シスメックスの年収【2020年最新版】

国内に敵なし!?シスメックス独自の技術とは?気になる役員の報酬を公開!求められる人材とは?


シスメックスの平均年収は、2020年で前期に比べて下降傾向の782.2万円でした。電気機器業界内では36位の平均年収です。シスメックスは検体検査機器など、医療事業者向けのコンテンツを提供している企業です。グローバル企業なため、柔軟性の高い社風です。福利厚生が充実しており、カフェテリアプランや上限9万円の家賃補助などがあります。医療に関わる事業であることや、グローバルな展開をしていることから、モチベーションを高く持って仕事に臨む従業員が多いです。

シスメックスの平均年収概要

平均年収: 782.2万円 下降傾向
平均年齢
41.1歳
平均勤続年数
12.3年
従業員数
2,049人

シスメックスの平均年収推移

平均年収推移(シスメックスと上場企業平均)

シスメックスの平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると0.4万円減少しています。

上述のように、過去5年間の平均年収は782.4万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。

シスメックスの平均年収推移(2015年〜2019年)

シスメックスの平均年収 年収
2019年 782万円
2018年 783万円
2017年 785万円
2016年 784万円
2015年 778万円

業界内やエリア内でのシスメックスのランキング順位

日本全国の企業との比較

全上場企業内順位
464位
3737社
全国の上場企業の平均年収より169.7万円高い

全国の平均年収より350.0万円高い
シスメックスの平均年収 上場企業の平均年収 全国の平均年収
782.2万 612.5万 432.2万

シスメックスの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると169.7万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると350.0万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)

上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中464位と高い順位となります。

電気機器業界内での比較

業界内順位
36位
244社
電気機器業界の平均年収より117.5万円高い
シスメックスの平均年収 電気機器業界の平均年収
782.2万 664.7万

シスメックスが属する電気機器業界の上場企業の平均年収は664.7万円です。 そのため、シスメックスの年収は業界平均と比べて117.5万円高く、業界内順位を見ると244社中36位と高い順位となります。

兵庫県内での比較

エリア内順位
3位
108社
兵庫県の平均年収より193.0万円高い
シスメックスの平均年収 兵庫県の平均年収
782.2万 589.2万

シスメックスの所在地がある兵庫県の上場企業の平均年収は589.2万円です。 そのため、シスメックスの年収はエリア平均と比べて193.0万円高く、エリア内順位を見ると108社中3位と高い順位となります。

シスメックスではボーナスはどれくらい貰える?

シスメックスでは6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。

平均支給額は約110万円〜300万円、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50歳代で迎えます。

年収に対してボーナスの割合が高いため、月収はやや低めになってしまう傾向にあります。

支給額は業績評価とコンピテンシー評価にて構成されていますが、業績評価は高い目標設定となっているため、いかにコンピテンシー評価を上げるかがカギとなります。

シスメックスの職種別の年収

職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約430万円〜810万円、技術職は約500万円〜790万円、総合職は約650万円〜1130万円となっています。

どの職種でも平均年収を超えることは可能ですが、業績に連動するボーナスの割合が大きく影響しているようです。

学歴別の初任給は2019年度の実績によると、グローバルコース250,000円、総合コース230,000円、専門コース:技術系200,000円・事務系180,000円となっており、平均よりも少し高めの初任給と言えるでしょう。

シスメックスでは出世するとどれくらいの年収が貰える?

出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約830万円〜890万円、課長は約1000万円〜1200万円、部長は約1200万円〜1445万円となっています。

課長以上に昇級後は1000万円を超える高年収を得られることが分かりました。

昇級後でも基本給のアップは毎年少額になるため、最高額に達するには少し時間がかかるようです。

シスメックスの社長や役員の年収

取締役会長兼社長の家次 恒氏の年収は約1億9500万円、その他の取締役の平均年収は約9970万円、監査役は約2400万円となっています。

会長兼社長の家次氏は約2億円と高額ですが、その他の取締役の平均年収も約1億円と非常に高年収だと言えます。

機器・試薬・情報システムを保有するメーカーとして国内に競合他社を持たないシスメックスは、業界でも断トツの売上を誇っています。

業績を安定化させることで、更なる従業員の年収増加に期待が寄せられます。

競合他社とシスメックスの年収比較

シスメックスは機器・試薬・情報システムを保有するメーカーですが、競合他社は海外メーカーのため、国内の検査・診断薬メーカーの年収と比較してみます。

国内の競合他社では、栄研化学日水製薬などが挙げられます。

最新の有価証券報告書によると、栄研化学の平均年収は約748.7万円、日水製薬の平均年収は約726万円となっています。

シスメックスの平均年収は約782.2万円なので、 競合他社よりも少し高い平均年収であることが分かりました。

シスメックスの平均年収が高い理由

年収が高い理由には、血液・尿検査に用いる機器の製造・販売が世界でトップシェアを誇っていることが大きく影響しています。

機器の製造販売だけでなく、故障の予防やITを活用したサービスなど充実したサポート&アフターサービスをセットにして提供していることも、高い信頼を得る理由の一つとなっています。

