カプコンの年収【2024年最新版】(2ページ目)

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カプコンの社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書を確認すると、報酬が1億円を超える役員は以下の2名でした。

  • 代表取締役会長兼CEO:辻本憲三氏 1億3000万円
  • 代表取締役社長:辻本春弘氏 1億400万円

またその他の役員の報酬については、社内取締役5名に対して総額3億8500万円で1人あたり7700万円、社内監査役1名に対して2100万円が支給されていました。

ゲームの売れ行きも好調で業績も右肩上がりであるため、役員の報酬も更に上昇していくでしょう。

競合他社とカプコンの年収比較

カプコンの競合として、コロプラネクソンが挙げられるでしょう。

競合会社の年収を確認してみると、コロプラは587万円、ネクソンは574万円でした。

カプコンは589万円なので、現段階では競合会社と比較してもほぼ同額の年収であることが分かります。

各事業で新規顧客の開拓等にも積極的に努めているため、将来的にも業績が更に伸びていくと予想できます。

今後競合会社をどんどん引き離していく可能性も高いと言えるでしょう。

カプコンの平均年収が高い理由

カプコンの年収が高い理由として、売り上げ・経常利益がうなぎ上りであることが挙げられます。

売り上げ・経常利益をそれぞれ確認していくと、売り上げは2017年では644.2億円、2018年では732.4億円、2019年では770.5億円です。

また、経常利益は2017年では50.6億円、2018年では152.4億円、2019年では183.8億円となっています。

2017年から2019年にかけて売り上げは約126.3億円、経常利益は約133.2億円もそれぞれ上昇。

業績が好調であるため、それに伴い社員の年収も高くなっていると言えます。

カプコンの事業内容

主な事業

カプコンでは、主にデジタルコンテンツ事業・アミューズメント施設事業・アミューズメント機器事業を手掛けています。

それぞれの事業について詳しく見ていきましょう。

デジタルコンテンツ事業

デジタルコンテンツ事業では、家庭用ゲーム機向けパッケージソフト・ダウンロードコンテンツの開発販売をはじめとし、モバイルコンテンツ・PCオンラインゲームの開発運営を行っています。

これまでに「バイオハザード」や「デビル メイ クライ」「モンスターハンター」等の人気シリーズを数々販売。

2019年時点で売上構成比83.0%を誇っており、主力事業であることが分かります。

今後最新テクノロジーを扱えるよう、社員のスキルアップにより尽力していきます。

アミューズメント施設事業

アミューズメント施設事業では、アミューズメント施設「プラサカプコン」の運営を行っている他、大型複合商業施設への出店やイベントの開催等も行っています。

近年ではオンラインクレーンゲームサービスを始めると共に、中高年を対象とした「ゲーム無料体験ツアー」の開催、キッズコーナーの設置等を積極的に行いました。

あらゆる世代の顧客の獲得に尽力しているため、今後も売上高は伸びていくと考えられます。

アミューズメント機器事業

アミューズメント機器事業は、パチンコ&パチスロ事業・業務用機器販売事業から成り立ちます。

パチンコ&パチスロ事業では遊技機向け筐体・液晶表示基板・ソフトウェアの開発・製造販売を、業務用機器販売事業ではアミューズメント施設向け業務用ゲーム機器の開発・製造販売をそれぞれ行っています。

今後は新商品の開発等も行い事業の拡大に努めます。

その他の事業

カプコンでは上記の他にもライセンスビジネスとして映画化・アニメ化や音楽CD・キャラクターグッズ等を展開し、並行してeスポーツビジネスにも携わっています。

eスポーツは近年eスポーツ大会が開催されたことでも現在注目を集めており、2022年にはアジア競技大会で正式種目として扱われます。

今後更にeスポーツの認識が高まってくると予想されるため、新規事業の開拓も視野に入れ動き始めています。

カプコンの歴史

カプコンのこれまでの歴史を簡単に振り返っていきましょう。

1979 アイ・アール・エムが設立される

1981 社名をサンビに変更する

1983 販売部門の担当としてカプコンが設立される

1984 業務用テレビゲーム「バルガス」が販売される

1991 業務用テレビゲーム「ストリートファイターII」が販売される

1999 プレイステーション用ソフト「ディノクライシス」が販売される、大阪証券取引所市場第一部に上場する

2000 東京証券取引所市場第一部に上場する

2001 プレイステーション2用ソフト「鬼武者」「デビル メイ クライ」が販売される

2007 ハリウッド映画「バイオハザード3」が公開される

2010 カプコンで初となるiPad対応タイトル「バイオハザード4 iPad edition」が配信される

2012 家庭用ゲームソフト「ドラゴンズドグマ」が販売される

2013 「モンスターハンター4」が販売される

2015 直営キャラクターカフェ「カプコンカフェ」がオープンする

カプコンが属するカプコングループとは?

カプコングループはエンターライズ、ケーツー、カプコン管財サービス、アデリオン等あらゆる企業が所属するグループです。

グループ企業では家庭用ゲームソフトの開発販売や遊技機等の製造販売の他にも、 建物の保守管理等の受託業務等も行っています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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