JTの年収【2020年最新版】

業績が右肩上がりを続ける秘策とは?気になる出世後の年収を紹介!面接で訊かれる特殊な質問とは?


JTの平均年収は2020年で855.8万円で前期に比べて上昇傾向ですが、食料品業界内順位は10位、全体での順位は242位と上位をキープ。禁煙問題などが取り沙汰されている近年、たばこのイメージが強い企業として、消費者のマナー向上・環境問題などに力を注ぎ始めることで方向転換を図っています。ボーナスは業績連動システムを採用しているので、紙たばこの需要が下降傾向にある今、電子タバコなどの生産に力を入れています。従業員数7,464人、勤続年数18.3年と定着率も高く、また企業努力を惜しまないので、今後の成長にも期待できる企業です。

JTの平均年収概要

平均年収: 855.8万円 上昇傾向
平均年齢
43.0歳
平均勤続年数
18.3年
従業員数
7,464人

JTの平均年収推移

平均年収推移(JTと上場企業平均)

JTの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると33.3万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は865.3万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

JTの平均年収推移(2015年〜2019年)

JTの平均年収 年収
2019年 856万円
2018年 822万円
2017年 858万円
2016年 899万円
2015年 891万円

業界内やエリア内でのJTのランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
242位
3737社
全国の上場企業の平均年収より243.3万円高い

全国の平均年収より423.6万円高い
JTの平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
855.8万 612.5万 432.2万

JTの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると243.3万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると423.6万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中242位と高い順位となります。

食料品業界内での比較

業界内順位
10位
126社
食料品業界の平均年収より240.7万円高い
JTの平均年収 食料品業界の平均年収
855.8万 615.1万

JTが属する食料品業界の上場企業の平均年収は615.1万円です。 そのため、JTの年収は業界平均と比べて240.7万円高く、業界内順位を見ると126社中10位と高い順位となります。

東京都内での比較

エリア内順位
185位
1979社
東京都の平均年収より208.6万円高い
JTの平均年収 東京都の平均年収
855.8万 647.2万

JTの所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、JTの年収はエリア平均と比べて208.6万円高く、エリア内順位を見ると1979社中185位と高い順位となります。

JTではボーナスはどれくらい貰える?

JTでは6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。

平均支給額は約105万円〜330万円、男女間の差は最大で約60万円〜70万円、ピークは50歳代で迎えます。

他企業と比較しても支給額は高く、年収でもボーナスの占める割合が大きいことが分かります。

ボーナスは業績と連動しているため、今後の業績次第では更なるアップも期待できるでしょう。

JTの職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約600万円〜940万円、技術職は約500万円〜900万円、総合職は約600万円〜1250万円となっています。

どの職種も幅広い金額設定なため、同じ職種間でも年収の差が大きく開く可能性があります。

グレードに応じて基本給の範囲が決められているため、年間評価によってプラスになることはもちろん、マイナス昇給する場合もあるそうです。

ちなみに学歴別の初任給は、2019年度の実績によると博士卒249,200円、修士卒225,500円、学部卒:月給208,000円となっており、他の企業と同等の金額設定であると言えます。

JTでは出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較してみると、係長の平均年収は約880万円〜990万円、課長は約1160万円〜1300万円、部長は約1400万円〜1520万円となっています。

