中学校教師の年収を徹底解説|給料・初任給手取りや年収の決まり方


都道府県など公立中学校教師は公務員です。

「公務員」というキーワードに付随するイメージが強いためか、教師の年収については「高い」と見られることも多い様に思います。

しかし、残業や休日出勤は当たり前で、未来を担う子供たちの大切な学校教育を導く教師としての労働の対価としては「当然」「まだ低い方だ」と言った言葉も関係者からは聞かれます。

では、その実態はどのようになっているのでしょうか。

中学校教師の年収について詳しくご紹介します。

中学校教師の年収の内訳とその実態は??

中学校教師と一口に言っても、公立中学校と市立中学校とでは、平均年収も異なります。

ここでは、内訳の分かりやすい「公立の中学校教師」の実際の年収事情を見てみます。

公立の中学校教師全体の平均年収

公立中学校教師の平均年収は約335万円~408万円、月収換算で30万円~34万円程です。

これは基本となる「給料月額」に「教職調整額」「地域手当」「義務教育等教員特別手当」を合算した金額になります。

公立の中学校教師の稼働時間、残業時間

勤務時間は一週間当たり38時間45分(一日当たり7時間45分)とされています。

しかし実際は、中学校教師の勤務時間は、授業が終わった後も続きます。

顧問をしている部活の指導をし、生徒が帰宅した後に、授業や行事の準備、事務作業、職員会議などを行わなければなりません。

テスト前後などは特に残業が続きます。

教師の残業時間は、「教職調整額」に含まれており、深夜まで授業準備をしたり、テストの点付けを休日に行っても、残業代は支給されません。

いわゆる「みなし残業代」というもので、基本給の4%です。

2006年に行なわれた「教員勤務実態調査」によると、中学校教師は毎日2時間程度の残業と30分程度の持ち帰り仕事があるという結果があり、このデータを参考に、手当を除いた大卒の初任給を単純計算で時給に換算してみると、995円になります。

上記の点だけを見てしまうと、想像していたよりずっと安いと感じてしまう方も中にはいるかもしれません。

しかし、公立中学校の教師は基本的に年功序列なため、勤務年数に比例して年収は上がっていきます。

教師という職業に関しては、生涯年収を基準に考えることもまた重要なのかもしれません。

雇用形態別の中学校教師の年収相場はどのくらい?

公務員の年収については公開されているので、各自治体のHPを見れば、教師の年収について知ることができます。

「新卒」「中途採用」「常勤」「非常勤」の中学校教師それぞれの年種相場についても見ていきましょう。

新卒で中学校の正職員となった場合の年収相場

初任給は大卒の場合、税金などを除いた手取りで月収にして20万円程となり、民間の大卒サラリーマンと大差はありません。

平成25年4月1日から適応されているA県中学校教諭の初任給を紹介すると、大卒の場合は月収にして約24万円、短大卒では約22万円となります。

この基本給と教職調整額などを含むものに、「扶養手当」「住居手当」「通勤手当」「期末・勤勉手当(いわゆる賞与)」などが、条例に基づき支給されます。

平均年収としては約300万円~350万円程でしょうか。

中途採用で中学校の正職員となった場合の年収相場

中学校教師は公務員ですので、いわゆる「年齢給」で支給されますが、自治体によって、前職の給与からプラスがある場合とそうでない場合の両方のケースがあります。

そのため一概には言えません。

常勤の中学校教師の年収相場

非正規雇用中学校の非正規雇用職員の平均年収262.8万円に対し、正規雇用では406.4万円と、正規雇用と非正規雇用では年収に100万円以上の差があります。

ある市の臨時的任用教師の例を紹介すると、基本給は月収にして17.5万円円〜25.7万円の時がありました。

これに加えて「扶養手当」「住居手当」「通勤手当」の支給があったようです。

非常勤の中学校教師の年収相場

産育休や病欠の教師の代わりや、小規模校、地域特性を出すために特定の教科に力を入れている学校などで、非常勤講師が募集されます。

教科のある時間だけの給与となり、1時間(50分授業)につき、2600円程度です。これに、「通勤手当」が付与されます。

市によっては「授業準備時間」という時間が有給で付与されることもあり、1週間に3~9時間の授業では、準備時間は1時間、10時間以上で準備時間が2時間などと決められています。

