ダイセルの年収【2020年最新版】

過去3年の新卒離職率0%!人気企業の平均年収はいくらなのか?求められる人材像や就職活動のポイント!


ダイセルの平均年収

ダイセルの平均年収は、2020年で前期に比べて下降傾向の769.4万円でした。化学業界内では33位の平均年収です。ダイセルは多岐にわたる分野の化学製品を製造している企業です。取り扱っている事業それぞれが業績を出しているので、安定性があります。それ故に堅実な社風を持っています。手当が充実しており、特に若手の内は同年代の人よりも高い給料を得られることが多いです。平均勤続年数が16.2年と、定着率も高めとなっています。

ダイセルの平均年収概要

平均年収: 769.4万円 下降傾向
平均年齢
41.3歳
平均勤続年数
16.2年
従業員数
2,421人

ダイセルの平均年収推移

平均年収推移(ダイセルと上場企業平均)

ダイセルの平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると0.5万円減少しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は752.2万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

ダイセルの平均年収推移(2015年〜2019年)

ダイセルの平均年収 年収
2019年 769万円
2018年 770万円
2017年 771万円
2016年 741万円
2015年 709万円

業界内やエリア内でのダイセルのランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
509位
3737社
全国の上場企業の平均年収より156.9万円高い

全国の平均年収より337.2万円高い
ダイセルの平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
769.4万 612.5万 432.2万

ダイセルの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると156.9万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると337.2万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中509位と高い順位となります。

化学業界内での比較

業界内順位
33位
213社
化学業界の平均年収より113.9万円高い
ダイセルの平均年収 化学業界の平均年収
769.4万 655.5万

ダイセルが属する化学業界の上場企業の平均年収は655.5万円です。 そのため、ダイセルの年収は業界平均と比べて113.9万円高く、業界内順位を見ると213社中33位と高い順位となります。

大阪府内での比較

エリア内順位
66位
426社
大阪府の平均年収より143.6万円高い
ダイセルの平均年収 大阪府の平均年収
769.4万 625.8万

ダイセルの所在地がある大阪府の上場企業の平均年収は625.8万円です。 そのため、ダイセルの年収はエリア平均と比べて143.6万円高く、エリア内順位を見ると426社中66位と高い順位となります。

ダイセルではボーナスはどれくらい貰える?

ダイセルでは7月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。

平均支給額は約110万円~270万円、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50代前半で迎えます。

ボーナスは全国的に見ても高い企業であると言えるでしょう。

手がけている各事業の業績が安定しているため、今後も安定したボーナスの支給が期待できます。

ダイセルの職種別の年収

職種別の年収を比較すると、総合職は約680万円~1100万円、一般職の平均年収は約500万円~785万円、技術職は約400万円~800万円となっています。

学歴別の初任給は2019年の実績で、博士了が274,300円、修士了が240,000円、学部卒が220,000円、高専卒が190,000円でした。

全て固定残業20.5時間分が含まれた金額となっているため、特別高い金額ではなく、一般的な企業と同程度の初任給だと言えます。

ダイセルでは出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較したところ、係長の平均年収は約810万円~865万円、課長は約850万円~1140万円、部長は約1160万円~1425万円でした。

