日本郵船の年収【2024年最新版】(2ページ目)

ボーナスも高いって本当?役職に就くと年収はどうなる?日本郵船を徹底分析


日本郵船の社長や役員の年収

日本郵船の2018年度の有価証券報告書を参照すると、取締役の平均年収は約5100万円、監査役の平均年収は約2600万円、取締役の工藤泰三氏の年収は1憶500万円、同じく取締役の内藤忠顕氏の年収は1憶500万円となります。

競合他社と日本郵船の年収比較

日本郵船の競合他社と言えば、同じ海運業の共栄タンカー商船三井です。

共栄タンカーの平均年収は999万円と日本郵船よりも高いですが、商船三井は平均年収が943万円と日本郵船に比べると若干低いことが分かります。

日本郵船の平均年収が高い理由

では、どうして日本郵船の平均年収はこんなにも高いのでしょうか。

現在、世界的な景気回復により海運の業績も回復しているので、海運業である日本郵船もその影響を受け、従業員の平均年収も高くなっていると予想できます。

日本郵船の事業内容

主な事業

日本郵船は、定期船事業や航空運送事業、物流事業、不定期専用船事業、不動産業など様々な事業を展開しています。

定期船事業はコンテナ船部門とターミナル関連部門に分かれており、暮らしに必要不可欠な食料や日用品、電化製品などをコンテナ船で輸送したり、コンテナ船や自動車専用船、客船などのターミナル運営と荷役サービスを提供したりしています。

また物流事業では、グローバルな拠点間を結ぶネットワークを活用して倉庫や配送から海上・航空フォワーディングまで物流全体を最適化するサービスを提供しています。

その他の事業

日本郵船では他にも、安全で快適な船旅を楽しめる「飛鳥Ⅱ」などのクルーズ事業、船舶の運航や安全、環境、省エネをはじめ、物流技術分野全般に渡り最適なソリューションを提供するための研究開発なども行っています。

日本郵船の歴史

1885年に創業された日本郵船。そんな日本郵船の130年を超える長い歴史を簡単にご紹介します。

  • 1885年:郵便汽船三菱会社と共同運輸会社の合併により、日本郵船会社を設立する。
  • 1942年:日・英・米 外交官交換船差立。
  • 1962年:世界初の大型LPG専用船「ブリヂストン丸」を竣工する。
  • 1974年:東京大井ふ頭で日本郵船初の自営コンテナターミナルを開業する。
  • 1986年:長期経営ビジョン「NYK21」を策定する。
  • 1999年:定航部門、自動車輸送部門でISO9002認証を取得する。
  • 2008年:NYKグループ中期経営計画「New Horizon2010」を発表する。
  • 2016年:世界初のLNG燃料の自動車専用船を竣工する。

日本郵船が属する三菱グループとは?

日本郵船は、三菱グループで最初に誕生した企業でもあります。

三菱グループは日本郵船の他にも、三菱UFJ銀行や三菱マテリアル、キリンホールディングス、ニコン、明治安田生命保険などの有名企業が属しています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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