北陸電力の年収【2024年最新版】(2ページ目)

低廉・良質にこだわる電力会社!競合他社と比較すると?面接での質問傾向についても徹底的に分析!


北陸電力の社長や役員の年収

2019年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員については明らかではありませんでした。

その他の役員の報酬については、社内取締役10名に対して2億5700万円で1人あたり2570万円、社内監査役2名に対して総額4500万円で1人あたり2250万円が支払われていました。

このことから、代表取締役会長の久和進氏の報酬は2570万円以上1億円未満であると推測できます。

良質なエネルギーを供給できるよう尽力しており、今後業績も伸びていくと考えられるので役員の報酬も上昇していくでしょう。

競合他社と北陸電力の年収比較

北陸電力の競合他社として、沖縄電力四国電力が挙げられるでしょう。

競合の年収を見てみると、沖縄電力は763万円、四国電力は772万円でした。

北陸電力は634万円なので、現時点では競合会社の年収よりやや低いことが分かります。

しかし、事業の制度を見直す等積極的に改革を行っていることからも、今後競合会社の年収を超える可能性は充分あるでしょう。

北陸電力の平均年収が高い理由

北陸電力の年収の高さの理由として、定期的に事業に関する制度の見直しを行っていることが挙げられます。

2016年には電力の小売全面自由化、2020年には送配電部門の法的分離等電力システムの改革に尽力。

定期的にシステムを見直し、顧客に良質なエネルギーを安価に届けられるよう努めていることが経営の効率化に繋がり、結果的に収益確保となっています。

そのため、社員の年収もそれに伴い高くなっていると言えるでしょう。

北陸電力の事業内容

主な事業

北陸電力は主に電力事業に携わります。

火力・水力・電子力のそれぞれで発電しており、富山県・石川県・福井県・岐阜県の一部の北陸を中心に電気を供給しています。

特に火力発電では北陸電力の発電電力量の約2分の1~4分の3を発電していて、コンバインドサイクル発電の導入により二酸化炭素の排出量削減にも貢献。

今後は事業エリアを全国・海外へ拡大していくため、新たな事業を開拓していきます。

その他の事業

北陸電力では、グループ企業で産業用変圧器等の製造も行います。

製品は変電所・工場・ビル等をはじめ街中でも多く活用されており、我々の生活だけでなくあらゆる産業をサポート。

その他にも配電盤・制御盤や制御装置等、電気を安全に供給するため尽力しています。

北陸電力の歴史

これまでの北陸電力の歴史を簡単に見てみましょう。

1951 電気事業の再編成により発足される

1953 全国で初めてとなる水力発電所の運転を開始する

1964 火力発電所の運転を開始する

1967 原子力発電所の計画を発表する

1986 水力発電所の完全無人化を実現する

1993 原子力発電所の運転を開始する

2005 規制部門にて電気料金を平均4.05%値下げする

2015 北陸電力サービス会員制度「ほくリンク」を始める

北陸電力が属する北陸電力グループとは?

北陸電力グループは、北陸プラントサービス、北電テクノサービス、北陸通信ネットワーク、ジェスコ等あらゆる企業が属するグループです。

電気エンジニアリング、情報通信、環境・リサイクル、生活・オフィス、製造、総合エネルギーの分野でそれぞれ事業を展開しており、約30社から構成されています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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