「テスト作成時間」が付与されることもありますが、3クラス分のテスト作成と点付け、成績処理に対して1時間のみであったりと、1時間2600円という金額は決して高いとは言えないのが、非常勤講師の現状です。

中学校教師の年収の決まり方 

教師の年収は「級」と「号」によって決まります。

「級」というのは職務における責任の大きさや仕事の難易度などによって分類されます。

管理職にならない限りはずっと同じ「級」のままということです。

「号」というのは習熟度や職務経歴年数などによって変わってきます。

年収の上がり方は「級」が変わらない限り、毎年1万円ずつ昇給する仕組みとなっています。

では、公立中学校と市立中学校の教師では、どのような違いがあるのでしょうか。

また、年収にも響いてくる賞与や福利厚生・残業代・交通費等はどうなっているのでしょうか。

公立中学校教師の場合の年収の決まり方

地方公務員法24条 によると、「6 職員の給与、勤務時間その他の勤務条件は、条例で定める。」とあり、これを給与条例主義といいます。

各都道府県、市町村の条例により給与を定めます。

公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法3条(教育職員の教職調整額の支給等)では「1 教育職員(校長、副校長、教頭を除く。以下この条において同じ。)には、その者の給料月額の100分の4に相当する額を基準として、条例で定めるところにより、教職調整額を支給しなければならない。 2 教育職員については、時間外勤務手当及び休日勤務手当は、支給しない。 」と、定められています。

残業代に代わる「教職調整額」についても、給料月額のの4%が「教職調整額」として給料に上乗せされている、と法律にあります。

私立中学校教師の場合の年収の決まり方

私立中学校の場合、法人によっても、地域によっても、小学校や高等学校との連携があるのかなどによっても、様々な特色がある場合が多く、一律のことは言えませんので、ここでは例を紹介します。

某県にある私立中学校・高等学校で募集している「専任教員」の給与は、経験や能力などを考慮した上で決定されます。

この学校では「年俸制」を導入し、年間375万円〜600万円の給与に加えて、交通費は月に2万円までの支給とされています。

業務内容は、中学校及び高等学校のクラス担任、教科指導、生活指導、大学進学指導、生徒募集活動、進路指導、クラブ活動等です。

この学校は中高一貫校であり、採用には「大卒以上」と「中高両教員免許を取得している者」という条件があります。

賞与や昇給制度はどうなっているの?

正職員の教師の場合は必ず年2回の賞与があります。

それに加えて昇給制度も整っており、定期的な昇給があります。

賞与の基本額は、月給の2か月相当額、年2回です。

残業代はきちんと出る?

残業代は、残念ながら支給されません。

先にも述べているように、残業代は「教職調整額」として、一律に支給されています。

交通費や福利厚生は?

整っていると言えるでしょう。

交通費は、通いやすい地域でなければ、住居手当付きで、引っ越します。

常勤、非常勤にも健康診断があります。

もちろん、有給休暇も付与されていますが、土曜、日曜参観日の振り替え休日などを使い切ることも難しい状態では、なかなか有休は取れていないというのが現状のようです。

中学校教師で年収を上げるためにやるべきこと

公立中学校は、年功序列なので、こうしたら必ず年収がアップする、というものはありませんが、例としていくつか紹介してみます。

今の勤務先でできること

スキルアップを図る

時間外労働をなるべく減らすために、省けるものは省いたり、メーカーの教材を利用するなどの工夫や、パソコン入力を速く正確にできるようにしていくなど地道な努力で、いわゆる「みなし残業」を減らし、自由時間を増やします。

