ミツバの年収【2024年最新版】(2ページ目)

世界シェアトップクラスの製品も多数展開する大手自動車部品メーカー!直近の業績の傾向は?就活前に知っておきたい選考内容も解説!


ミツバの社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。

またその他の役員の報酬については、社内取締役7名に対して総額6000万円で1人あたり857万円、社内監査役3名に対して総額1600万円で1人あたり533万円がそれぞれ支給されていました。

このことから、代表取締役社長の北田勝義氏の報酬は533万円以上1億円未満であると推測できます。

現時点でルーフモーターや二輪スターターモーター、フロントワイパーシステム等、世界でもトップクラスのシェアを誇る製品を多数保有しており、今後更にグローバルに事業を展開することも意識しています。

顧客基盤を国内外で広げながら独自の技術で顧客をサポートすることにより収益基盤も拡大すると考えられるため、役員の報酬の伸びしろもまだまだあると言えます。

競合他社とミツバの年収比較

ミツバの競合会社として、新電元工業等が挙げられます。

それぞれの年収を確認すると、ミツバは578万円、新電元工業は796万円と、現時点では競合会社には及びませんでした。

しかし近年では次世代自動車の普及に伴い増加すると予想できる顧客のニーズに応えられるよう、走行時の安全や乗員の保護等を実現することのできる製品の開発に力を入れて取り組んでいます。

地球環境負荷の低い製品の開発も視野に入れているため、今後これらが実際に製品として世に輩出された際には売り上げが伸び業績も上昇すると見込めます。

少しずつ競合会社との差を縮めていく可能性は充分あると言って良いでしょう。

ミツバの平均年収が高い理由

2017年から2019年にかけてのミツバの売り上げ・経常利益の推移を確認すると、売り上げは2017年で1469.4億円、2018年で1447.8億円、2019年で1445.4億円でした。

また経常利益は2017年で94.1億円、2018年で125.9億円、2019年で39.6億円と、売り上げ・経常利益共に現時点では下降傾向にあることが分かりました。

近年では新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け製品の売り上げが落ち込んだこと等が業績に響いたと考えられますが、売り上げに関しては1400億円以上を維持していることから現時点での業績は安定していると言って良いでしょう。

今後は将来的なニーズを意識した製品や技術の開発に取り組み、更なる事業の拡大を目指していく予定です。

常に先を見据えながら事業を展開しているため収益を確保することができ、社員にも還元できていると言えます。

ミツバが属するミツバグループとは?

ミツバグループは、タツミ、東日本ダイカスト工業、モミモ、両毛システムズ、ミツバサンコーワ等の子会社47社・関連会社4社から構成されるグループです。

グループ企業では、冷鍛・圧造・精密機械加工部品の製造販売やアルミダイカスト部品の製造、ソフトウェアの開発及びシステムの販売、自動車部品や関連応用商品の開発・販売等、あらゆる事業を展開しています。

ミツバの採用情報

ミツバでは現在、新卒採用・キャリア採用がそれぞれ行われています。

各募集職種や選考について詳しく見ていきましょう。

新卒採用

新卒採用では現在、技術系職種・事務系職種の募集を行っており、入社後は以下の職種に配属される予定です。

  • 技術系職種:設計・実験・生産技術・研究・電子技術・技術開発・品質管理・生産企画等
  • 事務系職種:営業・購買・生産管理・経理・総務・人事・法務等

採用予定人数は技術系職種で約40名、事務系職種で約5名とのことです。

応募する上で学部・学科や専攻等による制限は特にないようですが、文系出身の方も技術系職種に応募することができるかどうか定かではないので、興味がある方は予め採用担当者まで問い合わせる必要があります。

各職種の業務内容については、新卒採用ページの「職種紹介」で簡単に紹介されています。

同ページでは社員の方のインタビュー動画も見ることができるので、併せて確認しておくことで職種に対する理解をより深めることができるでしょう。

選考は、会社説明会→書類選考・WEBテスト→人事面接→一次面接→性格・適性診断(PAT診断)→二次面接の順で進みます。

人事面接では個人面接が、一次面接では課長クラスによる集団または個人面接が、二次面接では部長クラスによる個人面接がそれぞれ行われる予定です。

感染症対策のため選考フローが一部変更になる可能性もあるので注意しましょう。

また過去に選考を受けた方の口コミによると、テストでは言語・数理・論理・英語等の問題が出題されたとのこと。

難易度も非常に高く時間が足りなかったとの声も複数見られたので、事前に充分対策しておく必要があると言えます。

早い内から就職活動に向けての準備を始め、当日に臨みましょう。

キャリア採用

キャリア採用では現在、公式ホームページにて以下の職種の募集が行われています。

勤務地が本社地区または仙台地区かによって募集されている職種が異なるため、注意しながら確認していきましょう。

本社地区

  • 新規ビジネス企画
  • 法務
  • 経理
  • 購買・調達
  • ECUの開発
  • 電子制御システム開発
  • ソフト開発
  • 回路設計
  • 評価・試験 等

仙台地区

  • 新規ビジネス企画
  • ソフト開発
  • システム設計

キャリア採用ページには各職種で活かせる経験等についても記載されています。

これまでに培ってきた経験やスキルを自身の希望する職種でどのように活かすことができるかきちんと確認し、選考の際に充分アピールしましょう。

また現時点で希望する職種の募集がないという方も、自身のスキル・経験に合った職種やポジションがあった場合に連絡を貰える「キャリア登録」をすることが可能です。

キャリア採用ページの登録フォームから自身の情報を登録することができるので、希望する方は早い内に登録しましょう。

ミツバで求められる人材像

ミツバでは行動理念として「夢」「挑戦」「スピード」の三つを掲げており、それぞれで以下のことを大切にしています。

  • 夢:「信頼の構築」「新しい価値の提案」
  • 挑戦:「当事者としての自覚」「自発的な成長」「チームワークの発揮」
  • スピード:「技術・技能の研鑚」「三直三現」「継続的な改善」

これらのことからミツバでは、選考を通して上昇志向・チャレンジ精神・創造性・プロ意識・協調性・自主性等を持っているかを重視していると推測できます。

面接の際には「これまでにどのようなことに挑戦してきたか」「自身を高めるために現在どのような努力をしているか」「壁にぶつかった時どのように切り替えているか」「集団で何かを成し遂げた経験について、またその際に自ら工夫したことについて」等のエピソードに基づき、自身のこれまでの生き方やそこから形成された価値観・強みをアピールすると良いでしょう。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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