日本触媒の年収【2021年最新版】

年収が高い理由とは?昇級試験はいつ?気になるボーナス・給与の情報を公開!


日本触媒の平均年収

日本触媒の平均年収は、2021年で前期に比べて上昇傾向の797.2万円となりました。化学業界内では20位の平均年収です。日本触媒は高吸収性樹脂などの製品を製造し、多角的に事業を展開する化学企業です。社内は穏やかで、社員同士のコミュニケーションを密に取れます。給料は新卒入社10年目ほどで600万円~700万円に届く人が多いようです。家賃1万円以下の独身寮もあるので、お金が貯まりやすいでしょう。平均勤続年数は16.1年となっています。

日本触媒の平均年収概要

平均年収: 797.2万円 上昇傾向
平均年齢
38.0歳
平均勤続年数
16.1年
従業員数
2,306人

日本触媒の平均年収推移

平均年収推移(日本触媒と上場企業平均)

日本触媒の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると19.3万円増加しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は790.2万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

日本触媒の平均年収推移(2015年〜2019年)

日本触媒の平均年収 年収
2019年 797万円
2018年 778万円
2017年 806万円
2016年 800万円
2015年 771万円

業界内やエリア内での日本触媒のランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
410位
3737社
全国の上場企業の平均年収より184.7万円高い

全国の平均年収より365.0万円高い
日本触媒の平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
797.2万 612.5万 432.2万

日本触媒の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると184.7万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると365.0万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中410位と高い順位となります。

化学業界内での比較

業界内順位
20位
213社
化学業界の平均年収より141.7万円高い
日本触媒の平均年収 化学業界の平均年収
797.2万 655.5万

日本触媒が属する化学業界の上場企業の平均年収は655.5万円です。 そのため、日本触媒の年収は業界平均と比べて141.7万円高く、業界内順位を見ると213社中20位と高い順位となります。

大阪府内での比較

エリア内順位
56位
426社
大阪府の平均年収より171.4万円高い
日本触媒の平均年収 大阪府の平均年収
797.2万 625.8万

日本触媒の所在地がある大阪府の上場企業の平均年収は625.8万円です。 そのため、日本触媒の年収はエリア平均と比べて171.4万円高く、エリア内順位を見ると426社中56位と高い順位となります。

日本触媒ではボーナスはどれくらい貰える?

日本触媒では7月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。

平均支給額は約120万円〜260万円、男女間の差は最大で約70万円、ピークは50歳代前半で迎えます。

年功序列が色濃く残っている企業のため、ボーナスや給与は勤続年数に応じて自ずとアップしていきます。

また、残業は30分単位で管理されているため、自分のペースで仕事を行うことも可能です。

日本触媒の職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約450万円〜820万円、技術職は約500万円〜805万円、総合職は約650万円〜1140万円となっています。

完全なる年功序列型のため、業務内容や量は給与・ボーナスに反映されませんが、学歴と勤続年収によって給与はアップしていくため、いかに長く勤めるかがポイントとなるでしょう。

ちなみに学歴別の初任給は2019年度の実績によると、大学院修士了242,100円、大学卒225,600円となっており、他の企業と比較しても平均的な金額設定と言えます。

日本触媒では出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約850万円〜905万円、課長は約1090万円〜1190万円、部長は約1220万円〜1475円となっています。

年に一回は昇給試験が設けられていたり、人事評価制度などはしっかり導入されているため、15年程度勤務し続ければ年収1000万円ほど貰うことができます。

ある程度職位が上がると給与は大きく増加するため、昇給試験は意欲的に臨む必要がありそうです。

日本触媒の社長や役員の年収

代表取締役社長の五嶋 祐治朗氏の年収は公開されていませんでしたが、その他の取締役の平均年収は約6500万円、監査役は約2400万円となっています。

トータルで1億円以上を貰っている役員がいないことから、大手企業としては役員報酬がやや低い印象を受けます。

競合他社と日本触媒の年収比較

日本触媒の競合他社というと、三洋化成工業住友精化などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によれば、三洋化成工業の平均年収は約727万円、住友精化の平均年収は約617.4万円となっています。

