アコムの年収【2024年最新版】(2ページ目)

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アコムの社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

またその他の役員の報酬については、社内取締役7名に対して総額1億7600万円で1人あたり2514万円、社内監査役1名に対して1900万円がそれぞれ支給されていました。

近年ではYoutubeやLINE等での広告の掲載等を行うことで認知拡大・好感度の向上にも努めているため、今後新規顧客が増加し役員の報酬も上昇すると予想できます。

競合他社とアコムの年収比較

アコムの競合会社として、アイフルアプラスフィナンシャル等が挙げられます。

それぞれの年収を見てみると、アコムは602万円、アイフルは554万円、アプラスフィナンシャルは547万円と、現時点では競合会社よりも年収が高いことが分かりました。

サービスの利便性を向上させることで利用率の増加にも成功しているため、今後更に平均年収が伸びていくと見込めます。

アコムの平均年収が高い理由

アコムの年収の高さの理由として、国内だけでなく海外にも積極的に事業を展開していることが挙げられます。

これまでにインドネシアやフィリピン等をはじめとしたアジア諸国にてサービスを提供しており、海外での収益も順調に増加しています。

そのため社員にもきちんと還元することができ、平均年収も高くなっていると考えられます。

アコムの事業内容

主な事業

アコムでは、主にローン・クレジットカード事業、信用保証事業、海外金融事業を行っています。

それぞれの事業内容を簡単に確認しておきましょう。

  • ローン・クレジットカード事業:個人を対象とした無担保の現金融資、クレジットカード事業
  • 信用保証事業:個人向け無担保ローンの保証業務、既存提携先での販売促進支援・債権管理等
  • 海外金融事業:Umay+ブランドでの無担保ローン事業、EASY BUYブランドでのインストールメントローン事業(個別信用購入あっせん事業)等

2020年度時点でローン事業の利用者数は158万9千件にもなりました。

今後はサービスの拡充に加え新規会員の獲得等にも注力していきます。

その他の事業

その他にもアコムでは債権管理回収事業に携わっており、金融機関からの債権の買い取り、債権の管理・回収等を行っています。

2019年度からは収益力の向上に尽力してきたため、事業も徐々に拡大されつつあります。

今後活躍の場面は更に増えると予想できます。

アコムの歴史

ここで、アコムのこれまでの歴史を簡単に見ていきましょう。

1936 創業者の木下政雄氏が兵庫県神戸市に繊維製品卸小売業の丸糸呉服店を開業する

1948 質屋業を始める

1951 社名を丸糸商店に変更する

1958 丸糸商店を繊維製品卸小売業の丸糸商店と質・金融業の丸糸に分離する

1970 日本で初めて現金自動販売機(貸付機)を開発する

1972 丸糸の社名をマルイトに変更する

1977 消費者金融業の日本消費者金融を設立する

1978 消費者金融業のアコムを設立する

1980 日本消費者金融の社名をエヌエスケイ信販に変更する

1992 エヌエスケイ信販を合併する

1994 東京証券取引所市場第二部に上場する

1996 東京証券取引所市場第一部に上場する

アコムが属する三菱UFJフィナンシャル・グループとは?

三菱UFJフィナンシャル・グループは、アコムをはじめとした三菱UFJ銀行、日立キャピタル、東京クレジットサービス等の企業が所属するグループです。

グループ企業では銀行業、証券業、リース業等の事業をそれぞれ展開しており、アコムは貸金・信用保証業務を担っています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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