国家公務員総合職の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当


○○事務次官や○○局長など、テレビや新聞などで耳にすることはありませんか。

彼らは国家公務員の中でもトップに立つ一握りのエリート達です。

国家公務員総合職は国家公務員総合職試験に合格し採用された職員のことですが、将来的には各省庁の事務次官や局長など、国の幹部候補となる職員になります。

世間一般ではキャリア組と呼ばれる人達が国家公務員総合職です。

長官や局長など幹部の退職金についてはマスコミでも報道されますが、多くの職員の年収などはあまり報道されないと思います。

この記事では、国の行政を支える国家公務員総合職の初任給や年収について徹底解説します。

国家公務員総合職の平均年収は約680万円

国家公務員総合職のみの平均年収は残念ながら公表されていませんが、国家公務員行政職(一般的な事務職員)の平均給与は人事院より毎年公表されています。

最新の調査である平成31年4月の数値は、毎月の平均給与は411,123円となっており、ボーナスは年間4.5ヶ月分支給されるため、年収を計算すると約680万円となります。〔令和元年人事院勧告:https://www.jinji.go.jp/kankoku/r1/pdf/1sankou_koumu.pdf

先ほど説明した通り、この数値は国家公務員総合職のみの平均ではなく国家公務員一般職の給与も含んでいるため、国家公務員総合職のみの平均年収はもう少し高くなります(国家公務員総合職と一般職の関係は、就職活動の総合職採用と一般職採用の関係に似ています。総合職は将来的な幹部候補、一般職は現場での実務がメインになります)。

賞与(ボーナス)はどれくらい?

賞与は夏、冬それぞれ2.25ヶ月分、合計年4.5ヶ月分支給されます。

毎月の平均給与から計算すると、925,000円ほどです。

なお、人事院勧告により公務員の給与は見直され、基本給や賞与についても民間給与の実態に合わせて変動します。

賞与については、現状夏、冬同額ですが、年間合計が2で割り切れない場合は冬の賞与額が少し多くなります。

また、人事員勧告は4月時点の数値を夏頃に発表するため、基本給や賞与の増額については年末に追加支給される場合がほとんどです。

なお、最近はあまりありませんが、減額の場合は冬の賞与額で調整が行われます。

各種手当はどういったものがある?

国家公務員総合職にも国家公務員一般職と同様の各種手当てが支給されます。

多くの職員が支給される手当としては、住居手当、扶養手当、通勤手当の三つです。

賃貸住宅を借りている場合は、家賃の額に応じて最高月額28,000円の住居手当が支給されます。

配偶者や子供を扶養する場合はそれぞれ、6,500円、10,000円(16歳から22歳までの子については5,000円追加)の扶養手当がつきます。

通勤手当は、公共交通機関を使用する場合は定期券代、自家用車を使用する場合は距離に応じて支給されます。

定期券代については6ヶ月単位で支給されるので、1ヶ月や3ヶ月の定期券を購入した場合は手出しが必要になります。

〔人事院国家公務員の諸手当の概要:https://www.jinji.go.jp/kyuuyo/index_pdf/teate_gaiyo.pdf

国家公務員総合職の大卒初任給は186,700円

国家公務員総合職の大卒初任給は186,700円です。

この基本給に、東京都特別区内に勤務する場合は20%の地域手当、賃貸住宅を借りる場合は家賃の額に合わせて28,000円までの住居手当などが支給されます。

なお、東京都特別区内の地域手当20%を加算した初任給は224,040円です。

地域手当がない場合と比較すると、37,000円ほど高くなります。

国家公務員総合職の業務別の年収を見る

国家公務員の多くは各省庁で事務作業を行う行政職です。

しかしながら、何らかの研究を行う研究職や、国際情勢の分析を行う分析官など行政職以外の業務もあります。

また車の運転や現場作業を行う技能・労務職員もいます。

ここでは、行政職以外の業務を行う職員の年収についてご紹介します。

航空管制官・特許庁の審査官等の場合の年収(約735万円)