日本触媒の平均年収は約797.2万円ですので、同業界の中でも高い年収であることが分かります。

日本触媒の平均年収が高い理由

平均年収が高い理由には、業績の好調さが影響していると考えられます。

売上高は2017年3月期に2939億円まで落ち込んだものの、その後順調に回復し、2019年3月期には3496億円まで回復。

過去5年間で最も良かった2015年3月期の売上高3748億円はまだ超えないものの、経常利益は2019年の方が2015年よりも40億円ほど上回る331億円を記録しています。

また、当期純利益も2019年3月期の250億円と過去5年間の中で2番目に良い数字を記録しています。

背景には、基礎化学品事業、機能性化学品事業、環境・触媒事業において販売実績が前年比の平均7.9%増加したことが影響しています。

この安定した業績が、業界の中でも高い年収を維持し続ける理由と言えるでしょう。

日本触媒の事業内容

日本触媒は、化学業界に属する日本の大手企業です。

主な事業

日本触媒では、ベーシックマテリアルズ事業部・アクリル事業部・吸水性樹脂事業部の3つの事業をメインとしています。

衣料用洗剤、食器用洗剤、食洗機用洗剤、住居用洗剤などに用いられる「生分解性キレート剤」「セカンダリーアルコールエトキシレート」、オムツや女性用ナプキンに用いられる「高吸水性樹脂」、芳香消臭剤・カイロ・保冷剤・携帯簡易トイレなどに用いられる「耐塩性吸水性樹脂」、スティックのりに用いられる「ポリビニルピロリドン」など、様々な素材を製造しています。

他にも食品添加剤や医療用の歯科材料・人工透析用中空糸、農業用の育苗シートや育苗培土に用いられる製品も扱っており、私たちの暮らしに欠かせない物の多くは日本触媒の製品から作られているのです。

中でも世界中で販売されている「紙おむつ」の約4分の1は日本触媒で製造された「高吸水性樹脂」が使用されており、100倍~1000倍もの水を吸収する特性を生かし、砂漠化防止プロジェクトなどにも活用されています。

その他の事業

その他には、インダストリアル&ハウスホールド事業部、エナジー&エレクトロニクス事業部を展開しています。

建築に使用されるフィルム・シートに用いられる「紫外線カットコーティング剤」、セメント添加剤に用いられる「カルボン酸系ポリマー」をはじめ、環境問題や水処理・排水処理に使用される排ガス処理触媒、ダイオキシン類分解触媒、キレート剤、吸着剤なども製造。

「高吸水性樹脂」や「生分解性キレート剤」は水処理や地球環境問題にも大いに役立っているのです。

日本触媒の歴史

日本触媒の歴史についてご紹介します。

  • 1941年:ヲサメ合成化学工業株式会社設立
  • 1949年:社名を「日本触媒化学工業株式会社」に改称
  • 1952年:大阪証券取引所市場第1部に上場
  • 1956年:東京証券取引所市場第1部に上場
  • 1968年:米Ashland Oil Inc.と合弁会社「日触アロー化学(株)」設立
  • 1982年:住友化学工業(株)と合弁会社「日本メタアクリルモノマー(有)」設立
  • 1991年:社名を「株式会社日本触媒」に改称
  • 2002年:第一工業製薬(株)と合弁会社「(株)ソリオン」設立
  • 2013年:「NIPPON SHOKUBAI (ASIA) PTE.LTD.」が「SINGAPORE GLACIAL ACRYLIC PTE. LTD.」を吸収合併
  • 2017年:「Sirrus, Inc.」の子会社化

日本触媒が属する日本触媒グループとは?

日本触媒グループとは、日本触媒が中心核となるグループ企業のことです。

所属企業には、粘着加工製品や樹脂微粒子の製造・販売を行う中国化工、アクリル系樹脂の製造・販売を行う日本ポリマー工業、保険代理業を行うエヌエス保険サービスなどがあります。

日本触媒の採用情報

日本触媒では、新卒採用、キャリア採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、営業・総務・法務・人事・財務などの事務系総合職、研究・企画・開発・生産技術・プロセス設計・プラントの設計・建設・メンテナンスなどの技術職にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある東京都千代田区、大阪市中央区および吹田・姫路の研究所、姫路・川崎の製造所のいずれかで、将来的には海外勤務の可能性もあります。

