セメント・生コンクリートの販売量全国No.1!創業100年以上の老舗ベンチャー企業!手掛ける事業は建設資材の販売から不動産の売買まで多種多様!?
三谷商事の平均年収は、2021年で前期に比べて上昇傾向の798.1万円となりました。商社・卸売業界内では38位の平均年収です。三谷商事は情報システムや建設業、エネルギー事業などを展開する企業です。3つある部門はそれぞれが異なる雰囲気を持っています。若手の内から仕事を任せられるので、やりがいを持って仕事に臨めるでしょう。給料はボーナスの比率が高くなっています。住宅手当等の福利厚生も手厚いです。平均勤続年数が18.6年と定着率が高めになっています。
目次
閉じる平均年収推移(三谷商事と上場企業平均)
三谷商事の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると17.2万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は779.9万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
三谷商事の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 798万円 |
2018年 | 781万円 |
2017年 | 779万円 |
2016年 | 779万円 |
2015年 | 763万円 |
三谷商事の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
798.1万 | 612.5万 | 432.2万 |
三谷商事の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると185.6万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると365.9万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中406位と高い順位となります。
三谷商事の平均年収 | 商社・卸売業界の平均年収 |
---|---|
798.1万 | 626.0万 |
三谷商事が属する商社・卸売業界の上場企業の平均年収は626.0万円です。 そのため、三谷商事の年収は業界平均と比べて172.1万円高く、業界内順位を見ると330社中38位と高い順位となります。
三谷商事の平均年収 | 福井県の平均年収 |
---|---|
798.1万 | 575.3万 |
三谷商事の所在地がある福井県の上場企業の平均年収は575.3万円です。 そのため、三谷商事の年収はエリア平均と比べて222.8万円高く、エリア内順位を見ると13社中1位と高い順位となります。
三谷商事では、7月と12月の年2回、多い年では年間約8ヶ月分のボーナスが支給されます。
平均支給額は約95万円~250万円となっており、支給額の高さに満足している社員が多いです。
三谷商事の年収を職種別に見てみると以下の通りです。
一般職:約350万円~805万円
技術職:約300万円~790万円
総合職:約650万円~1125万円
また、給与は以下の通り地域ごとに異なります。
東京勤務:240,000円
大阪勤務:238,000円
名古屋勤務:235,000円
その他の地域での勤務:210,000円以上
大学院を修了している方は更に15,000円追加されます。
三谷商事で役職に就いた場合の年収も見てみましょう。
係長クラス:約820万円~885万円
課長クラス:約1075万円~1180万円
部長クラス:約1290万円~1475万円
三谷商事では行動力があり、他の社員とも積極的にコミュニケーションを取ることができる社員が出世しやすいようです。
自ら積極的に動くことで評価も高まり、出世に一歩近づくことができるでしょう。
2020年度の有価証券報告書を確認すると、代表取締役社長の三谷聡氏の報酬は2億4300万円でした。
2019年度は2億2900万円だったので、約1400万円程上昇したことが分かります。
また、社内取締役6名に対して総額2億6400万円で1人あたり4400万円、社内監査役1名に対して1000万円が支給されていました。
三谷聡氏の報酬と比較するとあまり高い印象は受けませんが、事業も好調であることから今後他の役員の報酬も伸びていくと予想できます。
三谷商事の競合として、伊藤忠エネクスやクワザワ等が挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、三谷商事は798万円、伊藤忠エネクスは908万円、クワザワは488万円でした。
業界内でもかなり上位の伊藤忠エネクスには及びませんでしたが、クワザワよりも約310万円高いことが分かりました。
事業領域をどんどん拡大しているため、今後年収は更に上昇していくでしょう。
三谷商事の売り上げ・経常利益を見てみると、売り上げは2017年では2983.2億円、2018年では3202.2億円、2019年では3533.7億円でした。
また、経常利益は2017年では113.4億円、2018年では104.4億円、2019年では122.3億円となっています。
経常利益は2018年にやや下降してしまいましたが、売り上げ・経常利益共に好調であることが窺えます。
そのため、社員にもしっかり還元することができ、年収も高くなっていると言えます。
三谷商事では、情報システム関連事業、建設関連事業、エネルギー・生活関連事業等を手掛けます。
それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。
情報システム関連事業では、製造業、流通業、サービス業、医療機関、官公庁等あらゆる業種の顧客に対してソリューションの提供を行っています。
特に大学等に対してはコンピュータ関連システムの構築・サポート等を行っており、これまでに約300以上の学校にサーバ・ネットワークを導入してきました。
教務システムやポートフォリオ、アカウント管理等のソフトウェアも展開しており、総合的なサービスを提供しています。
建設関連事業では、建設資材の販売を行っています。
セメント、生コンクリート、地盤改良材、骨材、ALC板、押出成形セメント板等様々な資材を扱っており、セメント・生コンクリートの販売量は全国でもNo.1を誇ります。
製品は一般住宅をはじめ、高層ビルや空港、高速道路、ダム等あらゆる場所で活用されています。
エネルギー・生活関連事業では、石油や軽油、灯油、LPガス、ガソリン等を扱い、ガソリンスタンドや工場、病院等に販売しています。
近年では洋上風力発電事業にも携わっており、現在茨城県に15基、青森県に5基を保有します。
三谷商事では、その他にも多角展開事業にも携わります
多角展開事業では昇降機設備、駐車場設備、給排水設備等を手掛ける他、レストランや不動産の売買等多岐に渡って事業を展開。
今後も事業領域を更に拡大していく予定です。
ここで、三谷商事のこれまでの歴史を簡単に見てみましょう。
1914 三谷弥平がセメント、石灰の販売を始める
1946 三谷商事を設立する
1952 石油製品の販売を始める
1959 LPガスの販売を始める
1961 冷暖房機の販売を始める
1963 大阪証券取引所市場第二部に上場する
2000 東京証券取引所市場第二部に上場する
2010 洋上風力発電事業に参入する
三谷グループは、三谷コンピュータや福井ケーブルテレビ、福井エネルギー、ウィンドワークス等約150社が所属するグループです。
グループ企業では、インターネット事業、ゴンドラ機械の製造販売・レンタル、自動車販売、有料老人ホームの経営等あらゆる事業を展開しています。
三谷商事では、現在新卒採用・キャリア採用を行っています。
それぞれの募集要項、選考フロー等について確認していきましょう。
新卒採用では、現在以下の職種にて募集を行っています。
営業:建設関連事業、エネルギー・生活関連事業、情報システム関連事業等の調達・販売・物流管理・ 新商材企画等
システムエンジニア:情報システム関連事業のアプリケーションSE、ネットワーク・インフラSE
