北海道電力の年収【2024年最新版】(3ページ目)

3年以内の離職率6.6%!北海道全域の電気の安定供給を行う電力会社!面接に向けて絶対に勉強しておくべきこととは!?


北海道電力の採用情報

北海道電力では通常、新卒採用を行っています。

中途採用として行われている随時採用と併せて募集職種や選考フローを見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用では、通例事務系職・技術系職とで募集を行っています。

入社後は新入社員導入教育を経た後、事務系職は営業やその他顧客と接する部署へ、技術系職は電力生産(発電)、流通(送電・変電・配電等)をはじめとした部署へそれぞれ配属となります。

事務系職は全学部・学科募集対象となりますが、技術系職は理工学系専攻(電気・電子・物理・情報・通信・機械・原子力・土木・建築等)の方が対象となるので注意しましょう。

選考フローは詳しくは明らかではありませんが、プレエントリー→マイページのID発行→エントリー→面接となるようです。

過去に面接を受けた方の口コミによると、面接は一次面接~三次面接まで実施されたようなので、しっかり準備して臨みましょう。

随時採用

随時採用では、以下の職種で募集が行われています。

  • 事務系職(営業部門、用地部門、総務部門、経理部門、資材部門、人事労務部門等)
  • 技術系職(火力部門、原子力部門、水力部門等)
  • 新規事業開発における戦略企画・運営管理担当職
  • 再生可能エネルギー発電事業に関する検討・立案・実施担当職
  • エネルギーサービスプロバイダ事業の実務担当職
  • LNG事業の実務担当職
  • 燃料調達の実務担当職
  • 資機材調達の実務担当職

事務系職・技術系職に関しては35歳未満であることが求められるので、希望する方は早めに応募するようにしましょう。

また、自動車運転免許(ATまたはMT)や英語力が求められる職種もあるので、北海道電力への転職を視野に入れている方はしっかり目を通しておく必要があるでしょう。

応募方法は、履歴書・職務経歴書・志望理由書の三つを人事労務部まで郵送することで応募ができます。

書類ごとに用紙の大きさ・枚数や記載しておくべきこと等が細かく決まっているため、必ず随時採用ページを確認した上で作成しましょう。

北海道電力で求められる人材像

北海道電力の採用ページには、求める人材像について以下のように記載されていました。

  • 自ら考え自ら行動する人:自分の頭でゼロから考え、それを行動に移せる
  • 新たな時代を勝ち抜く専門能力を具備した人:他の追随を許さないほどの専門能力を備えている、多様な見方や考え方を備え大きな流れを把握できる
  • 信頼と共感を得ることのできる人:多くの方々に支えられているという『感謝の気持ち』を常に忘れず、あらゆる面において、法令や社会のルール、様々な規則を守る

ほくでんグループの経営理念として「人間尊重・地域への寄与・効率的経営」を掲げていることからも、北海道電力では思考力・行動力・専門性を持ち、他を尊重し誠実に接することで自らも信頼される人材を求めていると考えて良いでしょう。

北海道電力に就職、転職するためには?

北海道電力の面接では、電力会社のことや電力業界が今後向き合うべき課題についてとても深く訊かれます。

これまでのことはもちろん、問題に対して今後どうしていくべきか等自身の中で考えをきちんと持っておきましょう。

過去の面接での質問内容は以下の通りです。

  • 日本のエネルギーについてどのように考えているか
  • 電力自由化、原子力発電についてどのように考えているか
  • 北海道電力の将来像について
  • 北海道電力に入社後何がやりたいか

また、専攻について等も深く問われるので、学生時代にどんなことを一生懸命行ってきたか等しっかり振り返っておきましょう。

北海道電力の従業員数・平均年齢・勤続年数の推移

従業員数の推移

従業員数推移(北海道電力と上場企業平均)

北海道電力 上場企業平均
2019年 5,285人 1,035人
2018年 5,284人 1,071人
2017年 5,389人 1,042人
2016年 5,383人 1,055人
2015年 5,407人 1,055人

北海道電力の従業員数は2019年で5,285人と、1年前と比べて1人の増加となりました。

全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。

次に北海道電力と同じ電気・ガス業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が4,847人なので、それと比較しても多い規模の人数というのが分かります。

平均年齢の推移

平均年齢推移(北海道電力と上場企業平均)

北海道電力 上場企業平均
2019年 41.3歳 41歳
2018年 41.3歳 41歳
2017年 41.6歳 40歳
2016年 41.8歳 40歳
2015年 42.0歳 40歳

北海道電力の平均年齢は2019年で41.3歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。

平均年齢を同じ電気・ガス業界内で比較してみました。業界平均が42歳のため、業界内で見ても若い水準となります。

平均勤続年数の推移

平均勤続年数推移(北海道電力と上場企業平均)

北海道電力 上場企業平均
2019年 20.8年 12年
2018年 20.9年 13年
2017年 21.1年 13年
2016年 21.5年 13年
2015年 20.8年 13年

北海道電力の平均勤続年数は2019年で20.8年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。

平均勤続年数も同じ電気・ガス業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が18.0年のため、業界内で見ても長い水準となります。

北海道電力の業績推移

北海道電力が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。

※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。

売上・経常利益と成長率

売上

売上成長率(前期比)

経常利益

売上 経常利益
2019年3月期 7212.8億円 262.9億円
2018年3月期 7031.9億円 132.0億円
2017年3月期 6771.4億円 58.4億円
2016年3月期 6957.2億円 212.4億円
2015年3月期 6639.3億円 -87.6億円

まず、北海道電力と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。

2019年3月期の売上は、北海道電力が7212.8億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。北海道電力の売上は平均と比べて高い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、北海道電力が2.6%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。

従業員一人あたり売上の推移

北海道電力 上場企業平均
2019年3月期 1.4億円 1.1億
2018年3月期 1.3億円 9064万
2017年3月期 1.3億円 9022万
2016年3月期 1.3億円 9416万
2015年3月期 1.2億円 9870万

次に、北海道電力と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。

2019年3月期で見ると、北海道電力は1.4億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため北海道電力は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。

従業員一人あたり経常利益の推移

北海道電力 上場企業平均
2019年3月期 497万円 788万
2018年3月期 250万円 731万
2017年3月期 108万円 741万
2016年3月期 395万円 672万
2015年3月期 -162万円 689万

「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、北海道電力は497万円、上場企業平均が788万円となっています。

企業データ

会社名
北海道電力株式会社
設立年月日
1951年5月1日
所在地
札幌市中央区大通東1−2
エリア
公式サイト
業界・業種
代表者名
藤井 裕
上場市場
東証1部、札幌
上場年月日
1951年8月

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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