航空管制官や特許庁の審査官等には専門職となり、専門行政職俸給表が適用されます。

その場合の平均給与月額は445,706円となり、ボーナスを加味した年収は約735万円になります。

一般的な行政職の平均年収が約680万円ですので、年間で50万円ほど、月額で3万円ほど行政職よりも給与が高くなります。

研究職の場合の年収(約920万円)

厚生労働省所管の国立感染研究所や防衛省の管轄である防衛装備庁など、各省庁には政策立案等に必要となる研究活動を行う機関があります。

そのような機関で働く職員、採用された職員で研究業務を主な仕事として行う職員には、研究職俸給表が適用されます。

その場合の平均給与月額は558,786円となり、ボーナスを加味した年収は約920万円になります。

しかしながら研究職の採用は各機関多くても数名程度で、応募の要件も修士や博士の学位が必要な場合も多くあります。

行政職やその他の職と比較すると採用されるまでのハードルは高いですが、特定の研究をどうしても行いたい人には最適な職かもしれません。

政策情報分析官の場合の年収(約990万円)

各省庁には、その省庁にとって必要な情報を収集・分析する政策情報分析官と呼ばれる職員が配置されています。

専門スタッフ職と呼ばれる職員ですが、専門スタッフ職俸給表が適用され、平均給与月額は600,866円となり、ボーナスを加味した年収は約990万円になります。

他の職種と比較するとかなり年収が高くなっていますが、国家公務員総合職の中で局長や事務次官にはなれなかった職員が、長年培った知識や経験を活かすために創設されたポストでもあります。

そのため、専門スタッフ職俸給表が適用される職員の平均年齢は56歳とかなり高く、その分平均年収も高くなっています。

国家公務員総合職は、最高でどれくらいの年収まで目指せるか?

国家公務員総合職は国の幹部となる職員です。

一番出世した場合、事務次官という官僚の最高ポストまで出世することができます。

事務次官の年収は内閣人事局からモデル給与として発表されており、23,473,000円となっています。

毎月の給与は1,410,000円です。

ただ、事務次官のポストは各省庁一つしかないため、同期の中で一名のみが就けるポストという認識が必要です。

国家公務員総合職の場合、各省庁の課長までは横並びで出世できると言われています。

先ほどの内閣人事局から発表されている資料によると本府省課長の場合、年収は12,642,000円となっています。

例え事務次官まで出世はできなくても、年収1000万円以上は目指せるということです。

〔内閣官房内閣人事局国家公務員の給与:https://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/jinjikyoku/pdf/r02_kyuyo.pdf

国家公務員総合職はどういった勤務先だと年収が高くなるか?

国家公務員総合職は勤務先で年収に多少の差が出ますが、最初に説明した通り、国家公務員総合職のみの年収は公表されていません。

基本的には国家公務員一般職を含んだ給与が公表されています。

そのため、国家公務員一般職よりも初任給が高く、昇給も早い国家公務員総合職単体の年収は、今回ご紹介する年収よりも実際は高くなります。

そして、公表されている給与を参考にすると、国家公務員総合職に関しても、公安職や税務職など専門職については一般的な行政職よりも高い年収になります。

また、国家公務員総合職の場合、自治体や在外公館に異動になることはよくあります。

特に若い職員は、自治体などに配属されることも多々あります。

自治体では出向先の自治体の俸給表で給与が支給されるため、自治体によっては国家公務員の給与よりも高い額が支給される場合もあるようです。

また、在外公館に転勤する場合は、住居手当などの手当も増額されるため給与額はかなり高くなります。

法務局やハローワークなどで働く場合の年収は約680万円

法務局やハローワークで働く場合には、最初に国家公務員総合職の年収で解説した行政職の年収が適用されます。

その場合の年収は先ほど説明した通り約680万円です。

検察庁や海上保安官として働く場合の年収は約680万円

検察庁や海上保安官として働く場合は、公安職の俸給表が適用されます。

行政職の俸給表よりも少し高い金額が設定されていますが、平均年収では行政職とほぼ同額の年収になります。

若い内は検察庁や海上保安官として働く場合の年収が一般的な行政職よりも若干高くなりますが、役職が上がるごとに行政職の給与も高くなるため、給与の差は少なくなります。

税務署で働く場合の年収は約720万円

税務署で働く場合は国税庁の採用になりますが、その場合は税務職の俸給表が適用され行政職よりも高い年収が支給されます。

特に採用からの年数が少ない期間に行政職よりも高い給与が支給される税務署は、年収としては魅力的な職場です。

国家公務員総合職の年収の決まり方や、年収が高い人の条件・スキル・特徴は?