それによって勤務時間に割り当てられる対価が上がる計算となります。

同じ県で長く勤める

教師は、5年間で基本給が約57,000円UPしていきます。

平均すれば、毎年11,400円ベースアップしたということですので、「年功序列」の強みを最大限に活かす方法としては、「辞めない」ことです。

思い切って転職する

何度も述べるように、残業代がなく、長時間労働と責任の重さが指摘されるのが教師という職業です。

仕事があまりにもつらく、解決策がないようであれば、転職も1つの選択でしょう。

転職先の選び方1:私立中学校を目指す

私立中学校の中学専任教員の年収は先述の通り学校によっても差が大きいです。

私立中学校の求人情報を見る限りは年収330万円~600万円が相場です。

公立中学校教師の平均年収が約335万~408万円ですので、私立に転職したからと言って、年収が必ずしも上がるわけではありません。

募集条件を見るのはもちろん、今の学校に不満があれば、面接などで、現状を超える条件を探していることを伝えてみてもいいかもしれません。

私立中学校の場合、系列校が多くない限りはほとんどが転勤はありません。

生徒は毎年変わっていきますが、職場の人間関係は変化がないので、一度難しくなってしまうと、働きづらくなる可能性があるというリスクも伴います。

転職先の選び方2:異業種を選ぶ

年2回の賞与は魅力的ですが、教師という職業にこだわらない方は、異業種への転職も年収アップの可能性があります。

高齢世代にとっては、教師が「聖職」だった時代もあり、教師の経験があることは、一目置かれるというメリットもあります。

反対に、「先生」なのにこんなことも分からないのか、と思われてしまうリスクも無くはありません。

部活動の顧問をする

中学校には、課外活動として部活動があります。

部活動の顧問になった場合は拘束される時間が大幅に増えます。

特に運動部の大会引率や練習試合などは、授業のない土日にありますが、手当は学生のアルバイト並みのごく僅かなものです。

部活動顧問に従事する教師の環境については「ブラック部活」という言葉が世間に浸透してしまったほど、社会的問題にもなっています。

部活動に対する休日手当てがあるので、年収にプラスがあることは確かですが、労働に見合っているかは個人の受け取り方次第になりそうです。

年収をアップさせるための求人の選び方

「年収アップ」ということに重きを置いた場合、転職する際に気を付けたいポイントはどのようなものでしょうか。

他職種と給与体系が異なる公務員ですが、年収を上げる方法は0ではありません。

年収相場が今よりも高いところを探す

ある民間塾の調べによると、幼稚園を含む小・中学校教師の都道府県別平均給与(月収換算)のランキング(職員数の平均値)は、

1位・・・東京都 41万8,149円

2位・・・福島県 41万7,099円

3位・・・岩手県 40万7,605円

と続き、最下位は奈良県の37万0032円でした。

基本給に地域差があるということに加えて、都道府県によって地域手当額にかなりの差があることが要因です。

地域手当が最も高いのは東京都となっています。

その金額は70,623円です。

次いで大阪府がランクインしており、金額は38,800円です。

やはり主要エリアでは地域手当が高く設定されています。

これは、物価の違いや住居費などの差を配慮しての結果のようです。

公立中学校で教師を続けたくて、今勤めめている都道府県の給与体系に不満がある場合は、違う都道府県に目を向けてみるのも一つの選択肢かもしれません。

この働き方は、こんな人におすすめ!

