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スズキの平均年収は2024年で681.4万円と前年に比べて上昇傾向。車・輸送用機器業界内順位は26位、全体での順位は1034位です。従業員数15,431人、勤続年数17.6年と従業員の定着率が高いのは、リストラを行わない終身雇用制度を受け継いでいる社風のおかげと言えます。リーマンショックの際も実際にリストラを行わなかった徹底ぶり。年2回の健康診断、禁煙講座を開催するなど、従業員の健康を真剣に考えてくれています。若手でも予算を提供される大きなプロジェクトを立ち上げられるなど、何事にも従業員を大切にしている様子が伺えます。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(スズキと上場企業平均)
スズキの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると24.2万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は646.5万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
スズキの平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 681万円 |
2018年 | 657万円 |
2017年 | 643万円 |
2016年 | 625万円 |
2015年 | 626万円 |
スズキの平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
681.4万 | 612.5万 | 432.2万 |
スズキの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると68.9万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると249.2万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1034位と高い順位となります。
スズキの平均年収 | 車・輸送用機器業界の平均年収 |
---|---|
681.4万 | 630.9万 |
スズキが属する車・輸送用機器業界の上場企業の平均年収は630.9万円です。 そのため、スズキの年収は業界平均と比べて50.5万円高く、業界内順位を見ると94社中26位と高い順位となります。
スズキの平均年収 | 静岡県の平均年収 |
---|---|
681.4万 | 587.5万 |
スズキの所在地がある静岡県の上場企業の平均年収は587.5万円です。 そのため、スズキの年収はエリア平均と比べて93.9万円高く、エリア内順位を見ると50社中9位と高い順位となります。
スズキでは7月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。
平均支給額は約97万円〜240万円、男女間の差は約40万円〜50万円、ピークは50歳代に迎えます。
今までの実績から見ると、スズキでは1年で平均約6ヶ月分のボーナスが支給されています。
評価によっては更にプラスされるため、年収の内、賞与の占める割合が高いと言えるでしょう。
職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約420万円〜665万円、技術職は約450万円〜650万円、総合職は約500万円〜925万円となっています。
一般職と技術職はボーナスがアップしない限り、平均年収を上回るのは厳しい状態のようです。
ちなみに学歴別の初任給は、2019年の実績によると修士了23万3,500円、学部卒21万1,500円、高専卒18万6,500円、一般事務職は学部卒18万6,500円となっています。
他の企業と比較すると、やや低めの金額設定であると言えます。
部署によっても平均年収には差があるようで、スズキ全体の平均年収が増加するためには、基本給の見直しが必要不可欠と言えるでしょう。
出世後の年収を比較すると、主任の平均年収は約500万円〜645万円、係長は約630万円〜730万円、課長は約650万円〜1005万円、部長は約800万円〜1260万円となっています。
係長以上の管理職に就くと、ようやく平均年収を上回る収入が期待できます。
世界に認められる大手自動車メーカーのため、トラブルや事故を起こさない限り安定した収入を得ることは可能ですが、家族を持った時のことや将来を考えるのであれば、昇級は意欲的に動く必要があると言えるでしょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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