課長クラスで1000万円以上を目指せるので、とても高い給与水準であると言えます。

ただし、リーダークラスの年収は年俸制になるという口コミもあり、常に高い年収を得るには、毎年実績を残すことが必要です。

ダイセルではダイバーシティの推進を行っており、女性管理職の数も年々増えています。

入社後数年は年功序列で年収が上がっていきますが、一定の年齢を超えると、努力や功績次第で誰でも出世のチャンスが得られるでしょう。

ダイセルの社長や役員の年収

有価証券報告書によると、ダイセルの取締役会長を務める札場 操氏の報酬額は、約1億400万円でした。

その他の役員報酬は、取締役が約7225万円、監査役が約2950万円、社外取締役が約816万円、社外監査役が約925万円です。

過去4年間の役員報酬額は右肩上がりですが、1億円超えの報酬を得ている役員が出たのは、2014年以来となります。

競合他社とダイセルの年収比較

ダイセルの競合他社には、カネカ日東電工が挙げられます。

それぞれの平均年収はカネカが約753万円、日東電工が約823万円です。

ダイセルの平均年収約769万円は日東電工よりは低いですが、化学企業内では35位に位置しており、収入の高い企業だと言えます。

近年の業績から考えると、今後更に業界内順位を上げることに期待が持てそうです。

ダイセルの平均年収が高い理由

ダイセルの年収が高い理由は、スタッフの平均年齢が41.3歳と高く、業績も右肩上がりであることが考えられます。

近年の売上は2017年度が約4400億円、2018年度が約4629億円、2019年度が約4648億円でした。

業績が高い推移を保っているので、年収も比例して高くなっています。

大きな事業をいくつか展開している強みもあり、今後も安定した年収を維持できるでしょう。

ダイセルの事業内容

ダイセルは化学工業の枠を超えて、グローバルに事業展開を行っている化学メーカーです。

主な事業

ダイセルの主な事業は、セルロース事業です。

セルロース事業では、写真保護フィルムの原料としても使われる酢酸セルロースや、たばこフィルター用トウを中心に、メガネフレームなどに使われるアセテート・プラスチックのほか、セルロイド、CMC(カルボキシメチルセルロース)、HEC(ヒドロキシエチルセルロース)などの製造・販売を行っています。

その他の事業

その他の事業では、有機合成事業、合成樹脂事業、火工品事業などを行っています。

有機合成事業

有機合成事業では、酢酸誘導体、カプロラクトン誘導体、エポキシ化合物、光学異性体分離カラム、半導体レジスト材料などを製造・販売。

合成樹脂事業

合成樹脂事業では、ポリアセタール樹脂などのエンジニアリングプラスチックを中心に、PBT樹脂、AS・ABS樹脂、エンプラアロイ樹脂、各種合成樹脂成形加工品などを製造・販売。

火工品事業

火工事業では、航空機搭乗員緊急脱出装置や発射薬、自動車エアバッグ用インフレータなどを製造・販売。

その他

その他の事業では、水処理用分離膜モジュール事業 家庭用品事業、運輸倉庫業などにも携わっています。

ダイセルの歴史

ダイセルの歴史についてご紹介します。

1919年:8社の合併により、大日本セルロイド(株)を創立

1929年:セテートプラスチック「アセチロイド」を開発

1932年:セロハンの製造を開始

1934年:写真フィルム事業を分離し、現在の富士フイルム(株)を設立

1938年:酢酸セルロースの製造を開始

1949年:東京証券取引に上場

1954年:無煙火薬の製造を開始

1958年:たばこフィルター用トウの製造を開始

1964年:米国セラニーズ社との合弁会社であるポリプラスチックス(株)を設立

1966年:社名を大日本セルロイド(株)からダイセル(株)に変更

1979年:会社名をダイセル化学工業(株)に変更

1984年:米国にDaicel(U.S.A.),Inc.を設立、同年にドイツにDaicel (Europa) GmbHも設立、その後も海外に会社の設立を行う

1988年:ダイセル・セイフティ・システムズ(株)を設立し、自動車エアバッグ用インフレータの製造を開始

1994年:イセン・メンブレン・システムズ(株)を設立し、水処理用分離膜モジュールの製造を開始

2009年:エタノール法酢酸エチルの製造を開始

2011年:会社名をダイセル化学工業(株)から(株)ダイセルに変更

2015年:ユニチカ(株)から生活健康事業を譲受

ダイセルが属するダイセルグループとは?

ダイセルグループはセルロイドを出発点として、様々な化学製品や自動車エアバッグ用インフレータなど、幅広い製品の製造・販売を行っているグループです。

ダイセルを始め、国内外の子会社69社、関連会社12社から構成されます。

ダイセルの採用情報

ダイセルでは新卒採用とキャリア(中途)採用を行っています。

新卒採用

新卒採用で募集している職種は、大きく事務系と技術系に分けられます。

事務系の募集内容は、営業・マーケティング、企画、総務、広報、法務、経理・財務、人事、購買、物流、生産企画などです。

技術系の募集内容は、研究開発、評価・解析、生産技術、設備管理、設備技術、エンジニアリング、品質保証、知的財産、情報システムなどです。

勤務地は大阪本社、東京本社、名古屋支社、イノベーション・パーク(兵庫県)、兵庫・広島・新潟にある工場の中から配属が決められ、将来的には海外転勤の可能性もあります。

