ユニークなボーナスシステムとは?子会社化で年収はどう変わった?面接で一番訊かれる質問はコレだった!
代表取締役会長兼社長の中国代表である戴 正 呉氏の年収は約1億3700万円、その他の取締役の平均年収は約6400万円となっています。
日本を代表する電気機器業界の大手企業としては、上場企業の中でも平均的な年収だと言えます。
業績は安定しつつありますが、著しい上昇が見られないため、この平均年収になったと考えられます。
シャープの競合他社と言えば、ソニーやパナソニックが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、ソニーの平均年収は約1050.9万円、パナソニックの平均年収は約774.4万円となっています。
シャープの平均年収は約759.2万円なので、ソニーには敵わないものの、電気機器業界では平均的な年収と言えます。
この差は事業内容の違いが影響しており、ソニーはゲームや映画、音楽など幅広い分野での収益が反映されているため、飛び抜けて平均年収が高くなっていると考えられます。
年収の高さには、賞与制度と個人の評価制度の充実が影響していると考えられます。
会社の業績に連動してボーナス額を決定するのではなく、所属部門の業績と個人の成果によって支給内容が決定されます。
支給月数には1ヶ月~8ヶ月分の幅が設けられており、最高で8ヶ月分の高額賞与を誰にでも得られるという可能性が、従業員のモチベーションアップにも繋がっているのです。
また、年2回の支給だったものを年3回にすることで、タイムリーに賞与へ反映することができます。
実際には最高の8ヶ月分を支給された実績はまだないようですが、ボーナスのシステムを変えることで平均年収を引き上げていることは間違いありません。
シャープは電気機器業界の大手企業の一つで、ソニーやパナソニックなどと肩を並べています。
私たちの日々の生活に身近な製品である、携帯電話機や電卓、電話機、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、洗濯機、掃除機、空気清浄機、扇風機、加湿機、電気暖房機器、プラズマクラスターイオン発生機、理美容機器、パソコンなどの様々な製品を製造・販売しています。
太陽電池や蓄電池などは、災害時にも重宝され、生産台数が大幅にアップしました。
デジタル複合機、業務プロジェクターなどのオフィス用機器、POSシステム機器、電子レジスタなどの店舗用機器などを製造。
各種オプションや消耗品、ソフトウェアなども合わせて販売することで、購入後のサポートを提供しています。
スマートフォンなどに使用されるカメラモジュール、近接センサ、埃センサ、半導体レーザー、あおり運転などの抑止にも繋がる車載カメラ、FA機器、洗浄機などの製造・販売を行っています。
「AQUOS」でおなじみの液晶カラーテレビ、ブルーレイディスクレコーダー、オーディオ、ディスプレイモジュールなどの製造・販売を行っています。
電卓などの製造によって液晶の開発には古くから携わっていたため、1953年には国産初のテレビを販売。
1975年にはオーストラリアでカラーテレビの生産を開始するなど、様々な功績を残しています。
その他には、展示施設「シャープミュージアム(天理)」を運営しています。
シャープが長年の経営で生み出した「世界初」と「日本初」を見ることができる歴史館、太陽電池や環境技術、液晶やネイチャーテクノロジーなどについて学べる技術館があり、大人から子供まで楽しめる施設となっています。
また、写真プリントやコピーを手軽に行えるためのコンビニのマルチコピー機サービス、スマートフォンと家電を連動させた「COCORO+」なども展開しています。
シャープの歴史についてご紹介します。
シャープグループとは、シャープが中心核となる企業グループのことです。
所属企業には、パソコンメーカーのDynabook株式会社、マイクロレンズユニットの設計・製造を行うカンタツ株式会社、複合機やディスプレイなどのオフィス向けレンタル事業を行うシャープオフィスレンタル株式会社などがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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