正職員

「絶対、教師!」という強い意志を持っている方におすすめです。

先に述べたように、業務内容は多岐にわたり、時間外労働が多く、責任も重く、決して労働環境が良いとは言えません。

しかし、生徒たちの成長を身近に実感できる、大変やりがいのある仕事でもあります。

また、休日の部活動などの為にプライベートな時間は少ないので、「仕事は生きがい、趣味も仕事」くらいに、働くことが好きな人が向いていると言えるでしょう。

常勤

期間付きの常勤(臨時的任用職員)は、将来他にやりたいことはあるけど今は教師の経験を積もう、という方におすすめです。

例えば、「海外留学したい」とか「数年後に結婚しその地を離れることが決まっている」などです。

常勤講師は、賞与は正職員より少ないですが、生徒に対する責任は同じようにあり、学校によってはクラス担任を受け持つこともあります。

しかし、期限つきで、目標もしっかりしていれば、仕事へのモチベーションアップにも繋がるでしょう。

非常勤

子育てしながら、または早期退職後の方におすすめです。

実際、教員免許を取ったものの、大学卒業後は子育てに専念していた、という方は非常勤講師に多いです。

勤務時間は基本的には、教科の時間のみなので、保育所の送り迎えに時間を合わせることもできます。

教師を退職したけれど、非常勤として声がかかったという先生も多くいます。

教員採用試験に不合格となり、次の年の採用を目指すという方も、常勤よりも勉強時間を確保しやすい、非常勤がおすすめです。

1校だけですと多くて週に3日ほどの勤務なので、近隣校との掛け持ちができれば、年収としてもある程度は確保できます。

まとめ

職業選びをする際は、「自分がどういう生活をしたいのか?」「どんな仕事が良いのか?」「どれくらい給料が必要なのか?」「労働時間はどれくらいが良いのか?」などと自問し、優先順位をつけることや譲れないものを知っておく必要性があります。

中学校教師の働き方や年収、その内訳を知ったうえで、教師を目指すのか、他の業種を検討するのかは、まさに「ワーク・ライフ・バランス」を考えることにつながるでしょう。

最終更新日:2019年6月27日

関連記事

官僚の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

日本には「官僚」という職務が存在します。国として、日本を維持するために必要な仕事です。つまりは、「高度なスキルを持った国家公務員」と言うことができるでしょう。不景気が続く現在の日本では、「官僚」になって多くの賃金を貰うことが成功者への大きなルートになることは間違いないでしょう。今回は、その「官僚」がどれくらいの給料を貰っているのか?を徹底的に見ていこうと思います。結論としては、「官僚になって出世を繰り返せば間違いなく将来安泰な給料を貰えます」ということです。その為には様々な必要なスキルがありますので、その辺りもご紹介していきましょう。官僚の平均年収は350万円~1400万円が相場官僚の平均年収

内閣総理大臣の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

「三権分立」の原則を定めている日本国憲法では、国会(立法)、内閣(行政)、裁判所(司法)という三つの機関が互いに抑制し合ってバランスを保っています。中でも国民から最も注目されるポストにあるのが、内閣の首長として行政各部を指揮監督する内閣総理大臣です。日本国民の皆さん。内閣総理大臣の年収が一体いくらくらいあるのかご存じですか?手取りやボーナス、手当はどれくらいもらっているのでしょう?今回は、私たちが最も気になる内閣総理大臣の懐事情を徹底的にご紹介します!内閣総理大臣の平均年収は総額約4049万円以上です結論からズバリご紹介します。内閣総理大臣の平均年収は約4049万円以上(非課税分を含めると約5

ファンドマネージャーの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ファンドマネージャーとは、投資信託や年金の運用を行う専門家です。一般的に運用会社に所属して業務を行っています。投資家から預かった資産を運用するために、アナリストやトレーダーと連携し、投資家の期待に沿ったパフォーマンスを積み上げていきます。巨額の資金を運用することもあるので精神的なプレッシャーが大きくのしかかる一方で、実績を積み上げれば高い年収も望める職業です。この記事では、ファンドマネージャーの年収について詳しく解説していきます。ファンドマネージャーの平均年収は720万円が相場DODAの平均年収ランキング2019年のファンドマネージャー/ディーラー部門の平均年収は720万円です。年収はファンド

