ロームの年収【2024年最新版】(2ページ目)

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ロームの社長や役員の年収

有価証券報告書をもとに、社長や役員の年収についても調べてみました。

その結果、社外取締役を除く取締役は3722万円、社外役員は1200万円でした。

取締役社長の藤原忠信氏の年収については、公表されていません。

ただ、有価証券報告書では1億円以上の年収がある者は申告しなければならず、また他の取締役よりは高いと考えられるため4000万円〜9000万円程度と考えられます。

さすが社長ともなると、高年収ですね。

競合他社とロームの年収比較

では、ロームの年収は競合他社と比べてどのくらいなのでしょうか?

競合他社としては、キーエンス、日置電機が挙げられます。

それぞれの平均年収は、キーエンス2110万円、日置電機779万円であるため、平均年収が725万円のロームよりも高くなっています。

ただ、全国的に見た時の平均年収は441万円のため、ロームも一般的な平均年収と比べるととても高いことが分かります。

ロームの平均年収が高い理由

では、ロームの平均年収はなぜ一般的な平均年収と比べて高いのでしょうか。

有価証券報告書を参考に、営業利益を見てみましょう。

2016年は33635(百万円)、2017年は31827(百万円)、2018年は57004(百万円)、2019年は55909(百万円)となっています。

2018年〜2019年は、2016年〜2017年の1.7倍近くの営業利益を上げていることが分かります。

このような良好な経営状況であることから、社員の平均年収が高いことが考えられます。

ロームの事業内容

主な事業

電子部品・半導体メーカーとして有名なロームですが、その主な事業内容についてご紹介します。

用途別に見ていくと、計測・POS・セキュリティ・医療・エネルギー関連の産業機器、自動運転システムなどの車載機器、AV機器・家電などの民生機器、PC/通信機器などの開発・販売が主な事業内容となっています。

中でも、LSIという集積回路や、半導体素子、モジュールなどが、ロームの主力製品となっています。

その他の事業

その他、社会貢献活動として音楽文化の普及・発展に力を入れており、「財団法人ローム ミュージック ファンデーション」の設立、若手音楽家育成のための「小澤征爾音楽塾」の支援、「ローム ミュージックフェスティバル」の主催など、様々な音楽事業に取り組んでいます。

また、アメリカでは動物虐待防止の募金活動やフードバンクへの寄付活動、マレーシアでは児童養護施設へ衣類の寄付や清掃活動の実施、フィリピンでは稚魚の放流活動など、様々な社会貢献の取り組みも行っています。

ロームの歴史

  • 1954 東洋電具製作所として創業
  • 1969 ICの開発を開始
  • 1970 米国に現地法人設立
  • 1973 発光ダイオードやネットワーク抵抗器の開発・販売スタート
  • 1974 香港に関連会社を設立
  • 1986 メモリICの商品化、販売開始
  • 1987 タイに製造関係会社を設立
  • 1989 東証一部に上場/フィリピンに製造関係会社を設立/マレーシアやイギリスに関連会社を設立
  • 1993 中国に製造関係会社を設立
  • 1998 環境マネジメントシステム「ISO14001認証」取得
  • 2000 システムLSIデザインテクノロジー「REAL SOCKET」を開発
  • 2005 韓国テクノロジーセンター開設
  • 2009 Kionix(世界トップクラスの加速度センサ開発メーカー)を子会社化
  • 2011 インド関連会社を設立/ブラジル販社設立
  • 2019 世界初となる国際無線通信規格 Wi-SUN FANの認証を取得

このようにロームの簡単な沿革を眺めるだけでも、世界に先駆けた製品の開発・販売をしてきた企業だということが分かります。

そして、順調に海外へ拠点を増やしてきたということも伺えますね。

ロームが属するロームグループとは?

ロームは、ロームグループに属しています。

ロームグループは、主な企業だけでも30以上が属する大きな企業グループです。

本社であるロームを京都に構え、日本国内だけでなく海外にも沢山の営業拠点や製造関係会社があります。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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