国家公務員総合職の年収はポストによって決まるため、年収を上げるためには出世するしかありません。

1.上司の評価が高い人

公務員の人事評価は直属の上司が決定する場合がほとんどです。

幹部職員については内閣に人事権がありますが、実質的には各省庁の意向が強く反映されます。

仕事ができる人や何らかの特殊スキルがある人はもちろん評価され、出世する確率も高くなります。

しかしながら、国家公務員総合職の場合、採用される職員は有名大学の卒業生ばかりであり、その中で突出した能力を示すのは容易ではありません。

そのような中で出世コースを勝ち抜くには、上司に好かれることや上司の希望を上手く結果で出す必要があります。

公務員の出世は、若い内はスキルによるものもありますが、最終的には何となく上司のお気に入りの人が選ばれる場合も多くあります。

2.頭の回転が速い人

国家公務員総合職の多くは霞ヶ関で働いており、かなりの激務をこなさなければなりません。

政策の立案、国会での対応など、多くの仕事を抱えながら適切な判断を行う必要があります。

日々起きる問題についてすばやく論理的な解決策を導ける人は、周りにも評価され、出世する確率も高くなります。

3.体力のある人

仕事のスキルやコミュニケーションスキルも重要ですが、評価されるためには仕事を続けることが最低条件です。

国家公務員総合職は将来の幹部候補のため、若い内はかなりの仕事を割り振られます。

国家公務員総合職だけではなく、霞ヶ関で働く官僚全てに当てはまることですが、毎日の激務をこなさなければなりません。

どれだけ優秀でも、体を壊したり、仕事に燃え尽きてしまうこともあります。

激務な毎日を10年以上続ける体力も重要になります。

国家公務員総合職の年収査定で大事なのは、上司の評価

公務員の年収査定は一にも二にも上司の評価で決まります。

毎期ごとの人事評価や昇任など、人事評価を行う上司の評価がなければ、誰も評価してくれません。

どれだけ優秀な人物でも、上司と仲が悪く出世できないなんてことはよくあることです。

人事評価を高めるためには、上司に良い印象を持ってもらうことは最低条件です。

なお、仕事ができることや熱心に働くことは、国家公務員総合職にとっては当たり前のことです。

優秀な同期の中でより良い評価をもらうためには、仕事の結果や上司へのアピール力、上司に好かれる性格など、総合的な人としての魅力も重要になります。

国家公務員総合職として年収をアップさせたい人にやってほしい3個のこと

国家公務員総合職として年収をアップさせるためには、とにかく上司からの評価を高め出世することになります。

上司や政治家とコミュニケーション(飲み会など)をとってみる

公務員の世界は人間関係が意外に重要です。

顔の広い人やコミュニケーションを上手く取れる人は評価されます。

特に何か大きな政策を推進する際は、多くの関係部署や政治家などの協力も必要になります。

そのような時に知り合いに連絡を取り、着々と事業を進捗できる職員は、周囲や上司に評価されます。

日頃の人間関係が予想以上に仕事にもプラスになります。

ミスを減らす

公務員の人事評価はマイナス評価の場合が多くあります。

大きな事業や前例のないことに積極的に取り組み失敗するよりも、小さなことを確実にこなした人が評価される場合も多くあります。

ミスを恐れて消極的になることが将来の幹部として本当に正しいことかは疑問ですが、目の前の出世や年収アップを実現するためには重要かもしれません。

ちなみに、何かの失敗があった場合、部下や同僚に責任を押しつけて自分自身の評価に影響を与えないように上手く立ち回る人もいます。

同僚が躊躇するような仕事をしてみる

先ほどとは真逆になりますが、何か問題が起きたときに大胆な方法で乗り切ることも、周囲の評価を得る手段になります。

国家公務員総合職は皆優秀で、努力を惜しまない人も多くいます。

目の前の仕事を頑張ることや堅実に仕事を進めることは重要ですが、周りの職員も同じような姿勢で仕事をします。