ビジネスモデルを発展・成長させることで、営業利益率は21.0%と高い数字を上げています。

また、地域別売上高は国内は前年比97.9%、海外は各国で100%以上を記録。

業績の好調さや右肩上がりの純利益率が、平均年収の高さにあらわれているといって間違いありません。

シスメックスの事業内容

シスメックスは、医療機器と試薬をメインとした電気機器業界の大手企業です。

主な事業

シスメックスでは、体や疾患の状態を調べるヘマトロジー・血液凝固・尿検査の3分野で、世界シェアNo.1を獲得しています。

世界190カ国に事業展開しており、検体検査に必要な機器・試薬・ソフトウェアの開発・製造・販売を行っています。

血液学検査・免疫血清学検査・生化学検査・遺伝子検査などに用いる様々な医療機器を開発。

一人一人に応じた医療を提供する個別化医療、病気を発症・進行させないための予防医療を広めていくべく、日々研究に尽力しています。

また、血中の機能異常細胞を捉える技術、遺伝子中のごく僅かな変異を検出する技術などを創出することで、ガンなどの様々な疾患の早期発見・個別化医療の実現を推進しています。

その他の事業

その他には、医療機器の研究・製造・販売だけでなく、故障の予防・ITを活用したサービスなど充実したサポートとアフターサービスを提供することで、高い信頼を得ることに成功。

シスメックスの製品を国内だけでなく、海外での普及と収益増加に貢献しています。

シスメックスの歴史

シスメックスの歴史についてご紹介します。

  • 1961年:東亞特殊電機株式会社(現TOA株式会社)が医用電子機器業界へ進出方針決定
  • 1963年:国内初の自動血球計数装置「CC-1001」実用化成功
  • 1966年:自動血球計数装置「CC-1002」発売
  • 1967年:電気メーカーとして初めて開発した試薬 希釈液「セルキット」・溶血剤「サポニン-S」を発売
  • 1978年:ブランド「Sysmex」を制定
  • 1979年:世界で初めてサンプラーを搭載した全自動血球計数装置「CC-720」を発売
  • 1984年:自動血液凝固測定装置「CA-100」発売
  • 1988年:バイオハザード対策を徹底した多項目自動血球分析装置「NE-8000」発売
  • 1995年:大阪証券取引所市場 第二部上場
  • 1996年:東京証券取引所市場 第二部上場
  • 2000年:東京証券取引所・大阪証券取引所市場 第一部昇格
  • 2002年:株式会社アール・エー・システムズ(現シスメックスRA株式会社)を子会社化
  • 2007年:呼吸器感染症迅速診断キット「ポクテムSシリーズ」3品目発売
  • 2008年:創立40周年を機にコーポレートロゴ一新
  • 2010年:「知財功労賞」として「経済産業大臣表彰(特許活用優良企業)」を受賞
  • 2013年:シスメックスビジネスサポート株式会社設立
  • 2015年:日本IR協議会 第20回「IR優良企業大賞」を受賞
  • 2017年:2017年版「Global 100」(世界で最も持続可能な100社)に選出

シスメックスが属するシスメックスグループとは?

シスメックスグループとは、シスメックスが中心核となるグループ企業のことです。

所属する企業には、遺伝子受託解析や診断薬・試薬の開発・製造・販売などを行う株式会社理研ジェネシス、人工核酸であるBNAの開発・製造・販売を行う株式会社BNAなど、海外にも多く存在します。

シスメックスの採用情報

シスメックスでは、新卒採用、キャリア採用(中途採用)、障がい者採用にて募集を行っています。

新卒採用

新卒採用では、研究開発職・営業・コーポレート職などの総合コース、技術系・事務系の専門コース、海外勤務のグローバルコースにて募集を行っています。

勤務地は、本社のある神戸市および全国各地の事業所・支社・研究所・技術センターなどのいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→Web適性検査→動画面接→個人面接→最終面接→内々定です。

