七十七銀行の年収【2024年最新版】(2ページ目)

顧客に寄り添った事業を展開する大手地方銀行!求められる人材像は?選考までに準備しておくべき点も解説!


七十七銀行の社長や役員の年収

2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

またその他の役員の報酬については、社内取締役9名に対して総額3億7100万円で1人あたり4122万円が支給されていました。

このことから、取締役頭取の小林英文氏の報酬は4122万円以上1億円未満であると推測できます。

現在は新型コロナウイルスの影響を受けている顧客のサポートと並行して、東日本大震災での被害を受けた顧客に対しても引き続き支援を続けています。

経営改善・事業再生支援に向けてコンサルティングとして尽力する等、顧客に寄り添ったサービスを展開。

今後新型コロナウイルスが収束すると共に事業環境が改善され、収益をきちんと上げれば役員の報酬にも繋がると予想できます。

競合他社と七十七銀行の年収比較

七十七銀行の競合会社として、千葉銀行八十二銀行等が挙げられます。

それぞれの年収を比較すると、七十七銀行は697万円、千葉銀行は729万円、八十二銀行は672万円と、現時点では千葉銀行には及びませんでした。

しかし現在は「成長戦略」「地域経済活性化戦略」「生産性向上戦略」「ガバナンス戦略」に注力することで、更なる収益性の向上に努めています。

今後、中期経営計画に沿って事業を運営していくことで新規顧客の獲得にも繋がれば、業績もそれに伴い上昇し平均年収も徐々に伸びていくと期待できます。

七十七銀行の平均年収が高い理由

七十七銀行の年収の高さの理由として、地域に根差した経営に力を入れ顧客からの信頼を得ていることが挙げられます。

2018年からは中期経営計画「『For The Customer & For The Future 』 ~ベスト・コンサルティングバンク・プロジェクト~」を策定。

顧客のニーズや課題に沿ったソリューションを提供することにより顧客満足度の向上を図っています。

現在は新型コロナウイルスの影響を受け、地域の経済活動が低迷しているため、資金供給・事業計画の見直し等を通して顧客の事業のサポートに尽力。

それぞれの事業を取り巻く環境等を考慮した上で適切な支援をすることで顧客との間に確固たる信頼関係を築いていることが、平均年収の高さに繋がっていると考えられます。

七十七銀行が属する七十七銀行グループとは?

七十七銀行グループは、七十七リース、七十七信用保証、七十七カード、七十七キャピタル等の子会社8社から成り立つグループです。

グループ企業では、リース業務、信用保証業務、クレジットカード業務、ファンド運営業務、金融商品取引業務等、様々なサービスを展開しています。

七十七銀行の採用情報

七十七銀行では現在、新卒採用・キャリア採用がそれぞれ行われています。

募集職種や選考情報について詳しく確認していきましょう。

新卒採用

新卒採用では現在、フリーコース・エリアコースそれぞれで募集を行っています。

フリーコースでは転居を伴う転勤があり、エリアコースでは原則転居を伴う転勤はありません。

入社後一定期間が経過すればコース転換も可能となっていますが、自身がどのような働き方をしたいのかきちんと考えた上で応募しましょう。

採用学部・学科に特に制限はなく、これまでの採用実績は2018年で151名、2019年で135名、2020年で140名でした。

入行後は新入行員研究会として窓口対応・電話応対、ビジネスマナー、実務研修(融資業務・営業等)、企業訪問等で基礎を学ぶことになります。

導入教育や職場内研修、業務別研修等、段階的にきちんと基礎から研修が行われるので、しっかり金融知識を付けることができます。

新卒採用ページの「次世代の担い手を育てる」のページでは、研修制度・体制について詳しく知ることができるだけでなく実際に研修を受けた社員の方の感想も見ることが可能なので、しっかり目を通しておきましょう。

詳しい選考フローについては明らかではありませんが、過去に七十七銀行の選考を受けた方の口コミを確認すると、面接の他にもWEBテスト・グループディスカッション等が行われたとのことです。

WEBテストは一般的なSPIの問題がほとんどで、制限時間は約1時間です。

市販の本を活用すれば充分対策可能なレベルであるようなので、しっかり時間を割いて対策するようにしましょう。

また、グループディスカッションのテーマについては口外禁止とのことで把握できませんでしたが、6人1グループで約30分間テーマについて話し合いその後発表の流れであったとのことです。

どのようなテーマが課されるか分かりませんが、近年の業界の問題や動向を把握しておくことはもちろん、本やニュースにもきちんと目を向け情報収集をしておくと安心です。

キャリア採用

キャリア採用では現在、以下の職種の募集が行われています。

  • 銀行業務全般(銀行業務全般において専門的能力・経験を有する方)
  • 資産運用相談業務(信託・証券・投信)
  • コンサルティング業務
  • IT・システム関連業務
  • 七十七銀行所有不動産の管理・運営

どの職種も応募する上で実務経験が必須となります。

また、七十七銀行所有不動産の管理・運営職に関しては、1級または2級建築士や建築施工管理技術者等の資格が求められます。

希望する職種がある方は募集要項を確認の上、早め早めに応募する必要があります。

また、全職種共通して原則40歳までの方を募集しているとのことなので、注意しましょう。

応募は、履歴書及び職務経歴書を人事部まで郵送することで応募できます。

履歴書・職務経歴書を作成する上で注意する点は以下の通りです。

  • 履歴書:写真の貼付、連絡方法を明記すること
  • 職務経歴書:書式自由、経験職務・応募理由等を詳しく記入すること

書類選考に通過した場合、後日面接日について連絡が来るので、こまめにメール等を確認するようにしましょう。

七十七銀行で求められる人材像

七十七銀行が求める人材像を紐解くため、2021年に策定された「Vision 2030」を見てみると、「人材の育成」の項目には以下のように記載されていました。

「七十七グループが育む人材像」

  • 飽くなき向上心
  • 旺盛な挑戦力
  • 主体的な実行力
  • 豊かな人間力
  • 高い倫理観

「企業変革に資する人財」

  • 既成概念にとらわれない創造力、余人をもって代えられないオンリーワン

これらのことから七十七銀行では、未知の分野にも自ら積極的に取り組むことのできるバイタリティのある人材を求めていると推測できます。

選考の際には、これまでどのようなことに挑戦してきたか、入社後はどのように活躍したいか等を通して意欲をアピールしましょう。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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