ヤマトの年収【2024年最新版】(2ページ目)

気になる現在の事業の取り組みは?どんな人材が求められる?就活前に知っておくべきポイントもまとめて解説!


ヤマトの社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

またその他の役員の報酬については、社内取締役12名に対して総額1億5347万円で1人あたり1278万円、社内監査役1名に対して816万円がそれぞれ支給されていました。

このことから、代表取締役社長執行役員の町田豊氏の報酬は1278万円以上1億円未満であると推測できます。

現在は省エネルギー・省資源化・環境負荷の軽減にも注目し、付加価値の高い製品やサービスの提供に取り組んでいます。

持続可能な社会の実現に対する意識が高まっている昨今、これらの製品・サービスに対するニーズはどんどん高まってくると予想できるため、今後収益基盤は更に強化されると考えられます。

利益が増えるにつれ役員の報酬も少しずつ伸びていくかもしれません。

競合他社とヤマトの年収比較

ヤマトの競合会社として、ユアテックダイダン等が挙げられます。

それぞれの年収を確認すると、ヤマトは597万円、ユアテックは699万円、ダイダンは952万円と、現時点では競合会社には及びませんでした。

しかし現在は上下水道・温浴施設を対象とした水処理及び空気調和衛生等においての研究に力を入れて取り組んでおり、既に特許を2件取得。

その他にも空間浄化加湿システムの開発や省エネ運転に向けた制御システム・測定機器の開発等あらゆる分野で研究開発活動を行っているので、これらの研究結果等が実際に形になった暁には業績も一気に上昇すると推測できます。

年収の伸びしろはまだまだあると言っても過言ではないでしょう。

ヤマトの平均年収が高い理由

ヤマトの年収が高い理由の一つとして、どのような状況下であっても最善を尽くして事業を運営していることが挙げられます。

近年では新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け工事の一時中断等を余儀なくされ、事業を取り巻く環境も不安定になりました。

しかしその最中でも、独自の技術を活かした製品の開発やデジタル技術を駆使した生産システムの合理化等に注力。

臨機応変に事業を展開することができているため、その分一定の収益を確保することができ、社員にも還元できていると考えられます。

ヤマトが属するヤマトグループとは?

ヤマトグループは、大和メンテナンス、大和ビジネスサービス、ヤマト・イズミテクノス、サイエイヤマト、ロードステーション前橋上武等の企業が所属するグループです。

グループ企業では、電気設備工事・電気通信工事・電気計装工事等の施工・保守・点検・検査、建設業等の事業やサービスを手掛けています。

ヤマトの採用情報

ヤマトでは現在、新卒採用・中途採用をそれぞれ行っています。

各募集要項について詳しく見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用では現在、理工系・文科系それぞれで以下の職種の募集を行っています。

  • 理工系:施工管理(空調・冷蔵・水処理の設備工事及び建築工事)、設計・提案、商品・技術開発
  • 文科系:営業・技術提案、経営管理(経理・人事・総務・IT)

これまでの採用人数は、2018年で36名、2019年で28名、2020年で30名となっています。

新卒採用ページやリクナビには各職種の業務内容についての簡単な説明が記載されているので、職種選択で悩んでいる方は確認しておくと良いかもしれません。

同じく新卒採用ページの「社員インタビュー」のページでは、技術系社員及び営業・事務系社員の方の普段の業務内容やヤマトへの入社を決めた理由について等を知ることができます。

社員の方による様々な意見が載っているので、目を通しておくことで就職活動を行う上でのヒントにすることも可能です。

選考は、エントリー→会社説明会→筆記試験→個別会社訪問→面接の順で行われます。

選考についての詳しい体験談は残念ながら見られませんでしたが、ヤマトではインターンシップとして「1DAY仕事体験」も実施されています。

実際に企業ブースやヤマト朝倉工場を見学することができ、現場での施工管理業務を体験することはもちろん先輩社員から直接アドバイスを頂くことも可能。

インターンシップへの参加が決め手となり入社を決心した社員の方もいるとのことなので、ぜひ参加して実際の現場を自分の目で見るようにしましょう。

また現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、人数を制限し小規模で開催しているとのことです。

参加を希望する方は早めに応募し、体調管理を万全にして参加するようにしましょう。

中途採用

公式ホームページでの中途採用の募集は見られませんでしたが、転職サイトでは以下の職種の求人が掲載されています。

  • 空調施工管理
  • 水処理プラント施工管理
  • 建築施工管理
  • 土木施工管理
  • 電気設計(制御盤)

どの職種も学歴は不問とされていますが、実務経験が必須となります。

これまでにどのような経験を積みどんなスキルを得たのか、それらを活かしてヤマトにどう貢献することができるのか等、具体的に自身が培ってきた経験・スキルをアピールするようにしましょう。

また新卒採用ページ募集要項の「先輩社員の取得資格」の欄を見ると、社員の方がこれまでに取得した資格の種類として1級・2級建築士や1級・2級管工事施工管理技士、消防設備士(甲種1類)、1級・2級土木施工管理技士、浄化槽設備士等が挙げられていました。

上記の資格を既に取得している方や現在勉強しているという方は、それらについても話をすることで自身のスキルを客観的に示すことができるでしょう。

将来的にヤマトへの転職を考えているという方も、時間を見つけて上記の資格取得を目指すと良いかもしれません。

全て転職サイト上での募集となるので、気になる職種がある方は早めに応募し、求人を逃さないように注意しましょう。

ヤマトで求められる人材像

新卒採用ページの「求める人材像」の項目には、ヤマトでは「21世紀の建設産業にふさわしい人材」「新しいコトへのチャレンジを好む方」を求めるとありました。

また同ページには「例えば、建設市場のトレンドは『リニューアル』。お客様が建物リニューアルを通じて『求める価値』は何か?建物という"モノ"を通じて、お客様にとってのメリット("コト")を欲しているのではないか?」との文言も記載されています。

これらのことからヤマトでは、相手が求めていることを多角的に分析しあらゆる方法を駆使して実現することのできる人材を求めていると推測できます。

同時に向上心・好奇心等の有無も見られると考えられるので、選考の際には「コミュニケーションを取る時どのようなことに注意しているか」「ヤマトが今後更に活躍の場を広げていくためにどんなことが必要になると思うか」等についても話せると良いかもしれません。

また面接官の話は注意して耳を傾け、何を訊かれているか適切に判断して答えるようにしましょう。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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