コーポレートスタッフ:総務、人事、財務、経理、法務、経営企画、事業開発等
募集学科・学部に特に制限はありません。
選考フローは明らかではありませんが、選考ではグループディスカッションや適性検査が行われるとのことです。
グループディスカッションでは、これまでに「現代の若者の指導方法について」等のテーマが出題されました。
5分間それぞれがテーマについて考え、その後25分間グループで話し合う時間が設けられます。
自身の考えや意見をしっかり話せるよう、グループディスカッションの進め方や考え方等について予め勉強しておきましょう。
また、適性検査では言語、非言語、性格検査が実施されます。
内容は一般的なものがほとんどのようなので、SPIテストの対策本等を活用し対策すると良いでしょう。
キャリア採用では、現在総合職と一般職の募集を行っています。
総合職では正社員、一般職では最長5年間の契約社員となるので、雇用形態に注意しましょう。
それぞれ募集している職種は以下の通りです。
総合職:営業、技術(システムエンジニア)、コーポレートスタッフ
一般職:事務、現場サポート、SEサポート
総合職の場合全国への転勤の他、出向や海外勤務等も発生する可能性があるため、対応可能かどうかしっかり検討しておきましょう。
応募方法は、キャリア採用ページの募集要項最下部の「キャリア登録はこちらから」の欄から応募することができます。
キャリア登録の際に、自身の職務経歴や資格、海外在住経験の有無等が問われるので、予めある程度まとめておきましょう。
リクナビには、三谷商事では「現状に満足せず、高い目標を持ち行動する」人材を求めていると記載しています。
「現状に満足することなく、高い目標を持ち、グローバルで成長していくことを目指しています」という三谷商事のビジョンに沿った人材を求めていることが分かります。
そのため、これまで自身の目標に対してどのようにアプローチしてきたか、能力を更に伸ばすためにどんな計画を立て行動してきたか等をアピールすると良いでしょう。
三谷商事の面接では、如何に簡潔に話せるかどうかがポイントとなるようです。
あまり長々と話すのではなく、アピールしたい点を明確にしシンプルに簡潔に話すよう心がけましょう。
これまでの面接で訊かれた内容も併せて見ていきましょう。
大学でどのように過ごしてきたかを中心に訊かれることが分かります。
どのような考えから現在の大学に入学し、大学生活を通して何を学んだのか等自己分析を通してしっかり振り返っておきましょう。
従業員数推移(三谷商事と上場企業平均)
三谷商事 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 471人 | 1,035人 |
2018年 | 475人 | 1,071人 |
2017年 | 490人 | 1,042人 |
2016年 | 488人 | 1,055人 |
2015年 | 491人 | 1,055人 |
三谷商事の従業員数は2019年で471人と、1年前と比べて4人の減少となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。
次に三谷商事と同じ商社・卸売業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が486人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(三谷商事と上場企業平均)
三谷商事 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 42.2歳 | 41歳 |
2018年 | 42.0歳 | 41歳 |
2017年 | 41.5歳 | 40歳 |
2016年 | 41.3歳 | 40歳 |
2015年 | 41.0歳 | 40歳 |
三谷商事の平均年齢は2019年で42.2歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。
平均年齢を同じ商社・卸売業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。
平均勤続年数推移(三谷商事と上場企業平均)
三谷商事 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 18.6年 | 12年 |
2018年 | 18.4年 | 13年 |
2017年 | 17.8年 | 13年 |
2016年 | 17.6年 | 13年 |
2015年 | 17.3年 | 13年 |
三谷商事の平均勤続年数は2019年で18.6年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ商社・卸売業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が13.2年のため、業界内で見ても長い水準となります。
三谷商事が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 3533.7億円 | 122.3億円 |
2018年3月期 | 3202.2億円 | 104.4億円 |
2017年3月期 | 2983.2億円 | 113.4億円 |
2016年3月期 | 3135.5億円 | 169.7億円 |
2015年3月期 | 3644.2億円 | 154.4億円 |
まず、三谷商事と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、三谷商事が3533.7億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。三谷商事の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、三谷商事が10.4%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
三谷商事 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 7.5億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 6.7億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 6.1億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 6.4億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 7.4億円 | 9870万 |
次に、三谷商事と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、三谷商事は7.5億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため三谷商事は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
三谷商事 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 2596万円 | 788万 |
2018年3月期 | 2198万円 | 731万 |
2017年3月期 | 2315万円 | 741万 |
2016年3月期 | 3476万円 | 672万 |
2015年3月期 | 3144万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、三谷商事は2596万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため三谷商事は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2021年1月1日
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