プロデューサーの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

現場全体を格好良く仕切り、華やかなイメージを持たれることの多いプロデューサー。皆さんの中には、そんなプロデューサーに憧れて、自分もやってみたいと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。「プロデューサーって高年収のイメージがあるけど、実際はいくら貰っているの?どんな人が向いている?」あなたのプロデューサーに対するそんな疑問を、この記事が解決します。この記事を読めば、プロデューサーの実際の年収はもちろん、プロデューサーに必要なスキルまで詳しくなっているはずです。ぜひ参考にしてみてください。プロデューサーの平均年収は500万円が相場プロデューサーの平均年収は約500万円が相場です。これは、他

マーケターの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

就職活動における人気の職業の一つに、マーケターも挙がると思います。商品を売るために、どんなマーケティングをすれば売れるのかをリサーチするのが、マーケターの仕事です。そんなマーケターは花形職業のイメージがあるので、なんだか年収も高そうなイメージを持ちますよね。実際マーケターはどれくらいの年収を得られるのでしょうか?今回はマーケターの年収についてお伝えしたいと思います。マーケターの平均年収は700万円が相場マーケターの平均年収はなんと700万円です。日本の平均年収が400万円程度ですので、もう少しお給料がアップすれば、単純に平均年収の2倍程のお給料を貰えるという計算になりますよね。会社の売り上げを

ボイラー技士の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ボイラーは、様々な建物に設置されています。その管理ができるのがボイラー技士。国家資格を取得する必要のあるボイラー技士の年収はどのくらいなのかを解説していきます。ボイラー技士の平均年収は400万円前後が相場厚生労働省の賃金構造基本統計調査の結果によると、ボイラー技師の平均年収はおおよそ400万円程が相場となります。ボイラー技士は技術職のため、資格の取得だけでなく経験や年齢によっても年収に差が出てきます。ボイラー技士の年収・給料の構成要素ボイラー技士の年収は、「基本給」「能力給」「ボーナス」及び各種手当て(通勤手当、家族手当、社会保険等)の構成になっている場合が多くあります。基本給・能力給などはど

研究者の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

研究者は、自分の好きなことを追求する、これまでにないものを開発するなど、夢がある職業の一つです。幼い頃、将来は研究者になりたい!と言っていた人もいるのではないでしょうか。研究者になることを目標に、高校や大学受験を頑張ってきた人もいると思います。研究者と一言で言っても、研究分野や就職先となる大学や研究機関により収入は変わってくるのですが、実際にどのくらいのお給料を貰えるのか、あまり情報が流れていないというのが現状です。そこでこの記事では、研究者の年収について様々な視点から徹底解説します。研究者の平均年収は450万円~500万円が相場研究者は、職位により待遇が異なります。大学院の博士課程を修了した

労働基準監督官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

長時間労働やブラック企業、パワハラやセクハラなど労働環境を巡る問題が最近多く取り上げられています。そんな中、労働者の健康や権利を守り、労働環境を改善していくために働いているのが「労働基準監督官」です。労働Gメンと呼ばれる労働基準監督官の年収を、能力や仕事内容と併せて解説していきたいと思います。労働基準監督官の平均年収は約660万円が相場労働基準監督官の平均年収はどれくらいになるのでしょうか?そもそも、労働基準監督官は国家公務員ですので、その給与や手当に関しては国家公務員の給与を定めた「一般職の職員の給与に関する法律」という法律で規定されています。それを基に算出すると、労働基準監督官の平均年収は

アパレル店員の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

アパレル店員の年収はあまり高くない…というイメージをお持ちの方も多いと思います。そこで今回は、実際のアパレル店員の年収を徹底的に解説します。アパレル店員の給料事情やボーナス、手当、年収UPの特徴などをまとめて紹介していきたいと思います。アパレル店員の平均年収は320万円前後が相場有名転職サイトの各社データを参考にアパレル店員の平均年収を算出すると、おおよそ320万円前後であることが分かりました。一般的なアパレル店員から店長に昇給することで年収が上がることはもちろんですが、性別によっても年収に大きく差があります。またアパレル業界の年収は、地方の店舗よりも都市部が高い傾向にあり、年齢やキャリアだけ

