長が800万円~1000万円、課長が1000万円~1200万円、部長が1100万円~1400円程と見受けられます。
第128期の旭化成の有価証券報告書によると、代表取締役社長兼社長執行役員の小堀秀穀氏の年収は1憶2800万円です。
また、同有価証券報告書を参照すると、取締役の平均年収は約4200万円、監査役の平均年収は約2600万円となっています。
764.5万円と高年収な旭化成ですが、競合他社と比較するとどうでしょうか。
旭化成の競合他社というと、住友化学や東ソーが有名です。
764.5万円が平均年収の旭化成に対し、住友化学の平均年収は872万円 、東ソーの平均年収は772.6万円です。
旭化成はどちらの会社と比べても、若干年収が下回っていることが分かります。
では、どうして旭化成は平均年収がこんなにも高いのでしょうか。
第128期の旭化成の有価証券報告書を参照すると、2017年4月1日~2018年3月31日までの当期純利益が84,284(単位:百万円)であるのに対し、2018年4月1日~2019年3月31日までの当期純利益は89,279(単位:百万円)と、収益が増加しています。
このように順調な収益の増加が従業員の給与にも反映され、平均年収が高くなっているのではないでしょうか。
旭化成は、幅広い事業領域で活躍する総合科学メーカーです。
そんな旭化成の事業内容をご紹介します。
旭化成は、ケミカルや生活製品、繊維、エレクトロニクス、医薬品、医療機器、住宅、建材など総合化学メーカーとして幅広い分野で事業を展開しています。
繊維事業、ケミカル事業、エレクトロニクス事業のマテリアル領域では、ケミカルをベースとした高い技術と新しい発想で、環境に優しく付加価値の高い素材・製品を開発しています。
住宅事業や建材事業の住宅領域では、戸建て住宅のヘーベルハウスと軽量気泡コンクリートのへーベルを中心に、安心・安全な住まいを提案しています。
また、医薬事業、医療事業、クリティカル事業のヘルスケア領域では、専門性のある高度な技術を進化・融合させて、社会が求める医療ニーズに応えています。
旭化成は他にも、エンジニアリング事業や旭化成グループ製品の加工・販売事業などを展開しています。
それでは、旭化成の歴史を簡単にご紹介します。
旭化成グループには、マテリアル領域で事業活動を行う旭化成エレクトロニクス株式会社や、住宅領域で事業活動を行う旭化成ホームズ株式会社、旭化成建材株式会社、ヘルスケア領域で事業活動を行う旭化成ファーマ株式会社など多数の企業が属しています。
旭化成では、新卒採用と中途採用(キャリア採用)、製造基幹職採用などを行っています。
ここからは、新卒採用と中途採用の情報を簡単にご紹介します。
旭化成の新卒採用では、企画営業や事業企画、経理・財務、法務、人事、購買・物流などの事務職、医薬営業のMR職、研究・開発や製造プロセス開発、知的財産、技術営業、情報システム開発、臨床開発などの技術職を募集しています。
勤務地は、東京にある本社や大阪、名古屋、川崎、厚木、鈴鹿などです。
また、ニューヨークやシンガポール、ムンバイ、バンコク、ソウル、上海、北京など海外の場合もあります。
選考例は以下の通りです。
旭化成の中途採用では、IT技術職、研究開発職、プラント技術・製造職、営業・スタッフ職、製造オペレーター・一般事務職などの職種を募集しています。
また、旭化成ではキャリアエントリーというシステムを導入しています。
キャリアエントリーとは、自分の経歴を登録することで、自分に合った職種やポジションがある場合に、選考ステップについての打診を受けることができるという仕組みです。
旭化成への転職を検討中の方は、キャリアエントリーに登録しておくことをおすすめします。
旭化成では、自分の夢や目標を持ち、周囲を巻き込みながら自らも変革し、常に挑戦し続けられる強い信念を持った人材を求めています。
また、旭化成はグループバリューとして以下の3つを挙げています。
この3つのグループバリューに共感できる人材なら、尚良いのではないでしょうか。
旭化成では、事務職やMR職、技術系(総合職・専門職)のインターンシップを募集しています。
事務系のインターンシップでは、1日のプログラムを通して、旭化成の事務職の仕事について深く知ることができます。
ビジネスゲーム形式で企画営業の醍醐味を体感できたり、先輩社員との交流ができたりします。
また、MR系のインターンシップは、ビジネスゲーム形式でMR職のやりがいを体感できたり、技術系(専門職)は旭化成の社員が実際に使っている化学系プラント運転教育を受けられたりと、充実した内容になっています。
旭化成への就職を考えている方は、こういったインターンシップに参加することで、就職への道が近づくのではないでしょうか。
従業員数推移(旭化成と上場企業平均)
旭化成 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 7,864人 | 1,035人 |
2018年 | 7,520人 | 1,071人 |
2017年 | 7,356人 | 1,042人 |
2016年 | 1,178人 | 1,055人 |
2015年 | 1,185人 | 1,055人 |
旭化成の従業員数は2019年で7,864人と、1年前と比べて344人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に旭化成と同じ化学業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が913人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(旭化成と上場企業平均)
旭化成 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 42.3歳 | 41歳 |
2018年 | 42.7歳 | 41歳 |
2017年 | 43.1歳 | 40歳 |
2016年 | 43.5歳 | 40歳 |
2015年 | 43.3歳 | 40歳 |
旭化成の平均年齢は2019年で42.3歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。
平均年齢を同じ化学業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。
平均勤続年数推移(旭化成と上場企業平均)
旭化成 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 15.8年 | 12年 |
2018年 | 16.4年 | 13年 |
2017年 | 16.6年 | 13年 |
2016年 | 15.9年 | 13年 |
2015年 | 15.9年 | 13年 |
旭化成の平均勤続年数は2019年で15.8年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ化学業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.3年のため、業界内で見ても長い水準となります。
旭化成が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 6658.4億円 | 1066.8億円 |
旭化成 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 8467万円 | 1.1億 |
次に、旭化成と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、旭化成は8467万円、上場企業平均が1.1億円となっています。
旭化成 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1357万円 | 788万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、旭化成は1357万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため旭化成は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2021年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(東京)の年収ランキング上位企業
同じ業界・業種(化学)の年収ランキング上位企業
表示準備中