選考方法は、事務系が会社説明会⇒筆記試験・面接(数回)、技術系が書類審査⇒筆記試験、面接(指導教官による推薦重視)の流れで進みます。

中途採用

中途採用ではエンジニアリング・設備管理、研究開発、生産技術、社内システムエンジニアリング、設備管理職・エネルギー系、品質保証・化学製品、品質管理、事務・管理、開発営業などの募集を行っています。

ただし募集状況は常に変わるため、公式ホームページや求人サイトよりご確認ください。

勤務地は応募職別で決まってきます。

選考方法は、書類選考⇒SPI試験⇒面接(数回)の流れで進みます。

ダイセルで求められる人材像

ダイセルが求める人物像は「ベストソリューションの実現に向けて、ダイセルスピリッツを表現できる人」です。

ソリューションとは「問題の解決」を意味します。

ダイセルでは製造の仕組みを構築し、お客様のニーズをとらえ、ベストなソリューション(解決策)で世界に提供を行う「ベストソリューション実現企業」を目標に掲げています。

それを実現するには、ダイセルスピリッツである「誠実さと地道な努力の積み重ね」「モノづくりへのこだわり」「存在感と達成感の尊重」を兼ね備えた人材が必要です。

企業の考えを理解し「ベスソリューション」の実現に向けて、一緒に行動を起こせる人物を募集しています。

ダイセルに就職、転職するためには?

ダイセルは高い年収と働きやすい環境を提供する企業であり、過去3年間の新卒者の離職率は、驚異の0%を誇ります。

いかに安定して働ける企業であるかがうかがえるでしょう。

将来も安定が見込める企業であるため、高学歴者からの人気も高く、採用実績には東京大学や京都大学、大阪大学などのエリート校の名前も挙がり、就職は難関だと考えられます。

筆記試験で高得点を獲得するのはもちろんのこと、企業分析もしっかりと行い、面接に挑んでください。

面接では基本的な質問や、履歴書の内容に沿った質問がされるようです。

履歴書に書いた内容はどの角度から質問されても、スムーズに受け答えできるように対策すると良いでしょう。

ダイセルの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(ダイセルと上場企業平均)

ダイセル 上場企業平均
2019年 2,421人 1,035人
2018年 2,354人 1,071人
2017年 2,248人 1,042人
2016年 2,153人 1,055人
2015年 2,007人 1,055人

ダイセルの従業員数は2019年で2,421人と、1年前と比べて67人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次にダイセルと同じ化学業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が913人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(ダイセルと上場企業平均)

ダイセル 上場企業平均
2019年 41.3歳 41歳
2018年 41.2歳 41歳
2017年 41.2歳 40歳
2016年 41.4歳 40歳
2015年 41.5歳 40歳

ダイセルの平均年齢は2019年で41.3歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ化学業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(ダイセルと上場企業平均)

ダイセル 上場企業平均
2019年 16.2年 12年
2018年 16.2年 13年
2017年 16.3年 13年
2016年 16.7年 13年
2015年 17.3年 13年

ダイセルの平均勤続年数は2019年で16.2年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ化学業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.3年のため、業界内で見ても長い水準となります。

ダイセルの業績推移

ダイセルが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 2333.5億円 248.5億円
2018年3月期 2396.4億円 376.8億円
2017年3月期 2295.4億円 385.9億円
2016年3月期 2362.1億円 430.2億円
2015年3月期 2285.3億円 302.1億円

まず、ダイセルと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、ダイセルが2333.5億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。ダイセルの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、ダイセルが2.6%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

ダイセル 上場企業平均
2019年3月期 9638万円 1.1億
2018年3月期 1.0億円 9064万
2017年3月期 1.0億円 9022万
2016年3月期 1.1億円 9416万
2015年3月期 1.1億円 9870万

次に、ダイセルと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、ダイセルは9638万円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

ダイセル 上場企業平均
2019年3月期 1026万円 788万
2018年3月期 1600万円 731万
2017年3月期 1717万円 741万
2016年3月期 1998万円 672万
2015年3月期 1505万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、ダイセルは1026万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためダイセルは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
株式会社ダイセル
設立年月日
1919年9月8日
所在地
大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪タワーB
エリア
大阪 
公式サイト
業界・業種
化学 
代表者名
小河 義美
上場市場
東証1部
上場年月日
1949年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年6月25日

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