ファイナンシャルプランナーの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ファイナンシャルプランナーと言えば、基本的に資格が必要であり年収が高いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。「ファイナンシャルプランナーの年収は高い?」「資格は必要なのか」など、気になる方も多いと思います。今回は、ファイナンシャルプランナーの年収や年収の上げ方について紹介します。ファイナンシャルプランナーの平均年収は300万円~400万円が相場ファイナンシャルプランナーの平均年収は、約300万円〜400万円です。しかし、ファイナンシャルプランナーの年収は雇用形態や勤務地によって大幅に異なります。そのため、年収が300万円以下の人もいれば1000万円を超える人もいます。平均年収は300

建設コンサルタントの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

建設コンサルタントは、国や自治体などが行うインフラ整備事業(道路や鉄道などの交通関連、通信回線や上下水道などのライフライン関連、河川ダムや廃棄物処理など環境関連)の計画や設計をコンサルティングする仕事です(そこから先の実際の施工業務は建設業が担当)。官公庁や企業を顧客と位置づけ、関連する建設業の業務とも連携しながら、インフラ整備事業全般をマネジメントする役割とも言えます。そんな大きな役割を担う建設コンサルタントに興味をお持ちの方もいるでしょう。また、どれくらいの給料が貰えるのか、気になるところですよね。今回は、建設コンサルタントの収入について調査しました。平均年収や雇用形態別の収入の違い、どれ

力士の年収。横綱・大関・関脇・小結・十両・幕下をそれぞれ解説

相撲は日本の国技であり、相撲を好きな方も多いのではないでしょうか?私自身も、祖母や祖父が真剣に、時には声援をあげながら楽しそうに見ていたのを思い出します。それを横目に私は「力士ってどれくらいのお金を貰っているのだろうか?」とよく思っていたものです。力士の年収事情を知りたい方は、沢山いるのではないでしょうか。この記事では、横綱と大関、関脇・小結、そして十両・幕下のそれぞれの年収をご紹介していきたいと思います。力士の平均年収は2350万円が相場まずは、力士っていくらくらい貰える職業なのか?が気になるところなので、年収の平均額について確認していきましょう。相場を調べてみた結果、力士の平均年収は235

刑務官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

法務省に属し、法務官管轄の刑事施設(主に刑務所)で働く刑務官。受刑者の刑務作業や私生活を指導し時には監視する業務が主となる刑務官は、受刑者の社会復帰のサポートをするという大きな責任が伴います。また、日常の受刑者の様々な変化などを日誌や報告書にまとめる事務作業も存在します。一般的に刑務所内での業務となるため閉鎖された空間での仕事で、心身共に忍耐が必要な刑務官は、一体どれくらいの給料で働いているのでしょうか。今回は、刑務官の収入について詳しく解説していきます。刑務官の平均年収は600万円が相場刑務官の平均年収は600万円です。月給の平均がおおよそ38万円です。平均年齢は41.4歳です。この平均値に

自衛隊の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

皆さんは、自衛隊っていくらぐらい給料を貰っているんだろう?と気になったことはありませんか?この記事では、陸上自衛隊経験のある筆者が、自衛隊員の年収や給料、ボーナスはどのように決まっているのか?を中心にご紹介していきます。少しでも多くの方の参考になれば幸いです。自衛隊の平均年収は640万円が相場自衛隊で自衛官として勤務に従事する場合、雇用形態は全て「特別国家公務員」となります。自衛隊の平均年収は「640万円」が相場となっています。次に、平均年収の構成要素について見ていきましょう。自衛隊の年収・給料の構成要素まずはじめに、自衛隊には大きく分けて「陸上自衛隊」「航空自衛隊」「海上自衛隊」の三つがあり

セラピストの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

年々需要が拡大しているセラピスト。そんなセラピストに憧れていても、セラピストは稼げるの?年収はどのくらい?などの疑問を抱えている方もいらっしゃると思います。そこで今回は、セラピストの年収・給料・ボーナスなどに関して徹底解説します!セラピストに興味がある人、目指してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。セラピストの平均年収は200万円~300万円が相場セラピストの平均年収は200万円~300万円が相場だと言われています。月収で換算してみると、おおよそ16万円~22万円になります。平均年収や月収だけ見ると、日本全体の平均年収よりもやや低い印象を受けます。しかしセラピストという職業柄からして、スキ