その中で頭一つ抜けるためには、周囲の人が躊躇することや考えつかないことを、キャリアのどこかでやってしまうことも重要かもしれません。

これから国家公務員総合職を目指す人へのアドバイス

国家公務員総合職は、国の幹部候補となる職員です。

将来は国家の政策を立案する立場になります。

事務次官や局長など、幹部職員になればそれなりの年収を得ることはできますが、20代、30代の内は普通のサラリーマンと変わらない給料です。

それにも関わらず、何日間も職場に泊まったり、毎日のように日付が変わるまで仕事をする必要があります。

コストパフォーマンスだけ考えると、普通のサラリーマンの方が余程高くなるかもしれません。

お金ではなく、国家を良くしたい、そのような人が国家公務員総合職を目指せばより良い国作りができると思いますし、就職した後も仕事を続けることができると思います。

さいごに

国家公務員総合職の年収や手当などについて解説しました。

幹部職員の年収や退職金がマスコミなどで報道されると、かなり良い待遇を受けているように感じます。

しかしながら、下積み生活も長く、その間は激務に耐える必要もあるため、本気で国の行政に携わりたい方に目指してほしい職業です。

なお、先ほども少し説明しましたが、国家公務員総合職の勤務先は霞ヶ関だけではなく、国の地方局、各自治体、更には在外公館に勤務することもあり、転勤の頻度や範囲は一般的なサラリーマンとは比べものになりません。

最終更新日:2020年8月5日

関連記事

官僚の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

日本には「官僚」という職務が存在します。国として、日本を維持するために必要な仕事です。つまりは、「高度なスキルを持った国家公務員」と言うことができるでしょう。不景気が続く現在の日本では、「官僚」になって多くの賃金を貰うことが成功者への大きなルートになることは間違いないでしょう。今回は、その「官僚」がどれくらいの給料を貰っているのか?を徹底的に見ていこうと思います。結論としては、「官僚になって出世を繰り返せば間違いなく将来安泰な給料を貰えます」ということです。その為には様々な必要なスキルがありますので、その辺りもご紹介していきましょう。官僚の平均年収は350万円~1400万円が相場官僚の平均年収

内閣総理大臣の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

「三権分立」の原則を定めている日本国憲法では、国会(立法)、内閣(行政)、裁判所(司法)という三つの機関が互いに抑制し合ってバランスを保っています。中でも国民から最も注目されるポストにあるのが、内閣の首長として行政各部を指揮監督する内閣総理大臣です。日本国民の皆さん。内閣総理大臣の年収が一体いくらくらいあるのかご存じですか?手取りやボーナス、手当はどれくらいもらっているのでしょう?今回は、私たちが最も気になる内閣総理大臣の懐事情を徹底的にご紹介します!内閣総理大臣の平均年収は総額約4049万円以上です結論からズバリご紹介します。内閣総理大臣の平均年収は約4049万円以上(非課税分を含めると約5

ファンドマネージャーの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ファンドマネージャーとは、投資信託や年金の運用を行う専門家です。一般的に運用会社に所属して業務を行っています。投資家から預かった資産を運用するために、アナリストやトレーダーと連携し、投資家の期待に沿ったパフォーマンスを積み上げていきます。巨額の資金を運用することもあるので精神的なプレッシャーが大きくのしかかる一方で、実績を積み上げれば高い年収も望める職業です。この記事では、ファンドマネージャーの年収について詳しく解説していきます。ファンドマネージャーの平均年収は720万円が相場DODAの平均年収ランキング2019年のファンドマネージャー/ディーラー部門の平均年収は720万円です。年収はファンド