中途採用(キャリア採用)

中途採用では、企画・管理職、品質保証・薬事職、製品開発、品質管理、知的財産、営業、マーケティング、SCM、生産技術、装置生産、学術、カスタマーサポート、フィールドサービス、社内情報システムなど、様々な職種にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある神戸市および全国各地の事業所・支社・研究所・技術センターなどのいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→適性検査→面接(2回)→内々です。

障がい者採用

障がい者採用では、新卒採用・中途採用と同様の職種にて募集を行っています。

勤務地は、本社のある神戸市および全国各地の事業所・支社・研究所・技術センターなどのいずれかになります。

選考方法は、エントリーシート提出→書類選考→適性検査→面接(2回)→内々です。

シスメックスで求められる人材像

シスメックスでは、医療の知識の有無ではなく「新しい世界へ飛び込むチャレンジ精神」「先進技術で医療の可能性を追求する独創性」「すべての人々に健康を届ける強い使命感」を持っている人かどうかを重要視しています。

医療の新しい在り方や、新しい個別化医療などの推進を図っているため、常に新しいことにチャレンジする前向きな姿勢が大切なのです。

世界の全ての人に健康な生活を届けるという大切な役割を担う仕事だからこそ、責任感と使命感を持って仕事に望める人が求められています。

シスメックスに就職、転職するためには?

面接では、「転職理由」「志望動機」「入社後のビジョンやプラン」など、一般的な質問が多く訊かれます。

前職での経験や、学生時代での活動や研究、貢献してきたことなどをしっかりと整理し、まとめておきましょう。

また、「今までに体験した一番のピンチと解決方法」について訊かれた人もいるようです。

その人がいざという時に冷静な判断ができるのか、機転がきく人なのかを見極めるための質問だと考えられます。

全体的な対処法としては、様々な質問を投げかけてくる面接官に対しては、抽象的ではなく具体的な回答ができるように準備しておく必要があります。

シスメックスの従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(シスメックスと上場企業平均)

シスメックス 上場企業平均
2019年 2,049人 1,035人
2018年 2,046人 1,071人
2017年 2,083人 1,042人
2016年 2,031人 1,055人
2015年 1,963人 1,055人

シスメックスの従業員数は2019年で2,049人と、1年前と比べて3人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次にシスメックスと同じ電気機器業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が2,082人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(シスメックスと上場企業平均)

シスメックス 上場企業平均
2019年 41.1歳 41歳
2018年 40.7歳 41歳
2017年 40.5歳 40歳
2016年 40.5歳 40歳
2015年 40.0歳 40歳

シスメックスの平均年齢は2019年で41.1歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ電気機器業界内で比較してみました。業界平均が43歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(シスメックスと上場企業平均)

シスメックス 上場企業平均
2019年 12.3年 12年
2018年 12.0年 13年
2017年 11.6年 13年
2016年 11.5年 13年
2015年 11.4年 13年

シスメックスの平均勤続年数は2019年で12.3年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ電気機器業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.6年のため、業界内で見ても短い水準となります。

シスメックスの業績推移

シスメックスが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 1522.6億円 495.7億円
2018年3月期 1438.8億円 350.4億円
2017年3月期 1390.5億円 317.5億円
2016年3月期 1432.4億円 424.2億円
2015年3月期 1218.9億円 317.6億円

まず、シスメックスと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、シスメックスが1522.6億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。シスメックスの売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、シスメックスが5.8%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

シスメックス 上場企業平均
2019年3月期 7431万円 1.1億
2018年3月期 7032万円 9064万
2017年3月期 6675万円 9022万
2016年3月期 7053万円 9416万
2015年3月期 6210万円 9870万

次に、シスメックスと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、シスメックスは7431万円、上場企業平均が1.1億円となっています。

従業員一人あたり経常利益の推移

シスメックス 上場企業平均
2019年3月期 2419万円 788万
2018年3月期 1712万円 731万
2017年3月期 1524万円 741万
2016年3月期 2088万円 672万
2015年3月期 1618万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、シスメックスは2419万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのためシスメックスは上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。

企業データ

会社名
シスメックス株式会社
設立年月日
1968年2月20日
所在地
神戸市中央区脇浜海岸通1−5−1
エリア
兵庫  神戸 
公式サイト
業界・業種
代表者名
家次 恒
上場市場
東証1部
上場年月日
1995年11月15日

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2020年5月1日

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