課長以上に昇進しなければ1000万円超えの年収を得ることはできません。

また、管理職に就くと転勤になる可能性もあるようなので、家庭を持つ従業員は昇進と生活の兼ね合いを考える必要がありそうです。

JTの社長や役員の年収

代表取締役社長の寺畠 正道氏の年収は約2億2200万円、その他の取締役の平均年収は約1億900万円、監査役は約3100万円となっています。

他の企業と比較しても、取締役の平均年収も1億円を超えるなど非常に高額な報酬が支払われていることが分かります。

これには業績の好調さが大きく影響しており、役員報酬と並び従業員の平均年収を引き上げている要因ともなっています。

競合他社とJTの年収比較

たばこ業界には比較する競合他社が存在しないため、食料品業界として他社との年収を比較しました。

グループ会社であるテーブルマークを主体として考えると、競合他社にはマルハニチロニチレイなどが挙げられます。

最新の有価証券報告書によると、マルハニチロの平均年収は約721.8万円、ニチレイの平均年収は約695.8万円となっています。

JTの平均年収は約855.8万円ですので、食料品業界の中でも非常に高い年収であることが分かりました。

JTの平均年収が高い理由

JTの売上高の8割はたばこ事業が占めており、中でも海外では5割もの高い売り上げを達成しています。

しかし、日本国内ではたばこ離れや少子高齢化が進んでいることから、リスクヘッジとして医薬事業、加工食品事業にも積極的に取り組んでいます。

国内での安定した収入を確保する一方、たばこ事業ではいち早く海外の市場を開拓することで利益源を確保でき、平均年収の高さに繋がっているのです。

しかしながら紙巻きたばこ市場では国内60%ものシェアを誇り、全体利益の約4割をたばこ市場によって獲得しています。

販売数量でも世界3位を獲得するなど、業績は非常に好調と言えるでしょう。

今後の更なる業績アップと利益創出が見込まれています。

JTの事業内容

JTはたばこメーカーとして非常に有名な、食料品業界の企業の一つです。

主な事業

主な事業は古くから行われている「たばこ事業」で、130以上の国と地域でたばこ製品を販売。

セブンスターやマールボロ、キャメル、メビウス(マイルドセブン)などの有名な銘柄を世に輩出し続けてきました。

同時に喫煙はリスクを伴うものだということを認識し、たばこ事業の運営は誠実・透明であるべきと考え、近年では喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のあるリスク低減製品の開発にも注力。

また、オフィスや飲食店での分煙に対する取り組みや、歩きたばこや吸い殻のポイ捨てを減らすために喫煙マナー向上の活動にも取り組んでいます。

その他の事業

その他の事業では、1987年より進出した医薬事業にて鳥居薬品をグループ会社に迎え、血液透析に関連する製商やアトピー性皮膚炎、水虫などの皮膚疾患 、アレルギー疾患の治療に用いられる医薬品などの研究・開発・製造・販売を行っています。

加工食品事業では、冷凍食品に特化したテーブルマーク(旧:加ト吉)、調味料分野に長けた富士食品工業などをグループ会社に迎え、安全且つ美味しい商品づくりによって世界中の食を支えています。

また、ベーカリー事業ではベーカリーショップ「サンジェルマン」を通じて焼きたての美味しいパンを提供。

徹底した安全・品質管理のもと、技術革新や商品開発に務め、世界中の食卓に「美味しい」を届けています。

JTの歴史

JTの歴史について年表形式でご紹介します。

  • 1784年:Austria Tabak がJosephⅡ皇帝により設立
  • 1879年:「ソブラニー」が世界で最も古いたばこブランドとしてロンドンで登記される
  • 1898年:日本専売局が国内葉たばこの独占販売のために設置される
  • 1913年:「キャメル」発売
  • 1949年:日本専売公社が設立される
  • 1954年:「ウィンストン」発売
  • 1956年:「セーラム」発売
  • 1977年:日本で「マイルドセブン」が発売される
  • 1981年:「マイルドセブン」が国際的に発売される
  • 1984年:「日本たばこ産業株式会社法」が制定される
  • 1985年:日本たばこ産業株式会社設立
  • 1988年:コミュニケーション・ネーム「JT」を導入
  • 1994年:東京、大阪、名古屋の各証券取引所市場第一部に株式を上場
  • 1999年:米国のRJRナビスコ社から米国外のたばこ事業を取得
  • 2007年:英国ギャラハー社の発行済株式のすべてを取得
  • 2008年:(株)加ト吉の発行済株式の過半数を、公開買付により取得
  • 2010年:(株)加ト吉の社名をテーブルマーク(株)に変更
  • 2013年:日本国内において「マイルドセブン」が「メビウス」に名称変更
  • 2015年:米国大手電子たばこ会社Logic社を買収
  • 2016年:抗HIV薬「ゲンボイヤ®配合錠」の国内販売開始
  • 2019年:「Ploom TECH+」「Ploom S」発売

JTが属するJTグループとは?