プロデューサーの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

現場全体を格好良く仕切り、華やかなイメージを持たれることの多いプロデューサー。皆さんの中には、そんなプロデューサーに憧れて、自分もやってみたいと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。「プロデューサーって高年収のイメージがあるけど、実際はいくら貰っているの?どんな人が向いている?」あなたのプロデューサーに対するそんな疑問を、この記事が解決します。この記事を読めば、プロデューサーの実際の年収はもちろん、プロデューサーに必要なスキルまで詳しくなっているはずです。ぜひ参考にしてみてください。プロデューサーの平均年収は500万円が相場プロデューサーの平均年収は約500万円が相場です。これは、他

マーケターの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

就職活動における人気の職業の一つに、マーケターも挙がると思います。商品を売るために、どんなマーケティングをすれば売れるのかをリサーチするのが、マーケターの仕事です。そんなマーケターは花形職業のイメージがあるので、なんだか年収も高そうなイメージを持ちますよね。実際マーケターはどれくらいの年収を得られるのでしょうか?今回はマーケターの年収についてお伝えしたいと思います。マーケターの平均年収は700万円が相場マーケターの平均年収はなんと700万円です。日本の平均年収が400万円程度ですので、もう少しお給料がアップすれば、単純に平均年収の2倍程のお給料を貰えるという計算になりますよね。会社の売り上げを

ボイラー技士の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ボイラーは、様々な建物に設置されています。その管理ができるのがボイラー技士。国家資格を取得する必要のあるボイラー技士の年収はどのくらいなのかを解説していきます。ボイラー技士の平均年収は400万円前後が相場厚生労働省の賃金構造基本統計調査の結果によると、ボイラー技師の平均年収はおおよそ400万円程が相場となります。ボイラー技士は技術職のため、資格の取得だけでなく経験や年齢によっても年収に差が出てきます。ボイラー技士の年収・給料の構成要素ボイラー技士の年収は、「基本給」「能力給」「ボーナス」及び各種手当て(通勤手当、家族手当、社会保険等)の構成になっている場合が多くあります。基本給・能力給などはど

研究者の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

研究者は、自分の好きなことを追求する、これまでにないものを開発するなど、夢がある職業の一つです。幼い頃、将来は研究者になりたい!と言っていた人もいるのではないでしょうか。研究者になることを目標に、高校や大学受験を頑張ってきた人もいると思います。研究者と一言で言っても、研究分野や就職先となる大学や研究機関により収入は変わってくるのですが、実際にどのくらいのお給料を貰えるのか、あまり情報が流れていないというのが現状です。そこでこの記事では、研究者の年収について様々な視点から徹底解説します。研究者の平均年収は450万円~500万円が相場研究者は、職位により待遇が異なります。大学院の博士課程を修了した

労働基準監督官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

長時間労働やブラック企業、パワハラやセクハラなど労働環境を巡る問題が最近多く取り上げられています。そんな中、労働者の健康や権利を守り、労働環境を改善していくために働いているのが「労働基準監督官」です。労働Gメンと呼ばれる労働基準監督官の年収を、能力や仕事内容と併せて解説していきたいと思います。労働基準監督官の平均年収は約660万円が相場労働基準監督官の平均年収はどれくらいになるのでしょうか?そもそも、労働基準監督官は国家公務員ですので、その給与や手当に関しては国家公務員の給与を定めた「一般職の職員の給与に関する法律」という法律で規定されています。それを基に算出すると、労働基準監督官の平均年収は

アパレル店員の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

アパレル店員の年収はあまり高くない…というイメージをお持ちの方も多いと思います。そこで今回は、実際のアパレル店員の年収を徹底的に解説します。アパレル店員の給料事情やボーナス、手当、年収UPの特徴などをまとめて紹介していきたいと思います。アパレル店員の平均年収は320万円前後が相場有名転職サイトの各社データを参考にアパレル店員の平均年収を算出すると、おおよそ320万円前後であることが分かりました。一般的なアパレル店員から店長に昇給することで年収が上がることはもちろんですが、性別によっても年収に大きく差があります。またアパレル業界の年収は、地方の店舗よりも都市部が高い傾向にあり、年齢やキャリアだけ