選考方法は、職種によって異なります。

事務職:エントリーシート提出→先輩社員座談会→面談(複数回)・適性検査→最終面接

技術系(化学・化学工学系):応募書類送付→書類選考→技術面接・適性検査→最終面接

技術系(機電系):エントリーシート提出→書類選考→技術面接・適性検査→最終面接

キャリア採用

キャリア採用では現在、機械系エンジニア職・電気系エンジニア職にて募集を行っています。

勤務地は、姫路・川崎の製造所のどちらかとなります。

選考方法は、応募書類送付→書類選考→技術面接・適性検査→最終面接となっています。

日本触媒で求められる人材像

日本触媒では、求める人材像について以下のように語っています。

  • 自ら課題を形成し、解決できる自律型人
  • 自己および組織を柔軟に変革できる人
  • 高度の専門性を有し、発揮できる人
  • 国際社会に通用する人

技術力や知識、これまでの経験はもちろん重要ですが、日本触媒ではあくまでも面接重視・人柄重視です。

少数精鋭であることから、年齢や経験に関係なく若手でも責任ある仕事を任せる傾向にあります。

そのため、物事を自分で考えることができ、必要な情報の収集・分析から選択・決断まで一貫して自力で行えるかどうかが重要です。

周囲に飲み込まれず積極的に自分をアピールできる、良い意味で個性的な人材が強く求められています。

日本触媒に就職、転職するためには?

面接は非常に落ち着いた空間で行われ、自分の伝えたいことなど発言がしやすい雰囲気とのことです。

求める人材像からも分かるように人柄を重視しているため、何事においても明るくハキハキと答え、社交的である印象を与えましょう。

更に企業理念や製品内容を理解した上で会社に忠実であることもアピールできると、更に好印象を与えられます。

また、海外でも事業展開しているため、海外転勤についても質問されます。

海外勤務に対しては前向きであること、海外志向が高いことを伝えると良いでしょう。

日本触媒には仕事ができる人々が多く集まるため、いかに仕事に対して前向きであるかを強くアピールできるかがカギとなります。

日本触媒の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(日本触媒と上場企業平均)

日本触媒 上場企業平均
2019年 2,306人 1,035人
2018年 2,253人 1,071人
2017年 2,207人 1,042人
2016年 2,163人 1,055人
2015年 2,141人 1,055人

日本触媒の従業員数は2019年で2,306人と、1年前と比べて53人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に日本触媒と同じ化学業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が913人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(日本触媒と上場企業平均)

日本触媒 上場企業平均
2019年 38.0歳 41歳
2018年 37.8歳 41歳
2017年 37.9歳 40歳
2016年 37.5歳 40歳
2015年 37.8歳 40歳

日本触媒の平均年齢は2019年で38.0歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。

平均年齢を同じ化学業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(日本触媒と上場企業平均)

日本触媒 上場企業平均
2019年 16.1年 12年
2018年 16.0年 13年
2017年 16.1年 13年
2016年 15.5年 13年
2015年 15.8年 13年

日本触媒の平均勤続年数は2019年で16.1年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ化学業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.3年のため、業界内で見ても長い水準となります。

日本触媒の業績推移

日本触媒が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 2322.2億円 262.2億円
2018年3月期 2268.9億円 286.1億円
2017年3月期 1962.0億円 243.4億円
2016年3月期 2113.7億円 280.9億円
2015年3月期 2362.3億円 221.6億円

まず、日本触媒と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、日本触媒が2322.2億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。日本触媒の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、日本触媒が2.4%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

日本触媒 上場企業平均
2019年3月期 1.0億円 1.1億
2018年3月期 1.0億円 9064万
2017年3月期 8890万円 9022万
2016年3月期 9772万円 9416万
2015年3月期 1.1億円 9870万

次に、日本触媒と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、日本触媒は1.0億円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

日本触媒 上場企業平均
2019年3月期 1137万円 788万
2018年3月期 1270万円 731万
2017年3月期 1103万円 741万
2016年3月期 1299万円 672万
2015年3月期 1035万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、日本触媒は1137万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため日本触媒は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
株式会社日本触媒
設立年月日
1941年8月21日
所在地
大阪市中央区高麗橋4−1−1 興銀ビル
エリア
大阪 
業界・業種
化学 
代表者名
五嶋 祐治朗
上場市場
東証1部
上場年月日
1952年5月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2021年1月1日

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