JTグループとはJTが中心核となるグループ企業のことです。

所属する企業には、たばこ製品の流通を担うTSネットワーク、たばこ香料や害虫フェロモントラップを開発・製造・販売する富士フレーバー、冷凍食品業界のシェアNo.1を誇るテーブルマークなどがあります。

JTの採用情報

JTでは、新卒採用、経験者採用(中途採用)にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、営業・製造・葉たばこ調達・たばこR&D・スタッフ業務を行う総合職、医薬品の研究開発に携わる医薬研究職にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京都港区および全国の各本社、支社・支店、工場、原料本部、研究所のいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→一次面接→最終面接→内々定です。

中途採用(経験者採用)

中途採用では、営業・製造・葉たばこ調達・たばこR&D・スタッフ業務を行う総合職、医薬品の研究開発に携わる医薬研究職にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京都港区および国内・海外の各拠点事業所のいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→適性検査→面接(複数回)→健康診断→内定です。

医薬研究職では海外勤務の可能性もありますので、英語が堪能であることも求められます。

JTで求められる人材像

JTが求めているのは、まさに海外でも活躍できるグローバルな人材です。

世界120カ国、海外に90事業所、28工場を展開するJTでは、少子高齢化を迎える日本よりも海外での販売数が7割以上を占めるため、国内外に向けてリーダーシップをとれる人材を強く求めているのです。

また、たばこは嗜好品であるが故に、国や文化によって好みは様々。

そのため、変化が激しいこの世界で好奇心を絶やさずに、自ら課題を発見し、芯を持ってやり抜く力を持っているかどうかも重視されます。

JTに就職、転職するためには?

JTは知名度と人気があるため、転職難易度も高い企業です。

面接内容は一般的な質問が多く、企業研究や自己分析をしっかり行っておけば対応できるでしょう。

しかし、JTならではの「たばこはどんな存在か」などたばこに関する質問も行われます。

たばこを吸う人には考えやすいかもしれませんが、吸わない人にとってはかなり難しい質問と言えるでしょう。

吸わない人は、普段接することのないたばこについて深く学び、考える必要があります。

また、リーダーシップを取れるような人材を求めているため、エントリーの際にエッセー提出などで明確な入社の意思表示を伝えることも大切です。

自分の意見や考えをしっかりと伝え、主体性のある人材だということをアピールしましょう。

JTの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(JTと上場企業平均)

JT 上場企業平均
2019年 7,464人 1,035人
2018年 7,457人 1,071人
2017年 7,336人 1,042人
2016年 7,298人 1,055人
2015年 7,549人 1,055人

JTの従業員数は2019年で7,464人と、1年前と比べて7人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次にJTと同じ食料品業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が880人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(JTと上場企業平均)

JT 上場企業平均
2019年 43.0歳 41歳
2018年 42.7歳 41歳
2017年 42.4歳 40歳
2016年 42.0歳 40歳
2015年 42.5歳 40歳

JTの平均年齢は2019年で43.0歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ食料品業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(JTと上場企業平均)

JT 上場企業平均
2019年 18.3年 12年
2018年 18.3年 13年
2017年 18.5年 13年
2016年 18.6年 13年
2015年 19.1年 13年

JTの平均勤続年数は2019年で18.3年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ食料品業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が14.5年のため、業界内で見ても長い水準となります。

JTの業績推移

JTが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年12月期 6608.1億円 2789.7億円
2018年12月期 6962.5億円 1903.4億円
2017年12月期 6818.4億円 1993.4億円
2016年12月期 7292.9億円 2032.4億円
2015年12月期 7324.8億円 3719.9億円

まず、JTと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年12月期の売上は、JTが6608.1億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。JTの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、JTが5.1%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

JT 上場企業平均
2019年12月期 8853万円 1.1億
2018年12月期 9337万円 9064万
2017年12月期 9294万円 9022万
2016年12月期 9993万円 9416万
2015年12月期 9703万円 9870万

次に、JTと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年12月期で見ると、JTは8853万円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

JT 上場企業平均
2019年12月期 3738万円 788万
2018年12月期 2553万円 731万
2017年12月期 2717万円 741万
2016年12月期 2785万円 672万
2015年12月期 4928万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年12月期では、JTは3738万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためJTは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
JT
設立年月日
1985年4月1日
所在地
東京都港区虎ノ門2−2−1
エリア
東京  港区 
公式サイト
業界・業種
代表者名
寺畠 正道
上場市場
東証1部
上場年月日
1994年10月27日

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年5月1日

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