ファイナンシャルプランナーの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ファイナンシャルプランナーと言えば、基本的に資格が必要であり年収が高いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。「ファイナンシャルプランナーの年収は高い?」「資格は必要なのか」など、気になる方も多いと思います。今回は、ファイナンシャルプランナーの年収や年収の上げ方について紹介します。ファイナンシャルプランナーの平均年収は300万円~400万円が相場ファイナンシャルプランナーの平均年収は、約300万円〜400万円です。しかし、ファイナンシャルプランナーの年収は雇用形態や勤務地によって大幅に異なります。そのため、年収が300万円以下の人もいれば1000万円を超える人もいます。平均年収は300

建設コンサルタントの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

建設コンサルタントは、国や自治体などが行うインフラ整備事業(道路や鉄道などの交通関連、通信回線や上下水道などのライフライン関連、河川ダムや廃棄物処理など環境関連)の計画や設計をコンサルティングする仕事です(そこから先の実際の施工業務は建設業が担当)。官公庁や企業を顧客と位置づけ、関連する建設業の業務とも連携しながら、インフラ整備事業全般をマネジメントする役割とも言えます。そんな大きな役割を担う建設コンサルタントに興味をお持ちの方もいるでしょう。また、どれくらいの給料が貰えるのか、気になるところですよね。今回は、建設コンサルタントの収入について調査しました。平均年収や雇用形態別の収入の違い、どれ

力士の年収。横綱・大関・関脇・小結・十両・幕下をそれぞれ解説

相撲は日本の国技であり、相撲を好きな方も多いのではないでしょうか?私自身も、祖母や祖父が真剣に、時には声援をあげながら楽しそうに見ていたのを思い出します。それを横目に私は「力士ってどれくらいのお金を貰っているのだろうか?」とよく思っていたものです。力士の年収事情を知りたい方は、沢山いるのではないでしょうか。この記事では、横綱と大関、関脇・小結、そして十両・幕下のそれぞれの年収をご紹介していきたいと思います。力士の平均年収は2350万円が相場まずは、力士っていくらくらい貰える職業なのか?が気になるところなので、年収の平均額について確認していきましょう。相場を調べてみた結果、力士の平均年収は235

刑務官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

法務省に属し、法務官管轄の刑事施設(主に刑務所)で働く刑務官。受刑者の刑務作業や私生活を指導し時には監視する業務が主となる刑務官は、受刑者の社会復帰のサポートをするという大きな責任が伴います。また、日常の受刑者の様々な変化などを日誌や報告書にまとめる事務作業も存在します。一般的に刑務所内での業務となるため閉鎖された空間での仕事で、心身共に忍耐が必要な刑務官は、一体どれくらいの給料で働いているのでしょうか。今回は、刑務官の収入について詳しく解説していきます。刑務官の平均年収は600万円が相場刑務官の平均年収は600万円です。月給の平均がおおよそ38万円です。平均年齢は41.4歳です。この平均値に

自衛隊の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

皆さんは、自衛隊っていくらぐらい給料を貰っているんだろう?と気になったことはありませんか?この記事では、陸上自衛隊経験のある筆者が、自衛隊員の年収や給料、ボーナスはどのように決まっているのか?を中心にご紹介していきます。少しでも多くの方の参考になれば幸いです。自衛隊の平均年収は640万円が相場自衛隊で自衛官として勤務に従事する場合、雇用形態は全て「特別国家公務員」となります。自衛隊の平均年収は「640万円」が相場となっています。次に、平均年収の構成要素について見ていきましょう。自衛隊の年収・給料の構成要素まずはじめに、自衛隊には大きく分けて「陸上自衛隊」「航空自衛隊」「海上自衛隊」の三つがあり