アロマセラピストの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

アロマセラピストとして働いてみたいと考えている方にとって、アロマセラピストの給料はどのぐらいなのか、アロマセラピストとして働く上でどうすれば年収が上がるのか、気になるところですよね。そこで今回は、アロマセラピストの平均年収や、年収の上げ方について紹介します。アロマセラピストの平均年収は250万円~300万円が相場アロマセラピストの平均年収は、250万円〜300万円が相場です。その他の業種と比較すると少し低いと感じる方も多いですが、あなた自身のスキルや経験を身につけることで、年収を上げることも可能です。基本的にはサロン勤務などが多いですが、中にはホテルでの派遣などで働いている方も多いです。しかし

海上保安官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

巡視船艇や航空機等に勤め「海の警察官」と呼ばれる海上保安官は、名前は知っているけど実態はよく分からないというような職業です。海の安全を守り、時には人命を守ることもある海上保安官という仕事は、一体どれくらいの年収なのでしょうか。金銭面が意外と知られていない海上保安官について、今回は解説していきます。この記事を読み海上保安官の収入について知ることで、海上保安官への興味関心が増すでしょう。海上保安官の平均年収は655万円が相場海上保安官の年収の相場の平均は655万円です。海上保安官は比較的業務が忙しく、また時には海難事故の救助など人命に関わる国家公務員のため、サラリーマンや他の業種に比べると年収は高

気象予報士の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

気象予報士は、どの程度年収が貰える仕事なのでしょうか。また、どのような企業に入社すれば高い年収を貰えるのでしょうか。これから気象予報士を目指そうとしている方や、現在の自分の年収が気象予報士の平均年収と比べてどの程度なのかを知りたい現役気象予報士の方は、ぜひ参考にしてみてください。年収・月給・ボーナスについては、独自に計算して算出しています。目安としてご参考にしてください。気象予報士の平均年収は約500万円が相場気象予報士の平均年収は、約500万円が相場です。日本の平均年収が約440万円ですので、平均よりも多く稼げる仕事と思って良いでしょう。しかしながら、気象予報士になるためには合格率約5%の国

心理カウンセラーの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

心理カウンセラーはストレスや悩みを抱えた人の相談を聞くお仕事で、ストレス社会と言われている現代においてとても重要な仕事です。心理カウンセラーと一口に言っても、実は様々な資格や種類があるのをご存知でしょうか。国家資格である公認心理師、教育関係で活躍する臨床心理士、職場で活躍する産業カウンセラーなど様々な種類があります。これらを総称して一般的に心理カウンセラーと呼びますが、心理カウンセラーの年収はどのくらいなのでしょうか。将来、心理カウンセラーになりたい人、お給料アップを目指している人は、ぜひ参考にしてくださいね。心理カウンセラーの平均年収は430万円が相場心理カウンセラーの平均年収は、430万円

お笑い芸人の年収を徹底解説|年収相場や主な4つの収入源

今や「将来就きたい職業」のランキング上位常連となった「お笑い芸人」。活躍の場は劇場公演やお笑いライブに留まらず、テレビでお笑い芸人を見ない日はありません。そんなお笑い芸人の年収はどのくらいなのか、また、どんなことが収入に繋がっているのか、今回はお笑い芸人のお金事情について徹底解説します。 お笑い芸人の平均年収の相場は? お笑い芸人と一口に言っても所属事務所によって年収は大幅に異なるため、ひとくくりで平均年収を挙げることは意外と困難です。というのも、仮に同じ事務所に所属している芸人でも、営業先がテレビやラジオといったメディアなのか、お笑いライブなどのオフラインの場はがメインなのかによって年収は大

表示準備中