ルネサスエレクトロニクスの年収【2024年最新版】(2ページ目)

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ルネサスエレクトロニクスの社長や役員の年収

2019年度の有価証券報告書によると、代表取締役会長の鶴丸哲哉氏の報酬は1億1100万円、代表取締役社長兼CEOの柴田英利氏は1億1400万円でした。

また、2019年度6月で退任してしまいましたが、当時の社長兼最高経営責任者の呉文精氏も3億1400万円の報酬を得ています。

その他の役員の報酬に関しては、社内取締役3名に対して総額5億4000万円で1人あたり1億8000万円支給されていました。

事業も順調であることから、今後更に役員らの報酬は上昇していくでしょう。

競合他社とルネサスエレクトロニクスの年収比較

ルネサスエレクトロニクスの競合として、東京エレクトロンTDKが挙げられます。

競合の年収を見てみると、東京エレクトロンは1272万円、TDKは794万円となっています。

ルネサスエレクトロニクスは773万円なので、東京エレクトロンよりも約449万円、TDKよりも約21万円程現段階では低いことが分かりました。

自動車の自動運転化に伴い製品のニーズが高まっていることから、年収の伸びしろはまだまだあると言えます。

ルネサスエレクトロニクスの平均年収が高い理由

ルネサスエレクトロニクスの売り上げを見てみると、2017年では6832.7億円、2018年では6312.2億円、2019年では5543.1億円でした。

やや下降傾向ではありますが、5000億円以上の売り上げがあることから事業は順調であり、社員の年収も高くなっていると言えます。

自動運転向けのシステムを数々開発する等、時代のニーズに合わせた事業を行っていることからも、今後年収が上昇していくと考えられます。

ルネサスエレクトロニクスの事業内容

主な事業

ルネサスエレクトロニクスでは、自動車向け事業を中心に行っており、主に車載制御用半導体や車載情報機器向け半導体等の製造販売をします。

車載制御用半導体は自動車のエンジンや車体に、車載情報機器向け半導体はカーナビゲーション等に活用されています。

近年では自動車の自動運転化に伴い、「サラウンドビュー」や「コグニティブ」等の先進運転支援システムを開発。

障害物を検知し自動的に停止できるため、近い将来これらのシステムが搭載された自動車が活躍すると期待されています。

その他の事業

その他にも、ルネサスエレクトロニクスでは産業・インフラ・IoT向け事業も手掛けます。

産業・インフラ・IoT向け事業では、ドライブ機器、コントローラ、通信機器や、情報通信ネットワーク等あらゆる製品・サービスを提供しています。

設備投資を行い体制を整えたため、今後更に生産能力が高まり、新たな製品も開発されるでしょう。

ルネサスエレクトロニクスの歴史

ここで、ルネサスエレクトロニクスの歴史を見てみましょう。

2002 NECを分社化しNECエレクトロニクスを設立する

2003 日立製作所と三菱電機が事業を分社・統合しルネサステクノロジを設立する

NECエレクトロニクスが東京証券取引所市場第一部に上場する

2010 ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが合併し、社名をルネサスエレクトロニクスとする

2013 代表取締役社長に鶴丸哲哉氏が就任する

2019 柴田英利氏が代表取締役社長兼CEOに就任する

ルネサスエレクトロニクスが属するルネサスエレクトロニクスグループとは?

ルネサスエレクトロニクスグループは、国内4社、海外83社の子会社で構成されるグループです。

グループ全体で各種半導体の開発や製造販売を行い、サービスを提供しています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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