セラピストの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

年々需要が拡大しているセラピスト。そんなセラピストに憧れていても、セラピストは稼げるの?年収はどのくらい?などの疑問を抱えている方もいらっしゃると思います。そこで今回は、セラピストの年収・給料・ボーナスなどに関して徹底解説します!セラピストに興味がある人、目指してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。セラピストの平均年収は200万円~300万円が相場セラピストの平均年収は200万円~300万円が相場だと言われています。月収で換算してみると、おおよそ16万円~22万円になります。平均年収や月収だけ見ると、日本全体の平均年収よりもやや低い印象を受けます。しかしセラピストという職業柄からして、スキ

アロマセラピストの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

アロマセラピストとして働いてみたいと考えている方にとって、アロマセラピストの給料はどのぐらいなのか、アロマセラピストとして働く上でどうすれば年収が上がるのか、気になるところですよね。そこで今回は、アロマセラピストの平均年収や、年収の上げ方について紹介します。アロマセラピストの平均年収は250万円~300万円が相場アロマセラピストの平均年収は、250万円〜300万円が相場です。その他の業種と比較すると少し低いと感じる方も多いですが、あなた自身のスキルや経験を身につけることで、年収を上げることも可能です。基本的にはサロン勤務などが多いですが、中にはホテルでの派遣などで働いている方も多いです。しかし

海上保安官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

巡視船艇や航空機等に勤め「海の警察官」と呼ばれる海上保安官は、名前は知っているけど実態はよく分からないというような職業です。海の安全を守り、時には人命を守ることもある海上保安官という仕事は、一体どれくらいの年収なのでしょうか。金銭面が意外と知られていない海上保安官について、今回は解説していきます。この記事を読み海上保安官の収入について知ることで、海上保安官への興味関心が増すでしょう。海上保安官の平均年収は655万円が相場海上保安官の年収の相場の平均は655万円です。海上保安官は比較的業務が忙しく、また時には海難事故の救助など人命に関わる国家公務員のため、サラリーマンや他の業種に比べると年収は高

気象予報士の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

気象予報士は、どの程度年収が貰える仕事なのでしょうか。また、どのような企業に入社すれば高い年収を貰えるのでしょうか。これから気象予報士を目指そうとしている方や、現在の自分の年収が気象予報士の平均年収と比べてどの程度なのかを知りたい現役気象予報士の方は、ぜひ参考にしてみてください。年収・月給・ボーナスについては、独自に計算して算出しています。目安としてご参考にしてください。気象予報士の平均年収は約500万円が相場気象予報士の平均年収は、約500万円が相場です。日本の平均年収が約440万円ですので、平均よりも多く稼げる仕事と思って良いでしょう。しかしながら、気象予報士になるためには合格率約5%の国

心理カウンセラーの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

心理カウンセラーはストレスや悩みを抱えた人の相談を聞くお仕事で、ストレス社会と言われている現代においてとても重要な仕事です。心理カウンセラーと一口に言っても、実は様々な資格や種類があるのをご存知でしょうか。国家資格である公認心理師、教育関係で活躍する臨床心理士、職場で活躍する産業カウンセラーなど様々な種類があります。これらを総称して一般的に心理カウンセラーと呼びますが、心理カウンセラーの年収はどのくらいなのでしょうか。将来、心理カウンセラーになりたい人、お給料アップを目指している人は、ぜひ参考にしてくださいね。心理カウンセラーの平均年収は430万円が相場心理カウンセラーの平均年収は、430万円

お笑い芸人の年収を徹底解説|年収相場や主な4つの収入源

今や「将来就きたい職業」のランキング上位常連となった「お笑い芸人」。活躍の場は劇場公演やお笑いライブに留まらず、テレビでお笑い芸人を見ない日はありません。そんなお笑い芸人の年収はどのくらいなのか、また、どんなことが収入に繋がっているのか、今回はお笑い芸人のお金事情について徹底解説します。 お笑い芸人の平均年収の相場は? お笑い芸人と一口に言っても所属事務所によって年収は大幅に異なるため、ひとくくりで平均年収を挙げることは意外と困難です。というのも、仮に同じ事務所に所属している芸人でも、営業先がテレビやラジオといったメディアなのか、お笑いライブなどのオフラインの場はがメインなのかによって年収は大

表示準備中